クラッチペダルすっぽ抜け&対処方法
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
N-tecの強化クラッチペダルをDで取り付けてもらったあと、ドライブに行ってクラッチフィーリングを堪能してました。
交差点の左折時、シフトダウンしようとクラッチを踏んだらバコッという音とともにクラッチペダルが奥まで抜け、戻ってこなくなりました。
クラッチペダルとクラッチマスターの接続が外れてしまったと即分かったので、惰性でノロノロ左折したあと、車を安全な場所まで押して対処しました。
2
写真は対処後。見づらいですが、クラッチペダルを下側から見た写真です。
赤丸のところで、クラッチペダルとクラッチマスターが結合されています。クラッチペダルから出ているピンにクラッチマスターのロッド部分が被さるようにして固定する構造ですが、これがまるっと外れてしまっていました。
対処方法としては嵌め直すだけなんですが、
素手では固くて戻せなかった(非力w)ので、積んでいたメガネレンチの柄をステアリングシャフトとクラッチマスターの間に入れてテコの原理で押し込みました。
再度外れるとかなり厄介なので、応急処置として結束バンドで抜けないようにクラッチペダルとクラッチマスターを固定しました。
この後心配で何回か確認しましたが、外れる気配はありませんでした。
3
今回、交差点でクラッチが機能しなくなるという大ピンチ(?)となりましたが、以下の幸運が重なったため事故に繋がることもなく、10分程度で処置完了、ドライブに復帰できました。皆様も応急処置の際はくれぐれも安全にお気をつけ下さい。トラブル発生を事故に繋げてしまっては元も子もありません。
例えトラブル発生の原因が自分ではなくても、トラブル発生後の行動は全て自分の責任です。
★ピンチから救ってくれた奇跡達★
・シフトダウン操作中に発生したため、奇跡的にギアがNに入っていた
→クラッチペダルとクラッチマスターが外れると当然ですがクラッチが切れなくなるため、ギアが入っているときに発生していたら応急処置をするまで行動不能不能なのでかなり厄介でした。
・交差点でトラブル発生したものの、左折時でしかも平地だったため退避が容易で、左折した少し先にちょうど1台停車できるスペースがあった
→これは本当にラッキーでした。登り坂や高速道路で発生したらほんとにピンチですw
・たまたま免許持ちの友人を乗せていたので、友人にハンドルを任せて車を安全な場所まで押すことができた
・もともとDIYでのクラッチペダル交換を検討していたため、クラッチペダルとクラッチマスターの固定方法を知っていた
→お陰でパニックにならずに済みました。応急処置もすぐできたので、走行に関連するパーツの作業を依頼する時は、パーツリストや整備書、実物を眺めるなどして
脱着方法を知っておいた方がいいかもですね。
・外れた時に、クラッチマスターの固定部が破損しなかった
→ここが壊れたらもうアウト、応急処置不能でレッカーですw
・工具や結束バンドなどを予め車に積んでいた
→これは幸運じゃなくて備えの大切さの話ですねw
もともとある程度の工具を工具箱に入れて車載していたのが役に立ちました。マーチの場合、後席を畳めば運転席からすぐトランクにアクセスできるのも助かりました。
4
更に幸運な事(?)に、クラッチペダルの作業は完全にDにお任せ(=自分は新車時から一切触っていない)ため、全てDの責任と言い張ることができます。
自分がDに持ち込んだN-tecの強化クラッチペダルに原因がないことが大前提ですが、純正とN-tecは形状が同一なのが明らかなので問題にはならないはず。
(Dには依頼時に「N-tecのペダルは純正と同一形状っす」と伝えてしまっているので、万一取り付け部の形が違うなどすれば自責になってしまいますw)
原因として考えられるのは作業ミス(クラッチマスターのロッドを最後まで差し込まなかった?)か、「一度外すと爪が変形する等の理由で、クラッチペダルからクラッチマスターを脱着するとクラッチマスターのロッドが抜けやすくなる」みたいな理由のどちらかです。
前者なら作業後に自分でチェックすれば済む(もちろん文句はつけますがw)ものの、後者だとクラッチマスターを新品に変えろとゴネる必要が出てくるので、前者だといいなあ。
Dには現物を確認してもらう事になったので、
進展があればまた更新します。
整備ですらない長文すみません。
どこかで誰かのお役に立てれば良いのですが。
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