206cc　s16　ブレーキフルード交換

猛暑でどうしようか迷ったんですが、明日から雨みたいなので強行して交換しました。

タイヤを付けたまま出来ないこともないんですけど、作業しにくいので1輪ずつタイヤを外してフルード交換します。

まずは、
フルードタンクキャップをあけて中にあるごみ混入防止の網のフィルターを取り外します。ドライバーなど使ってテコの原理で徐々に持ち上げて取り外します。

古いフルードをスポイド、または注射器の先にチューブホースを付けたもので抜き取ります。

抜き終わったら新しいフルードをいっぱいまで注いでおきます。

※画像はフルードを入れやすくするためにペットボトルをじょうごにしてます。

ジャッキアップしてタイヤ外します。

画像の場所がブレーキフルードを抜き出す場所です。
ゴムキャップが被ってます
キャップを外してそこにある六角ナットに８ｍｍのメガネレンチを先に掛けておきます。

抜き取り用のホースを差して付けます。

私が使っているのは　ストレートのワンウェイバルブの付いてるものです。￥2.000-ほどで売ってます。

ワンウェイバルブとは一定方向にしか液体が流れない（逆流しない）バルブのことです。

ブリーダプラグに差す先端はこんな風にゴムになっていてギュっと押してつけるだけ。

ホースを取り付けたら８ｍｍのメガネレンチを反時計回りに９０℃ほど回します。

あとは、ブレーキペダルを１０～１５回ほど踏み込みを繰り返すと黄色くなった劣化したフルードがタンクに抜けてきます。
真新しいフルードはほぼ透明なのでブリーダーホースに透明なフルードが入れ替わるまでが目安です。

※ブレーキフルードタンクが空にならないようにフルードを継ぎ足しながら。空にしてしまうと空気がホース内に入ってしまいます。

交換終わったら、８ｍｍナットを締めて（締めすぎるとフルード漏れを起こすので　締めてナットが止まってから
キュッと閉める程度でＯＫ）５Nmほどで。
キャップして終了。

左リアのブリーダープラグ位置はココです。

４輪すべて完了。

特に変化あるわけではないですが、予防整備って感じです。

本当の目的はブレーキフルードタンク共通にされているクラッチのレリーズシリンダーのフルードを同じように入れ替えしたかったのですが。
出来ませんでした。

ネットで検索していてクラッチのブリーダーのナットは９ｍｍでした、って見つけたので「あ、９ｍｍレンチあるし」って作業し始めたんですがどうもナットに掛からない。１０ｍｍかけても掛からない、１２ｍｍ掛けるとスポット入る。
ネットのどこかで１１ｍｍという情報も見た記憶が。
どうも９ｍｍじゃなくて１１ｍｍなのもあるようですね。１１ｍｍレンチは持ってませんｗ　終了。