オイルセパレーター（PCVバルブ）交換

エンジンオイル漏れとの関連でオイルセパレーター（PCVパルプシステム）が正常に作動していない可能性があると判断して交換に踏み切りました。

今回は純正品やOEM品ではなくアフターマーケット品にしました。FCP EUROで販売されているDANSKブランドのものですが、PorscheのOEM部品を多数供給していてレビューも良いです。価格も安い（５２米ドル）です。
純正対応品番は06H103495AH。06H103495A 06H103495Eと互換。
　

作業はカンタンでした。イグニッションコイルのコネクターを外し、イグニッションコイルの３、４番を抜いてから、ホースとセパレーターを留めているＴ３０ボルトを計１０本外します。オイルセパレーターから２本のホースを外します。

ちなみに、純正品番は06H103495A、Hengst社製でした。

インマニに繋がるブリーザーホースを外した際、大量のオイルが流れ出てきました。原理的にはオイルセパレーター内でブローバイガスとオイルを分離させた後ブローバイガスのみがこのホースからインマニに入るはずなのでセパレーターが正常に作動していないですね。

オイルセパレーターを外し、パーツクリーナーを吹いたショップタオルでガスケット面を入念に拭き取りました。

それにしても汚いですね。ブローバイが抜けにくかった影響でしょうか。

新旧比較。ガスケットとバルブの色以外は同じ構造ですね。上が新品。

ブリーザーホースのボルト１本とセパレーターのボルト９本を締めてイグニッションコイルを戻します。締付トルクは１１Nmのようですが感覚でトルクレンチを使わずに締め付け。３０分程度の作業で済みました。

試走後、問題ないことを確認して作業完了です。