iQにオーバーフェンダーを付けるため板金屋さんに預けて代車のワゴンRを借りて来ました。
代車は貴重な実験台なので今回も試していきます🤔
今回の実験は、アルカリは油脂汚れを落とし切れるのか(ホイール編)です。使用するのはアルカリ電解水です。
アルカリ電解水は塩や炭酸カリウムの水溶液を電気分解してアルカリ性の水を取り出しているもの。phは強アルカリですが、界面活性剤などの洗浄成分を含まないただの水です🤔
主に家の掃除に使っていて、私は煙草を吸うのですがヤニ汚れにかなり効果的ですし、フローリングのワックス剥がしなどにも使ってます。
これをホイールの洗浄に使ってみようという実験。
ちなみに塩を電気分解したものは塩素イオンを含んでいるので金属には適しません。炭酸カリウムを電気分解したものを選びましょう🤔
今回はph13.2原液を5倍希釈してph12.5で使っていきます。
水をかけて大まかな汚れを落とします。
水弾きは全くない状態です。
中性シャンプーで普通に洗います。
汚れの付着による撥水不良ではなさそうです(当然)
タイヤにアルカリ電解水を吹きかけてゴシゴシ
茶色の汚れが出てくるのを期待したのですが全然出てきません🤔
かわりにブラシが黒く汚れたので、タイヤが劣化しまくっていて劣化防止剤がもう染み出てこないのかもしれません🤔残念
ホイールにもアルカリ電解水を吹きかけ、シャンプーで軽く撫でます。その上からまたアルカリ電解水をかけてシャンプーで撫でてを何度か繰り返し、擬似的なアルカリ洗剤洗浄をしてみました
流しても撥水はせず。撥水の阻害はスケールが原因ですね🤔
No.4を使ってスケール除去します。
なかなか付いてました🤔撥水も復活。
スケールがフィルム状に付いていたことにより油脂汚れを閉じ込めていた可能性も考慮し、もう一度アルカリ電解水を使います。
今度は吹きかけてタオルで塗り込むように施行します。
元があまりキレイなタオルじゃなかったのですがある程度汚れは回収したようです🤔
さてアルカリ電解水を2回施行して油脂汚れは取り切れているのか確認です。シャンプーで軽く洗い、水を飛ばしてから最強油分除去剤Revive Polishを施行します。
Revive Polishは液体がクリーム色なので白いタオル上では汚れに見えますが、汚れはそれほど回収してませんでした🤔ですがアルカリ電解水だけで全ての汚れを取れた訳ではなさそうです。
また、Revive Polish後は明らかに艶感が向上したので、汚れの有無に関わらず下地としての必要性を感じました。
軽く洗ったのち簡易コーティングをして
完成です(*´-`)
水弾き・艶ともに完全復活ですね。
今回の実験はなかなか有意義でした。
市販のアルカリ洗剤のphがどれほどなのかは分かりませんが、洗剤よりもはるかに安全性の高いアルカリ電解水でも車の汚れは十分に落とせるということ、だけどアルカリだけでは完全ではないことが分かりましたね🤔
希釈倍率を下げていけば完全除去も可能だったかもしれませんが、下地としてそれだけでは不十分にも感じました。
アルカリ洗剤の必要性を全く感じなかったのでこれまで使ってきませんでしたが、これでまたひとつアルカリ洗剤を使う理由がなくなりました。
しかしアルカリの利便性は理解できました。
簡易コーティングをリセットしたいだけで、しかも頻繁に行うのであればアルカリ電解水はかなり有用なアイテムかなと感じました🤔
使う場所・状態と希釈倍率をきちんと考えて使いましょう(*´-`)
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Posted at
2023/06/25 12:26:23