ホワイトレタータイヤ　GOODYEAR EAGLE #1 NASCAR 215/60/R17

以前からホワイトレターをどうしても入れたかったのですが、描くと頻繁に塗り足しするのが大変という話を聞いていたので、車検のタイミングで思い切ってタイヤごと替えてみました。

ノーマル状態でタイヤをそのまま組み換えましたが、特別な加工は必要なく、普通に組み換えるだけで問題なく装着できました。
(空気圧の設定次第でかなり丸みが出るタイヤらしいので、車高やインセット次第では、文字部分がツラからはみ出したり、ハンドルを切るとフェンダーやルームに干渉する恐れがあります。すでに車高やホイールをカスタムしている方は注意。)

The Beetle純正タイヤのサイズは215/55/R17なのですが、ぴったりサイズのホワイトレタータイヤはなかなかありません。
商用トラック・バン向けのLT(ライトトラック)規格でホワイトレタータイヤがいくつかあるのですが、比較的近いサイズで215/60/R17が使えそうだったので、メーカーと文字の好みでGOODYEAR EAGLE#1 NASCARを選びました。

大きな注意点はふたつ
・外径が大きくなるので特性を把握しておくこと
(速度計・距離換算の表示に約3.5%の誤差が発生し、実際は速度計表示より速いスピードで走ってしまうので、スピード違反注意)
・LT規格のタイヤは空気圧設定が普通車用のタイヤと大きく異なる上、メーカーでは普通車使用を想定した数値は策定していないため、本来の純正タイヤの指定空気圧・ロードインデックスを把握した上で、タイヤ1本あたりの荷重指数を計算して自分の車に合った空気圧を探す必要がある。

ちなみに私はグッドイヤー本社まで問い合わせました（笑）
純正装着タイヤ215/55/R17 94W、指定空気圧が230kPaの場合、タイヤ1本当たり625kgの荷重指数が導き出せるので、EAGLE #1 NASCAR 215/60/R17 C 109/107Rに逆算すると、260kPaの空気圧でタイヤ1本当たり636kgの荷重指数を得ることができるとのお答えを頂きました。
グッドイヤーさんありがとうございますー(ﾟ∀ﾟ)

◎メリット
・見た目がレーシーで迫力満点
・純正タイヤより外径が23mm大きいので、フェンダーとタイヤの隙間が1cm程度埋まって良い感じのバランスになる(車高上がってるのに下げたように見える)
・肉厚タイヤなのでふわふわで乗り心地が良くなる
・大きいホイールを履かなくても、15〜17インチの小さいホイールの方が逆に肉厚感が出てサマになる
・ロードインデックス値が107〜109(純正は94)と高く、耐荷能力・耐久性が高い

×デメリット
・LT規格のタイヤは貨物運搬用で乗用車向けではないため、空気圧の設定が大幅に違い(本来は350〜415kPa指定)、本来の純正タイヤの指定空気圧・ロードインデックス・タイヤ1本あたりの荷重指数を把握した上で、改めて自分の車に合った空気圧を計算する必要がある。
(私の場合は260kPaが望ましいと思われます)
・シンプルなトレッドパターンでグリップが弱め
・雨の日に滑りやすい
・スピードレンジの限界が170km/h(純正は270km/h)
・外径が大きくなった分、1cm程度車高が上がる
・車高を落とす場合は、干渉やツラ合わせのクリアランスがさらにシビアになる(場合によってはオーバーフェンダーとスペーサーが必要になる)
・速度計表示より3.5%程度、実際のスピードが上がるのでスピード違反注意(車検には通る範囲です)