キーシリンダー回らず修理作業

2020/3/17 19時30分　ハンドルロック状態からキーシリンダー回らずエンジンがかからないと言う故障が発生しました。通常ハンドルロックの解除方法はステアリングを左右に振りながらキーを回す。と言う手順で解除できるのですがなぜか出来ない、、1時間格闘し諦めてJAFを呼んで救助を要請しました。

私の見立てではPレンジの検出が上手くいっていないか、キーシリンダーの摩耗による不具合か、ハンドルロックの機構に問題があると思っていたのですが、Pレンジの検出はハンドルロックには関係無く、ただ単にキーを差した状態じゃ無いとシフトレンジが動かせないと言うだけの代物でした。ハンドルロックの機構に関してはハンドルロックがかかっている時点で正常だろうとJAFの人に言われました。となるとキーシリンダーの摩耗によりハンドルロック解除用のピンがすり減っていてロックが解除されないか、キーが摩耗していてハンドルロックのピンを押し出せていないかの2択に絞られました。

これがロック機構の図面です。非常に構造は
、メカ的で簡単なのですがこれがすり減ってしまっていては気合でどうこうなる話では無いそうです。ならばこの溝にはまるポッチを一時的に取り外してしまえば暫定的ではあるが車は動かせるのでは無いか？とも考えたのですが防犯の観点から一度はめたら折って入れるようなピンで固定してあるため破壊しない限りは取り外し出来ないそうです。

とりあえず動かなければただの鉄の塊なので
、JAFでディーラーまで運びます。15Kmまで無料なのですが15kmを超えると1kmごとに700円かかるそうなので自分の入っている任意保険を使って差額を払ってもらいます。等級は下がらないそうです。あと保険会社の契約によりけりなのですがレンタカーも最大15日出るとの事なのでとりあえずは大丈夫そうですが、今週は仕事場までチャリ通になる事が確定しました。古い車に乗るのは楽じゃないねと実感した瞬間でした。鍵の原理は良い資料があったので添付しておきます。

ディーラーの診断によるとやはりキーシリンダーの摩耗による現象であることが分かりました。シリンダーないのピンの戻りが渋い時がありシリンダー全交換工賃込みで5万円の選択肢と、プッシュスタート式にするという2つの選択肢があるみたいです。もちろんシリンダー交換はシリンダー、と左右のドア鍵、トランク鍵、キーレスのこうかんです。

プッシュスタート式は鍵を入れた状態で鍵を折り入れてからボタンを追加するという方法みたいです。

部品の供給が運良くあったので早速交換してもらうことにしました。やはりシリンダーの摩耗によるもので間違いないみたいです。年式の古い車それも足車に多い症状らしくシリンダー内部のぴんのもどりが悪いと上手く機能しないみたいです。この症状は潤滑油を吹いてからシリンダーを叩くとピンが戻り治るみたいなのですがその場しのぎかつまたいつ起こるかわからないとのことで交換しました
。

トランクの鍵の方がよくわかります。このプレートのようなものが鍵を挿すと揃って鍵がまわります。
今回の作業に関する記録はR34オーナーの助けになれば良いなと書いているので悪用は厳禁です。