ブレーキローター＆パッド交換　①

ローターの固着で2回ストップした為、今回で終わったので交換始めます。

タイヤを外します。
一応、油圧ジャッキとウマの２つでサポート固定しました。

三か所でキャリパー、ローターが外せます。
硬いので、手持ち以外の12.7角のスピナーハンドルを使う事になりました。
詳細を下に載せます。

上側のキャリパー固定ボルトです。
17ｍｍのディープタイプのソケットで緩めます。
ストラットのボルトに触れて回せないからです。
長めでもブレーキホースをやらないように掛け方は大事になります。
後から外した方が良いです。

下側のキャリパー固定ボルトです。

上側と同じ17ｍｍのソケットで緩めます。
外すと少し下に落ちてくるので、こちらを先に外し、後で上側を外すとキャリパーを支えられるので、こちらを先に外した方が効率良いです。

一発目の緩めはこの17mmの組み合わせが良いかと思います。

先にピストン戻しで新品ブレーキパッドに対応させるためにピストンを戻しました。
ピストン戻しは半回転か一回転ずつ、ブレーキオイル上昇を確認しながら、あふれる前に少量抜いていき、計３回抜きました。
終わったら、家にあった空箱で、ブレーキホースに負担掛からないようキャリパーを置きました。
今回は針金などの吊るしは上手くいかないので、箱置き方法に変えました。

取り外したローターの表面です。
これの固着にだいぶやられて作業ストップでした。
ローター抜きのボルトが途中までは入りましたが、もう少しのところで、ボルトの頭だけが回ってしまい即中断、ボルト回収。
後日、錆が酷く少し改善で久々のタップでネジ山を回復、奥まではどうしても届かないので、どうなるか・・・
後日、諦めてローターだけお店でやってもらうところでしたが、近所のショップでボルトによる固着解除とハンマー叩きで私でも行えるところまでになりました。
後日、今回の交換で叩くだけで簡単に取り外せました。
ガレージ・レグさんありがとうございます。

取り外したローターのアップです。
厚みに段差が出来ていて、11万キロの割にはパッド接着面が掘れています。
手で触るとよく分かる状態です。

取り外したローターの裏側です。
いっぱい、CRCを打ち、叩いてやっとの解除。
当たりのムラも見えます。

ローター脱着直後です。
この後、真鍮ブラシで汚れのみを削り落として、固着低減で綺麗にしました。
両側ともに行ったので、今後はマシになるでしょう。