CO7専用リヤゲートプロテクターの制作
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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CO7用のリヤゲートプロテクターを自作しましたので、工作の過程を記録しておきます。
ただ、なかなか思い通りの仕上がりにならなかった失敗の記録でもあるので、このやり方で作るといいですよ?とお勧めするものではありません。むしろ、やるなら全て自己責任で、もっと別な素材と工作方法で作った方がいいんじゃないかと思いますので、最初にお断りしておきます。🙇🏻♂️
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躯体の素材は家にあったスタイロフォームを使いました。
ア.厚さ25mmのスタイロフォームをカッターで切り出し、角を直角に整えます。
イ.2枚の板をボンドスーパー多用途で接着して細長い形を作ります。
ウ.ゲートに布ガムテープで貼り付け、裏側から直接型取りします。結構な力技😅
エ.やり始めて初めて実感するゲートの湾曲具合。このキツイ曲率が最後まで頭を悩ませる原因となりました😭
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オ.型取ったとおりにカッターで形を切り出します。
カ.スタイロフォームの表面はスタイロフォームで磨くとキレイに整います。
キ.この段階でゲートに合わせて様子を見ます。最初はフォレスター純正に似たこの形で考えていたんですが・・・💦
ク.問題発生!赤い矢印の部分はゲートが縦方向にくの字形に湾曲していて埋まらない隙間ができてしまいます。
4
ケ.元々のゲートのデザインは最大限生かして写真のようなアウトラインに決定。
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コ.ここからは楽しいカーヴィンクの時間。
サ.中央部だけ薄くしたのはバンパーのラインと合わせるためです。
シ.斜辺の角度は無塗装のクラッディング部分に揃えてカット!
この辺りまでは最終的にゴム素材で作ろうと思っていたのですが、かなり重くなりそうだということが分かってきました💧
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ス.スタイロフォームによる原型完成!この時が一番キレイだった🤣
セ.そのままだと形が崩れてくる為、表面をコートして強度を上げる作業に入ります。写真は実験の様子。使ったのはDAISOのUVレジン液(300円)です。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/3010324/car/2623063/6881488/note.aspx
以前、CO7OC5周年記念ステッカーを100均レジン液でエンブレム加工したことがありました。エンジンの熱で結構熱くなるフェンダーに貼り付けたのですが、その後2ヶ月経っても劣化やトラブルはなし😳「レジン、けっこう丈夫なんじゃね?安く手に入るし😅」ということで採用してみました。柔軟性・可塑性があり、後で形を整えられる点も都合が良かったかな🤔ノコギリで等間隔にスリットを入れ、そこだけレジンを厚くして軽量化と強度を両立させ、さらに材料費を節約しよう❗️という目論見も思った以上に上手くいったんじゃないかと😅💦
ソ.スタイロフォームの表面をレジンでコートする工程は、最後に想定されていた塗装への耐性を確保する為にも必須でした。写真で分かるように、コートしていないスタイロフォームAはスプレー缶の塗料で溶けて凹んでいます。それに対して一度だけ薄塗りしたBでもかなりガードはしてくれていますし、厚く盛り上げてヤスリがけしたCは表面もキレイで塗料の食いつきもバッチリ👍🏻これでいけるかな⁉︎と判断した次第です💧
タ.まずは裏面から3回コートしました。塗布して硬化させた後、平滑になるよう耐水ペーパーで水研ぎする工程を繰り返します。レジンの厚みは手の親指の爪くらいになったかな❗️👍🏻
UVレジンは室内のLEDだけだと何日経っても固まらないくせに、太陽光(紫外線)に当てるとものの5分で硬化するおもしろい素材でした🌞🧏🏻♂️そのかわり毎度屋外で硬化させなければならないことになり、後でこっそり後悔💧。暑いし❗️🥵面倒くせー❗️🌞🧏🏽♂️
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チ.ツ.地道にコツコツと休日を使って作業を進めます。雨天でも窓辺に出しておくと30分くらいで硬化するあたり、まったく紫外線ってヤツは‼️🌞🧏🏾♂️
ノコギリ🪚で切ったスリットには写真のようにマスキングしてレジン液を圧入しました。チューブの口金を押し付けてぎゅーっと押し出すと、レジン液が中まで入っていく様子が見えるのでちょっと楽しかった🤗硬化させる時もマスキングをしたままで陽に当てればカチコチになります。まったく紫外線ってヤツは🌞🧏🏿♂️
テ.途中、夜間に作業ができたらイイなと思い、UVライトを購入してみましたが、波長が395nmだったので使えず😩まったく固まりましぇーん❗️😅
ト.左上部にペインティングナイフや自作のヘラが見えます。これらを使ってなるべく平らで厚い塗膜になるようレジンを置いていきました。気泡をつぶしたり細かい部分の塗布には爪楊枝が一番便利だったかな!🤔
何となくノウハウが分かりかけたところで中央部分完成。レジンは完全に硬化するとUVライトの光を当てた時に光ります。
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フ.脱脂した後、気泡を消したかったのでプラサフをかけました。ん?バンパープライマーの方が良かったか??と思ったのは全て終わった後のこと😅まあ、しっかり定着してくれているのは分かるので良しとしましょう。💦
へ.ホ.800番の耐水ペーパーで水研ぎします。見た感じでは平滑だった部分もかなり波打ちがあったのがよくわかりますね〜😅
マ.薄く2回目のプラサフがけして、いざ本番の塗装へ❗️
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ミ.ここで最大の失敗?が・・・。
なるべく強靭な塗膜が欲しいと思い、買ってきたのがホルツのウレタンコート樹脂塗料 タフウレタン マットブラック 320ml MH11623でした。お値段も通常のスプレー缶の3倍❗️😲
https://www.holts.co.jp/prods-detail/?spo=s_on&id=1866
確かに塗膜は通常の塗料とは比べ物にならない強靭さです。手の爪にベッタリ付いた塗料が1週間経ってもまだ取れずに残ってるくらいですから😳
ム.ところがこれがなかなか神経質な塗料でして・・・💦 2液性なので使い始めたら6時間以内に使い切らなければならないし😭、その上、塗りにくい❗️残量が半分くらいになってからは、少し缶を傾けただけで塗料が出なくなったのには心底参りました😵
メ.オタオタしながら塗り終わった時には気分は限りなくブルー🤦🏻♂️。ヒートガンが使えなかったのもうまくいかなかった一因かもしれません😭
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モ.失敗がよく分かる写真ですね😅
色味も愛用しているホルツの艶消しより真っ黒で、この点も想定外でした😭 写真の左側に見えている実験用のスタイロフォームに塗られているのが通常のホルツアクリル塗料A-9つや消し。こっちの方が品があって好きだったのに〜😭💦
えっ⁈塗り重ねちゃえばいいって?指示書きだと上塗り不可なんだなぁ〜、これが😱
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ヤ.気を取り直して装着の準備にかかりましょう。塗装の前に裏面へ貼っておいたマスキングテープを剥がして、直接レジンの層と接するように両面テープを貼ります。
ユ.レヴォーグ用プロテクターの両面テープ配置を参考にして、写真のように貼り付けました。水捌け用の通路のつもりなんですけど上手くいってくれるだろうか?🤔
ヨ.両脇は特にゲートの湾曲に沿って力技で押さえ込まなければいけないので、3Mの強力な両面テープを使用しました。が、テープの厚さが1.2mmと厚手なので、ゲートを上から見下ろすと隙間が目立つんですよね😅ケチらずクルマ外装用の薄手なテープを買ってくるべきでした。いや〜、いろいろ学びが(失敗が)多いです💧
ラ.位置合わせをしてリヤゲートに装着します。何となく勿体無かったのでプロトタイプのカーボン調シートの上から貼っちゃいました😅
リ.ル.両面テープがしっかり貼り付くよう、マステで仮止めしています。ゲートの湾曲は横方向だけではなく、縦方向にもあったのでしばらく力を加えている必要がありました。
レ.装着完了❗️
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上の写真は納車されてから5日後、お祓いをしてもらう為に静岡浅間神社へ参拝したすっぴんのシーちゃん😳。下は5年半経ってリヤゲートプロテクターを装着した現在のシーちゃん。ざっと数えて20ヶ所は間違い探しができちゃんうんですけど、分かります?😅
思えば遠くへ来たもんだ 我が家ヘ来てから六年目
思えば遠くへ来たもんだ この先どこまでゆくのやら〜♫♩♬
毎度の事ながら長々とした整備手帳に最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました🙇🏻♂️
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