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2022年04月12日 イイね!

自宅にホームシアターを作る(プロジェクター編)

自宅にホームシアターを作る(プロジェクター編)「自宅にホームシアターを作る」の今回はプロジェクター編です。

AVの始まりは、14インチブラウン管TVから始まり、25インチブラウン管TV、ソニーのプロフィールを使ってきました。

当時、ソニーのプロフィールは非常に高画質でマスターモニターレベルと言われており、とにかく発色が綺麗で素晴らしいモニターでした。

ブラウン管式のTVの他にリアプロジェクションTVもありましたね。あれ、本当に欲しかったですよ。明るいリビングで見えづらいとか欠点はありましたが、あの画面の大きさは魅力的でした、、、、

ここでは、TVやモニターではなく、今まで使ったプロジェクターについて書いてみたいと思います。

1995年頃と記憶しています、低価格の液晶プロジェクターがシャープから登場しました。 
XV-P3と言うプロジェクターですが、当時20万ちょっとで100インチが実現できると言う事で、発表されてすぐに購入しました。



スペック的には30万画素の単板式で水平解像度は350本と言う、発売当時でも低スペックでした。

画素数が30万画素(現在の4kプロジェクターは830万画素とも言われています。)しかないので格子状の画素が見えまくりで、お世辞にも高画質などと言えるものではありませんでした、

でも、当時はs端子とビデオ端子しかなく、繋ぐ機器と言ってもビデオデッキ程度なので、そもそも画質云々言えるものではなかったかと思います。
ただ、低価格で4:3 100インチの迫力は何にも替え難く、個人的は非常に満足して使っていました。

P3を使っていて1年程度で、ランプ切れが発生し、修理後にしばらくしてまたのランプ切れ、、、、、

シャープのサービスから「何かの不良はあるが、原因が特定できないので、差額を払ってくれれば上級機種に交換しますよ。」と言う、今では考えられない様な神対応を頂き、20万近く差額を払って、XV-Z4000と言う液晶プロジェクターに買い替えました。

こちらは3板式の92万画素でP3と比較して画素が見えずらい(笑)

斜めの直線がP3だとギザギザ、z4000だと大体直線に見える感じです。



とは言っても、まだこの時はS端子とビデオ端子の世代です。
それでもこのプロジェクターは非常に明るく、アニメ等を見るには最高だった記憶があります。


Z4000でしばらく映画を楽しんでいたものの、心の中では「いつかは3管式プロジェクター」を
目標に100円貯金(笑)をしていましたが、友人から連絡があって「会社の3管プロジェクターを廃棄するけどいる?」と連絡が入り、もちろん「yes」です。

もらったのはこの3管式プロジェクターなのですがパナソニックのOEMでビクターのプロジェクターでした。



3管式プロジェクターは内部に小さなブラウン管が3本入っており重量も約40kgと非常に重たいプロジェクターです。

床置きでもいいのですが、やっぱり天井に吊りたいという事で、屋根裏に入ってプロジェクターのステーを梁に固定、地震でも耐えられるよう、DIYして天吊りは完了、今度は画像をスクリーン上で合わせるのが、困難を極めました。
RGBの3つのビームをスクリーン上で寸分の狂いも無い様に電気的に調整(レジストレーション調整といいます。)するのが本当に大変でした。

結局、友人の会社でもレジスト調整が出来ず、メンテが大変過ぎて、液晶プロジェクターに変えたそうです。

このプロジェクターも例に漏れず、レジストレーション合わせが本当に厄介で調整をしっかり行なっても、数ヶ月で微妙にズレてきます。
ズレると映像自体の輪郭に色がはみ出した様に映るので、気になって気になって映画に集中できたもんじゃありません。

この一連の調整の難しさが3管式の難点であり、重さとあわせて普及しなかった最大の要因かと思います。

でもレジストレーションがぴったり合うと、TV画面をそのまま引き伸ばしたような、素晴らしい映像を体感ができます。

ただ、この時は、525本(480iとか525iと呼ばれてますね。)の水平解像度だったので、プロジェクターでは走査線と走査線の間が隙間の様になっていて高画質と呼べるものではありませんでした。(詳細は長くなるので省きます)

使用途中からHDに近い環境が整い始め、ラインダブラーと言う走査線と走査線の間を補完する機器が出始め、(要はプログレッシブスキャンの事で、480pとか525pと呼ばれているものですね)走査線の見えない映像は感動しかありませんでした。

頂き物のプロジェクターを使っていましたが、やっぱり、しっかりした3管式プロジェクターが欲しいと思い、ソニーのVPH-D50QJ(通称ドルフィン)を購入しました。
本当はもう1ランク上のG70が欲しかったのですが重量が80kg近くあり、流石に頭の上に80kgの物がぶら下がってるのも気持ち悪く、D50で我慢です。

この頃になるとインターフェイスボードを海外から取り寄せてHDMI入力ができる様に改造したりとHD環境が整いました。



この時になると3管の調整は朝飯前、レジストがずれてボケボケの映像になっても、すぐに修正できるスキルは身につけました。

やはり3管式の映像は液晶の様にカリカリの高画質と言うのではなく、ラインが柔らかい高画質と言うんでしょうか、液晶プロジェクターでは表現できない良さと言うのがあります。
レースゲームなんかやっても遅延なんて一切ありませんしね。

ただ、これもブラウン管を使っている以上、画面焼けが起こります。

D50も画面焼けが発生してきたのと、画像ムラも出てくる様になりました。
上級機のG70に買い替えようかと思いましたが、既に時代は3管式プロジェクターなど、過去の遺産、、、
液晶プロジェクターしか選択肢がなく、ビクターのDLA-X30を購入しました。




当然この頃は全てフルHD対応機で、このX30は普及機ではありましたが、非常に良い絵を出してくれました。

液晶プロジェクターのイメージといえばP3やZ4000のイメージがあり、3管式の足元にも及ばないだろうと思っていましたが、3管式を超えている場面も多くありました。

なんと言っても1番は調整が簡単だと言うこと、レジストズレなど起きず、ポン置きで調整要らずで最高画質が得られ、かつ軽量であると言うのは大きな驚きでした。

確かに、早い動きや斜めにパンする映像などでは、遅れが目立つ、ラインがギザギザになる等3管式の絵に慣れている私としては「あれっ」と感じる事がありましたが、3管式が過去の遺物となったのはわかる気がしました。

X30から数年経ち、時代は新たに2kから4kへと変わり、ブルーレイからウルトラHDへと変化してきました。

何度も買い替えようとは思っていましたが、そこら辺の映像スペックも細く追加されている時期であり、導入見送りが続いていましたが、いよいよ4k/60p入力に対応したVPL-VW255を購入しました。



いや、このプロジェクターも素晴らしいです。
ネイティブ4kパネルを使っており、ここに入る映像信号は4kにアプコンされて出力されるので、何を観ても綺麗に映ります。

でもSD画質のものは4kになっても良くはありませんが、、、

3D映画もたまに観るので、3D映像も4k化してくれるのは嬉しいですね。

それと4kコンテンツ不足と言われていますが、YouTubeの4k、8k映像は非常に充実しており、観るに困りません。

非常に高細密な素晴らしい映像を楽しむことができます。

YouTubeで公開されている、4k映像の一部です。





スクリーンに映った映像を写真に撮っただけです。
ほぼ無調整でも、この位の映像が出せるのですから、技術の進歩は凄いと思います。
(実際はもっと鮮明です。)

次は8kや12kと言われていますが、どこまで映像の技術革新は続くのでしょうかね。

音声フォーマットと合わせて将来が楽しみです。

最後までお読み頂きありがとうございました。








Posted at 2022/04/12 19:52:09 | コメント(1) | トラックバック(0)
2022年04月08日 イイね!

自宅にホームシアターを作る(アンプ編)

自宅にホームシアターを作る(アンプ編)前回はスピーカー編でしたので、今回は、スピーカーをドライブするアンプについて書いてみたいと思います。

基本、私の耳はとても鈍感で、よくオーディオ評論で書かれている、接続ケーブルや電源ケーブルを変えて「透き通るような音になった」などの評論を見かけますが、私自身はそういった”違いが全くわからない男”であると言うのが前提で書いています。(笑)

一応、電源ケーブル1本に数万円の物を使った事もありましたが、純正と比較して何も違いがわからなかった事から、そういった小物にお金をかけるのは一切やめました。

けど、そういったものを否定するつもりもありません。

分かる人には分かるのがこの世界の楽しみでもありますので、、、

これらアンプの以外にも、まだ使った事のあるプリメインアンプもありますが、忘れた物もあるので、記憶にあるものだけ書いています。

高校時代は、当時、お約束の高校受験合格時に親から買って貰った、トリオのステレオ(2ch)のAUX(外部入力)にベーターマックスを繋いで、バック・トウ・ザ・フューチャーを見てから、その迫力に圧倒され、AVの世界に足を突っ込む事になりますが、高校時代は金がないので、上記2chのまま過ごし、大学時代にバイトした金で購入したのがこのアンプNEC AV−251です。





もっと言うと、これはAVアンプと言うよりもサラウンドプロセッサーで要はプリアンプのようなものでした。
ですから別にパワーアンプ等が無いと音が出ないものです。

既存のアンプにもう1台プリメインアンプを買ってフロント2chのリア2ch 計4chで一番最初のドルビーサラウンドの環境ができました。

当時はNECもオーディオには力を入れており、A10という素晴らしいアンプも作っていましたね。

段々とNECのサラウンドプロセッサーでは物足りなくなり、新しい音声フォーマットの「ドルビープロロジック」が登場、それに対応するため購入したのがヤマハ DSP-2000です。





ヤマハのDSPプログラムは非常に素晴らしく、70mmアドベンチャーという音場モードは映画のダイナミックさを表現するに最適な音場でした。

この頃から5.1chとなり、ヤマハはDSP用にフロントプレゼンススピーカーも使う構成でしたので、メインスピーカーの上に小型スピーカーを追加して7.1chの構成となりました。

結婚して環境が変わり、実家ではなく、社宅に住む様になりましたが、AV熱は冷める事はなく、スペース的に無駄のないAVアンプを購入しました。これがヤマハAVX-2200DSPです。
(今までは別途、アンプを追加して鳴らしていました。)





このアンプはアナログ最後のAVアンプで、「ドルビープロロジック」までですが、音場プログラムも増え、音楽を聴いても、映画を観ても、臨場感や迫力があり、ライブビデオとかは最高だった記憶があります。

時代は変わって、VHSビデオから、DVDに変わり、アナログからデジタルへの変換期に入り、「ドルビーデジタル」という新しい音声フォーマットが増えました。
それと忘れてならないのは「dts」フォーマットが誕生したこと、、、、
当時、ドルビーはフィルムの音声トラックに記録し、dtsは音声トラックをCDに収録する方法のため、圧倒的にダイナミックレンジが広いという事で「dts」の方が迫力マシマシで、これらの新しいフォーマットに対応するため、DSP–A1に買い替えました。





このA1も非常に素晴らしく、特にシネマDSPの効果は絶大で、もうこれからずっとヤマハのAVアンプでいいやと思っていました。

しかしながら、音楽再生時にメインスピーカーのS3100をAVアンプで鳴らせてるのか?と言う試行錯誤の時期もありまして、JBLにはマッキントッシュのアンプだべ!と言う事でMC7270と言うパワーアンプを購入、メインSPはこのマッキンのアンプ経由で鳴らしていた時期もありました。





ブルーアイと呼ばれる青いパワーメーターの中で針がピクピク動いているのを見るだけでも楽しめましたし、このパワーアンプを加えた事で、より一層メインが鳴ってくれる様になりました。

この組み合わせでしばらく使っていましたが、SACDやDTS96/24と言う新しい規格、またルーカスフイルムが提唱しているTHXウルトラ2と言う規格にも対応、かつ、自動音場補正機能が初めて付いたアンプと言う事でパイオニア VSA-AX10と言うアンプを購入しました。





この時すでに、7.1chの環境はできており、マルチチャンネルで鳴らす難しさを痛感していて、それを自動で音場補正してくれるとはなんと素晴らしい事でしょう!
とハヤる気持ちを抑えつつ自動セッティングしてみたものの、、、、補正された音は私の好みに全く合わな〜い、迫力もな〜い、全然好みに合わず1ヶ月で売っ払いました。


次は失敗する訳にはいかないので、情報収集しつつ、購入したのは、SONYのTA-DA9000ESです。
このアンプはフルデジタルアンプとして世に出されたもので、パワーもあって、デジタルアンプと言う事で音の鮮度も素晴らしく、もう最高でした。

高域は非常にクリア、38cmウーファーも軽々とドライブする、とても良く鳴るアンプでした。





もし機会があれば、もう1度所有したいです。

自動音場補正はありませんが、そんなのなくてもイケイケの音でS3100も今まで無い位に鳴ってくれていました。

本当に素晴らしいアンプだと思います。

この時にフロントサラウンドスピーカーを追加するのがこのアンプの売りでもあり、この時点で室内は9.1chとなりました。

このド級アンプを最後にソニーも高級機を出すのをやめちゃいましたね。非常に残念です。
ESシリーズはCDプレイヤーをはじめ、素晴らしい機器が一杯あるんですけどね。

9000ESに何の不満もなく使っていましたが、リアから音が出なくなる故障が発生し、新しいアンプを購入する必要があったのと、ブルーレイディスク登場により、新音声フォーマットのドルビーTrueHD、DTS-HDマスターオーディオに対応するため、パイオニアのエントリーモデルであった SC-LX56を買いました。





前回のアンプがデジタルアンプで非常に好みの音でしたので、同じくクラスDのデジタルアンプのこれを購入しましたが、ソニーとは物量の違いか、はたまた、音作りの違いかはわかりませんが、、、、パイオニアは自分にとって綺麗すぎる音なんですね。

あまり好みではありませんでしたが、我慢して使ってみる事にしました。

ここから数年経ち、現在のドルビーアトモスを代表とする、イマーシブサウンド(高さも含んだ立体音響の事)の音声フォーマットが発表されました。

今度は天井にスピーカーを取り付ける必要があるとの事、、、、さすがに、一般向けには厳しいだろうと、様子を見ていたらそれなりに盛り上がっている様子、「マッドマックス 怒りのデスロード」をIMAXで観て、ドルビーアトモスって中々イイね!と言う事で、天井に付けるスピーカーが6本までいける(通常は4本)デノンのAVC-X8500Hを購入し、現在の7.1.6chに至っています。





デノンのアンプを使うのは初めてで、デジタルアンプではありませんが、ほぼ満足しています。

音声は、アトモス以外にDTS:X、Auro-3D、IMAXエンハンスドに対応していますが、ほぼアトモス以外使いませんし、音場の自動補正もセッティングはしますが結局は、パラメータをいじって、自分好みの音に変えています。

当分はこのアンプを使っていく事になるでしょう。

新しい音声フォーマットが出る度に、AVアンプを買い替えていましたが、ドルビーアトモスで行き着くとこまで行った様な気がします。

これから、どんな音声フォーマットが出てくるんでしょうね。

環境を変えるのは骨が折れますが、それがちょっぴり楽しみだったりもします。

※先日、ヤマハが「Dolby Atoms for cars」って30個のスピーカーを車内に埋め込み、全席で立体音響が楽しめると言う技術発表がなされた様ですね。22年に量産だそうです。
スピーカー30個を車内にとは、いやはや、なんとも、、、、、、

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回はプロジェクター編です。

Posted at 2022/04/08 00:29:00 | コメント(5) | トラックバック(0)

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