Chibimal SVのブログ一覧

最近になって通勤でＡＺ-1を使うようになり、避けて通れないのが真冬の走行( ´△｀) ＡＢＳも無いあのピーキーなＭＲで凍結路面を安全に走るには、ちゃんとしたスタッドレスが必要不可欠かと。そして来月は車検。車検用のホイールに付いてるスタッドレスは溝があるだけでもう死んでるので、車検&冬用として、新品スタッドレスを注文すべく、昔よくお世話になったタイヤ屋さんへ。こんな真夏にスタッドレスの注文なんて季節外れもいいとこですが、すんなりやってくれました。そして店内には私が若かりし頃描いたイラストをいまだに飾ってくれていました( ´∀｀)

ここからはまた昔話。ちょうど20年程前、保険屋をやる傍ら、仕事としてエアブラシやペイントアートで食っていけないか模索していた頃。このタイヤ屋さんの先代の社長さんがシャッターに絵を描かせてくれたんです。勿論こんな大きなキャンバスに絵を描いた事もなければ(高校の体育祭くらい)シャッターみたいな凸凹も初めてです。でもせっかく場所を提供してくれて、お金まで出す、なんて言って貰えたら何がなんでもやって期待に応えるしかありません。店内に飾ってくれていた絵が元々の原画。B5サイズ位です。それを2メートル超四方に拡大しなければなりません。

そこでバランスを保ったまま拡大する為に、スライド映写機を市の福祉センターから借りてきました。本当は商売目的では貸してくれないので、『お楽しみ会に使いたい』等と適当な事を言って借りた覚えがあります(笑)原画を写真に撮ってスライドにプリントして、夜暗くなったら作業開始。輪郭線だけトレース出来れば映写機の任務は完了。寒かったけど一人お楽しみ会でした(笑) キャンバスがシャッターの為、営業中はほとんど作業が出来ません。閉めてたらお客さん来ませんからね(^o^;) 定休日と閉店後に集中して何度も通って描いた覚えがあります。材料は缶スプレーと、またまたタミヤのコンパクトなエアブラシ(ラジコンのバッテリーで動くコンプレッサー)そして水性ホビーカラー。現場でカラーを調合する為、油性のタミヤカラーより水性ホビーカラーの方が都合が良かったんです。
偶然にもお店が北向きなのと、シャッター故に絵が出てくるのは閉店後の夜なので、20年以上経った今現在もほとんど色褪せていませんでした。人間の方はすっかりオジサンになったというのに(笑)