昨今、自動車用バッテリーが何度となく値上げされていることをお気づきの方がいらっしゃると思います。
弊社でも昨年の8月に、大手メーカーは、昨年数回の値上げを実施しています。
なぜ、急激に値上げをしなくてはならないのかというと、原材料である鉛の価格が急騰しているためです。(現在は、少し落ち着きましたが・・・)
では、鉛の価格はどこで決められているのでしょうか?
原油価格のように、鉛価格も変動性ですので、逐一変っています。
指標となるのがロンドン金属取引所(通称LEM)で取引されている価格となります。
鉛(Lead)を1ポンド(約454ポンド)何ドルかで取引されています。
ここでの過去の価格の動きをチャート(グラフ)でみるとすごい勢いで上昇しています。関連情報URLを参照ください。過去5年間の動きです。
5年前は、1ポンドあたり約0.25ドル、現在は、1ポンドあたり約1.13ドルで推移しています。
1ドル=106円で計算すると、5年前は26.5円、現在は、119.8円となり、約4.5倍の価格に上昇しています。
現在は、昨年の10月半ばを上限として少し下がってきています。
しかし、ガソリン価格のように、原油が上がった/下がったから、翌月から価格改定というわけには、バッテリーはできないので、まだまだ、この価格上昇の影響は収まっていません。
うーん、金属からガソリン、小麦までさまざまな原材料の急激な値上がりは、生活関係するものに大きく影響するので頭が痛いですね。
Posted at 2008/01/22 16:05:32 | |
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