純正流用 S2000トルセン+4.4ファイナル
今となってはざき号はカムもやってないノーマルエンジンでありながら
筑波を1分03秒6
鈴鹿を2分27秒1
を記録。チューニング数としては少ないクルマながら大幅タイムアップしたパーツが2つ。
1つはタイヤ。最近愛用してるのが86レースタイヤでここ2年くらいはずっと履いてる。冬の冷感はイマイチだし雨はまるでグリップしない、夏のドライ用レースタイヤなので初心者にはなかなかオススメができないが、とにかくピークのグリップレベルはA052超えで高くて、タイム出すにはうってつけ。
ぶっちゃけデメリットを考えるとA050のMコンパウンドとか履いてしまっていいと思う。最近こそ「Sタイヤ=反則」みたいな風潮もなくなりつつあるし、そもそもレギュレーションなんかないのに反則ってなんだよ!ってのが根本にある。
で、今回1番話したいのが2つ目のパーツでそれが「ファイナル変更」。
6MTミッションの僕がファイナル変更をしたのは有名なロードスター乗りの方からお借りしたS2000トルセン+4.4ファイナルというデフで、借りたままというまさに借りパク状態なのだが、この4.4ファイナルがマジでいい!!!
もちろん純正は燃費までも考えたギア比設定なので、長くて当たり前なのだが純正の4.1から4.4へのファイナル変更は前期エンジンの7000レブの身からするとピッタリだ。
とにかく繋がりがいいし、最も速度が出る富士スピードウェイのトップスピード時にメーター読み6800rpmでほぼほぼピッタリ。
「ファイナル変更で加速が良くなった」というのは語るまでもないのだか、ここで重要なのでシフトアップの回数。
4.1から4.4への変更はほとんどシフトアップの回数が変わらないので、そのロスを考えたとしても圧倒的に加速のいい4.4ファイナルが最高である。
日光で38秒5を出したのもファイナル変更直後だし、鈴鹿はファイナル変更前に2分30秒2が変更後は2分28秒7に。
デメリットはまずは燃費。一般道での燃費はちゃんと計測したわけではないが、1割減くらい。
そして筑波2000に関してはギア比が絶妙に合っておらず、215/45R17の外径で5速まで入れないといけないとか、1ヘアと2ヘアが2速だと吹け上がってしまうことがイマイチである。
でもギア比に関してはどこかが合うようになればどこかが合わないのが当たり前なのでこの辺りは仕方ないかなと。
筑波2000だけにフォーカスするのであれば4.3ファイナルでもありだし、8000レブにリミットを変更するのもアリだと思う。
僕としてはデメリットはそこまで大きいものではないので、これで大幅にサーキットのタイムアップするならハイカムやECUより先にやることをオススメする。
ファイナル変更はギアの購入と工賃で大体10万円ちょいなので、LSDを入れるタイミングでやると全部で30万円コースとかなり高額なのだが、費用対効果でいうと抜群のパーツと言えるだろう。
個人的には燃費も気にならないレベルだし、街乗りもより軽快に動く感じがいいし、タイムアップもできたし星5つ!!!
なかなかファイナル変更をする方は少ないので、「サーキットであと1秒ほしい!」方はご検討をーーーー!!!!
関連する記事
タグ
関連コンテンツ( ファイナルギア の関連コンテンツ )
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!オークション
[PR]Yahoo!ショッピング
類似商品と比較する
関連レビューピックアップ
関連リンク