342,430km ステアリングシャフト・P/Sホース整備
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
以前から、ステアリングに時折、コンコンと伝わる感触があり、今秋に交換期限が来る冷却水とP/Sフルードのタイミングを待って、原因の一つと思われるインタミシャフト(ステアリングシャフト)のグリス補充とP/Sホースの一部取替を実施しました。
まずは右フェンダー上のエアクリケース、インマニホース、ウォッシャータンク類を外します。
2
ATFクーラーホースを閉塞、ラジエーターホースと共に切り離した後、ラジエーター本体を取り外し。
AT車の場合は2本のクーラー用ホースを、それぞれ空いたパイプ側に差し込んでおくと、ホースに栓をする手間が省けます。
3
ラジエターは新品に交換後、4年と約2.5万キロを経過していますが、フィンの下部に虫の死骸等が少々ある程度で、前回のような土埃等の詰まりは皆無でした。異物は掃除機で吸い取って清掃しました。
4
新車時から流用のブラケットは、錆びやすい下部を補修、再塗装。
5
隙間を埋める耐熱スポンジは新調しました。
6
インタミシャフトの脱着にあたり、コラム部の樹脂カバーを取り外し後、コンビネーションスイッチ関係のコネクタを切り離します。
狭隘な箇所なので外すのに、ちょっと苦労するかもです。
※ステアリングハンドルは外す必要はありませんでした。
7
ステアリングシャフトASSY全体を固定している、コラムのステー部2本、足元の固定ボルト4本を外します。
8
P/Sギャボックス側にあるシャフトのダストカバーを取り外して、ユニバーサルジョイントを固定しているボルトを緩めます。ボルトはフェンダーエプロンを捲って横方向からアクセス出来ます。
9
運転席のステアリングハンドルを持って引き抜くと、シャフトがユニバーサルジョイントのスプライン部から抜けます。
10
根元のジョイントも緩めて、シャフト単体を取り出すつもりでしたが、固着しているのか、手で掴んで引いても抜けてくれず、この状態で整備することにしました。
11
普段、工具が入らないフレーム上面を地金が出るまで磨いて再塗装。
12
ブーレーキパイプが載っている手前付近も、遮熱板を取り外して。
13
シャフトも見た目がボロくなっていたので、簡単に再塗装しました。
14
スプラインには、ハブベアリングに使用したワコーズの赤グリスを。
ブーツ、ダストカバー、取付ステーは新調しました。部品代はランクル60から共通品なので至極安価です。
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逆順で組み付けて、最後はギャボックス側の奥までユニバーサルジョイントが嵌っていることを確認して、ジョイントのボルトを締めます。
16
並行して、P/S油圧ホースの交換に取り掛かったんですが...。
17
ポンプ側のボルトが硬くて緩まず。
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インパクトでもダメで、無理をすると壊れる予感しかしない。
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ここは大人しく、タンク側ホースの交換に留めました。今後の検討事項ですね。
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せっかく緩めたギャボックス側のパイプユニオンを締め付け(残)。
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ついでに、純正はストックに回したいので、末交換だった右コーナーランプを社外品に。
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全てを戻して、クーラント、P/Sオイルを注入すれば作業完了です。ここまで、連休を挟んで、少しづつ進めて5日の作業でした(疲)。
試走後、ハンドルの遊びの動きがスムーズになり、気になっていた音も解消したようです。(タイロッドのガタや調整不足、ハブのガタ等が原因で同様の症状が出る場合もあります。)
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