診断機の使い方 CVTフルード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
CVTフルードの交換はサービスマニュアルでは、初回8万キロ、以降6万キロごと(シビアコンディションは4万キロごと)となっているが、今年の車検で7年目・5万キロに入るので、そろそろ交換。
赤丸がドレンプラグ。ソケットレンチの3/8インチのヘッドがピッタリ。
青丸がレベル調整用のチェックボルト。14mm。
2
交換はCVTフルードの温度が60度以上で行う。RK5後期型はレベルゲージも無く、温度管理しながらの交換が必要なので、ちょっとめんどくさい。
だんだん、欧州車並みになってきた。
診断機を繋ぎ、システム選択メニューから "AT" を選択。
"テストモードメニュー" から、"データリスト" を選択。
CVTフルードの温度をモニタリングする。
簡易的な要領書では、"電動ファンが2回動くのが目安" との事だが、外気温11度では動かない…。
水温計は85度で安定し、CVTフルードの温度は徐々にしか上がらない。
温度が高い方が抜け易いので、その辺を走り回りCVTフルードの温度を上げる。
水温:85度、CVTフルード:78度。
3
ソケットレンチでドレンプラグを緩めて抜く。
フィラープラグを抜くと、ドバっと出てくるので注意。
約3リットル抜けた。真っ黒だ。
因みに、サービスマニュアルでは、
交換時:2.8リットル
分解整備時:7.4リットル
4
ドレンプラグのマグネットに付いている鉄粉。
パーツクリーナーで掃除。
5
フィラーキャップはこちら。
刺さってるだけ。
CVTフルードの種類のタグが付いている。
この車両はHCF-2だ。(RK5後期型)
6
このままでは入れ難いので、ペットボトルと適当なホースでアダプターを作る。
抜けた分だけCVTフルードを入れる。
7
CVTフルードの温度を確認する。
一時的に30度程度に下がるのでエンジンを始動し暖機運転する。
徐々に温度が上がってくるので60度を確認しエンジンを停止。
診断機の "テストモードメニュー" から、"各種テスト" を選択。
”CVT電動オイルポンプ強制駆動" を選択しエア抜きとCVTフルードの循環を行う。
約60秒程度動作させる。
8
もう一度ドレンプラグからCVTフルードを抜き、以上の手順をもう一度行う。
エア抜きが終わったら、エンジンを始動。CVTフルードの温度は60度以上だ。
セレクトレバーを各ポジション約3秒待機しながらシフト操作しエンジンを停止する。
素早くチェックボルトを外しCVTフルードをオーバーフローさせる。
オバーフローしてこなければ、CVTフルードを足す。
垂れなくなればOKだ。
因みに診断機が無い場合のエア抜きは、
①電動ファンが2回動作するまで暖機運転する
②ドライブで5km/h以上で走行し停車
③アイドリングストップが動作し、15秒以上エンジンが停止すればOK
④15秒以上停止しなければ、再度①から
走行距離:50,488km
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