1か月ほど前の事ですが、今年は奮発して6年ぶりにアメリカに遊びに行ってきた。
レンタカー借りて8日間2700kmの旅。
ひたすら直線の道がどんだけでも続く。
クルマは初日から “OIL Change”の表示が点きっぱなしだが、そんなのお構いなし。なにせ調子が良い。
でも、私の感覚は日に日に鈍くなって行く。
7日目のこと。
写真の直線は先端が丘になっていて見通しが良い。思わず距離を測ってしまった。
目視できる部分だけで12マイルもあった。
先端の丘を越えたところで、シェリフがパトカーを道端に止めてこちらを見ている。
慌てて急ブレーキ。
パトカーの目の前を通り過ぎる頃には、相当スピードダウンしていたのでやり過ごせるか?と一瞬甘い考えが頭をよぎったが、シェリフは左手の人差し指1本で私を呼び寄せた。
日本なら狭い場所に、スピード測る人間、旗振って止める人間、種類書く人間、逃げる車を追うために待機している人間、そしてマイクロバスと大がかり且つ流れ作業だが、アメリカではひとりで全てをやっていた。
しかも道端に堂々とパトカーを横付けして、すぐに追うなんて素振りも無く、指1本のみですっごい余裕を感じてしまった。
でも、こちらが逃げようモノなら、ムキになり、体当たり有り、しまいには銃も使ってくるのでは?と考え即停止。
70マイルのところ93マイル。海外で初めて捕まった。
Posted at 2011/06/04 23:53:01 | |
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