ミスファイアエラー対策

最近、エンジン回転数を4000回転以上回すと、高確率でチェックランプ（黄色）が点灯する症状に見舞われいて、頭を悩まされていました。

MHDの診断では、チェックランプが点灯すると、29CF（3番ミスファイア）と時々6番のミスファイアが表示されていました。
チェックランプ点灯後はアイドリングはバラついて不安定になります。
その後、エンジンを切って再度かけ直すと不具合は収まり、通常のアイドリングに戻るという感じです。高負荷時以外は至って普通の状態です。

疑わしきは、表示の通り3番、6番のイグニションコイルの不良不具合ですが、スパークプラグの不具合や、ブーストプレッシャーセンサー、Tmapセンサーの汚れか故障なども考えられた為、その辺りに照準を絞って作業してみました。

まずは、大元イグニションコイル（ハイスパークイグニションコイル）を2本新調し、入れ替えてプラグの清掃をしました。（プラグは目視では正常な焼け具合。ハイスパークIGコイルは2年程度使用。）
2本同時に2年で逝くかなと、疑念も残ります。

エラーコードはブン回した時のみ発生する為、コイル交換して組み直し、試走して、またバラしてセンサーの作業という流れが工数的にムダで面倒だったので、続けてセンサー類の交換、洗浄をすることにしました。

チャージパイプのブーストセンサーは、新品OEMに交換しました。
カプラーの差し込みの向きが下から差し込む形状になっており、作業性が悪かったので、（爪が見えない、手が入りづらい）次回以降の整備性を考え、カプラーの向きを逆にして取り付けました。配線にもテンションがかからない範囲で取り付けられました。

入れ替えたのは、セントピアで購入したHELLA製です。

インマニ後方に付いているTmapセンサーは、センサー部の汚れが特段酷く、ドロドロな状態でしたので、エレクトロニッククリーナーの代用で接点復活剤とパーツクリーナーの力技で洗浄しました。精密機器の為、このやり方はオススメはできません💦
mapセンサーは新品が手に入らなかったので、特に念入りに洗浄しておきました。

組み付け後、テストの為6000回転以上何度か回しましたが、エラーは出ず正常に戻りました。

結論、エラーの原因となったのがコイル自体の不良だったのか、センサー類の不調だったのかは同時作業の為、分かりませんでしたが、色々鑑みるとmapセンサーの汚れ過ぎで正常な信号を送れなかった事が原因だったのではと思います。

チェックランプ関係のエラーは、原因が間接的に作用してる場合もあるので難しいです。
念の為、外したコイルは予備として残しておくことにします。
次回コイル交換時に答え合わせが出来る予定です。