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イイね!
2020年12月23日

大阪レトロカー万博2020(続き)

大阪レトロカー万博、続きを投稿いたします。
外国車も数多く参加されていましたが、やはりわかりやすい「カッコイイ」クルマが自分は大好きです↓

デ・トマソ パンテーラ。グレードは初期の「L」。現在のクルマでは不可能な(衝突安全上)この薄くスラッと伸びたノーズのデザイン、これも旧車人気の要因のひとつと言えます↓
サイドリフレクターの大きさや不釣り合いなサイドミラーの形状から、フォードディーラーで販売された対米仕様とみました↓

オリジナルのホイールで、大きな羽根やオーバーフェンダーを付けてないプレーンなスタイルの個体は少なくなりました。加えてこのカラーのパンテーラもかなり珍しいです、黄緑色。

黄緑色で気になったのはこのキャラバン↓昭和のプラモ小僧にとっては懐かしいスタイルかと(^^)

グンゼ製1/24の実写版といった仕様。これにカリフォルニアミラー&サイドマフラーを装着し、エンケイディッシュのホイールかBSのテキサス(ホワイト)を履いてケツ上げすれば、日本におけるバニング黎明期のカスタムスタイルになります♪

ケツ上げ、といえば「HOT ROD」ですが、国産車でこのスタイルの定番といえばやはり230セド/グロです↓

その中でも2ドアHT、しかもホワイトのレザートップとくれば、もうこのスタイルしかありません! 昭和の日本人にはアメ車よりもよりアメリカを強く感じるクルマではないでしょうか?トラクションバーもいい雰囲気出してます♪
太めのエンケイディッシュにハイトの高いグッドイヤー、王道中の王道仕様がステキです! ホイール内側をゴールドラメでお化粧するあたり、オーナーのセンスの良さが光ります↓


230はケツ上げスタイルが似合いますが、330となるとデザインにボリューム感が増す分、シャコタンが似合います↓

こちらはその330でも珍しい2ドアHT。少々違和感を感じるのはリヤパネルが4ドアHT用に換えられているから。しかもグロリアにセドリックテールとハイブリッドされてます♪

しかしながら15インチのワタナベや車高の落とし具合から「通」なカスタムで、他の330とは一味違う仕様に魅力を感じます(^^)

2ドアHTでカッコイイTOYOTA車といえば、40系のマークⅡ/チェイサーが好みです(^^)

この車両も有名ですね↑ネッツトヨタ富山さんが所有するチェイサーSGツーリング。ベース車は手直しする必要がないくらいの極上車だったとのことで、「フルオリジナルでいくかインパクトのある仕上げにするか」で悩んだ結果、この仕様になったそうです。
赤に塗装してSG-Sのボディーストライプ入れて純正アルミ履いて、草刈正雄のチェイサーってのもいいですよね~?って聞いたら、話が盛り上がりました(^^♪
よく見るとコレ、「わ」ナンバー登録のレンタカーです‼↓

ネッツトヨタ富山さんでレンタル業の認可を取得してるのがすごいっ!
一応「最長12時間まで」ですが、誰でも借りることができます♪ 派手な外観と3ナンバーからJZエンジンを期待しますが、中身はノーマルM-EUエンジンにA/Tミッションの組み合わせにより「とてもマイルドな乗り味」だそうです(^^)
でもこんな旧車をレンタカーで貸し出すディーラー…ステキです!

今回は一般駐車場まで廻る時間がありませんでしたが、それでも関係者駐車場にカッコイイクルマを発見↓

ACコブラ427(たぶんレプリカ)。無造作に停めてあるのもいいですが、ボディ同色のガムテープで補修してあるあたり、飾り物ではなくガンガンに走り込んでることが伝わります。
こういった「迫力」は、作ろうとして出来るものではないカッコ良さを感じます。
その奥に写り込んでるクルマもまた魅力的↓

これぞ昭和世代にはカッコ良く映るメルセデス。AMG仕様かロリンザー仕様かわかりませんが、ボク的には最もベンツがベンツらしいカッコ良さを感じる仕様です(オレンジコーンが邪魔ですね(^^;

さて、夕方になりあの黒いカバーを被ったクルマを見にいきますと…↓

うっひゃ~~~~~‼ やっぱりイオタ、オンリーワンの「SV-R」だぁぁぁ~‼
1977年に近所の小規模のスーパーカーショウに仮ナンバーで自走してきた(名古屋の東名モータースが当時所有していたので)あの時以上に美しく化粧直しされて、43年振りの再開に感動(^^) 地を這う低さは相も変わらずステキです!

ホイールはセンターロックナットがスピンナータイプではなくなり、タイヤもピレリーからエイボンのサーキットスペックに換えられてますが、雰囲気はいいです↓


ノーズの仕上げはミウラのそれと比べてもシャープでエッジが効いてます↓

ランボはこのイオタSV-Rやウォルター・ウルフのカウンタック等、1品物の仕上げはより入念に行うとのこと。海外にて3年掛けて仕上がったボディラインは、ダルな部分は全くありません。

一時期、ゴールドのレザー張りだった趣味の悪いギラギラの内張りも、上品なブラックスウェードに張り替えられてウレシイです♪↓


ランボ本社公認の7台とも8台ともいわれるイオタ仕様の中でも特別仕立てで当時、ピレリーP7の開発協力も兼ねて装着された超偏平のスーパーワイドタイヤとBBSホイールに合わせて大きく張り出したリヤフェンダーや、よりレーシングなイメージで付けられたルーフスポイラー等、世界でオンリーワンの存在が、目の前にありました。




メディアでは見ないアングルで撮ってみました↓超ローアングルです(^^)

マットホワイトに塗られたエキゾーストは全て作り直されてます。当時のアンサ風の斜切りメッキパイプがイメージですが、より「レーシング」をイメージさせるための現在の視点からの仕様変更なのでしょう、これはこれでカッコイイです。
なんか妙にテール廻りがノッペリした印象なのは、ナンバー灯がなくなってるからか。登録車の予定がないってことなんでしょうね、きっと(^^)

フロントフェンダーアーチとタイヤの隙間に見えるのはブレーキマスターシリンダー↓


この位置にブレーキマスターがあるってことは、ミウラ(イオタ)はペダル類がフォーミュラカーや純レーシングカーのような、床からペダルが立ち上がるタイプなのが見て取れます。
吊り下げタイプのペダルを踏み慣れた人間にとってこのペダルはかなり扱い難いです。あぁ、でも生涯ミウラやましてイオタを運転することはないから、そんな心配は全く必要ないですね…(涙)

※退出時、エンジンを始動するだろうと思ってず~っとこのポジションを陣取って撮った動画です。よかったらご視聴くださいませ↓↓↓



当時はノーマルを直管にしたようなサウンドでしたが、レストアでよりレーシング的なチューニングが施されてると思われるレスポンス&サウンドでした。

いや~、今回は来て良かった~っと思える1日でした(^^)
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2020/12/24 09:08:23

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この記事へのコメント

2020年12月24日 10:36
懐かしの2ドア特集だと油断してましたら、何と帝王イオタSV-Rの特集じゃありませんか!モリオガレ-ジさんの興奮している状態が写真の多さで分かります!私の大好物パンチ-ラLが薄れてしまいました!
コメントへの返答
2020年12月24日 19:43
イオタSV-Rが来てるのは全く認識してませんでしたから、めっちゃ嬉しかったです!
小学生の頃、この実車を間近で見て触って(?)、とにかく記憶に鮮明にあったんで。
当時はあまりにも派手な外観で、しかもこのクルマだけ自走でショウに持ってきてたから「レプリカだよ、きっと」なんてウワサしてたんですが、後にイオタの中でもスペシャルなSV-Rと呼ばれるメーカー公認車と知って「もっと触っときゃよかった~!」なんて思ってました(^^;

パンテーラ、いいですよねぇ~!ボクもプレーンなスタイルの物が好みです♪
2020年12月24日 12:50
ナローボディのパンテーラ❗️
いいですね〜(^o^)
幼い頃はツートンのがカッコいいと思ってましたが単色がまたいい味出てます。
イオタのエンジン音初めて聞きました。うちのよりエンジンの掛かりがいいですよσ(^_^;)
コメントへの返答
2020年12月24日 20:46
でこさんと同じく、ボクもパンテーラはナロースタイルの純正ホイールなのが好きです!
前後フードがブラックのGTSも好きですが、でっかいオバフェンと羽根生やしたのはあんまり興味ないです(^^;

確かに冷間スタートでの掛かりはランボにしては異様にいいですね!
ランボのV12キャブって普通「ウ~、ウルッウルッウルルル、ズルン」って感じでもっさりと始動するんですが、これはズバンッ‼と掛かりますね。
きっちりO/H&チューニング(調律)されてるようです。
イオタのエンジン音は当時も直管だったので爆音でしたが、今はさらにレスポンスが良くなり、よりレーシーなサウンドになりました♪
2020年12月24日 13:14
スーパーカー世代なんですが、中でも一番好きだったのがランボルギーニイオタ、本物はもうこの世には無いと言われてますがランボルギーニ社で作られたレプリカが一応本物と言われてるらしいですね。
コメントへの返答
2020年12月24日 20:18
ボクはどちらかというとカウンタック派なんですが、このSV-Rは当時日本上陸直後の走行する実車を間近で見てるので、特別な思いがあります(^^)
向こうのレースカテゴリー「J項」に準ずるミウラレーシングを開発陣がプライベートで製作し、草レースに1度だけ参加後、一般顧客にロードカーとして販売、その後スピンアウトして車両は大破(というのが通説です)。その存在を知ったユーザーがコスメティックな部分だけこの「J仕様」をメーカーに依頼して世に数台存在するのが通称「イオタ」です。(イタリアではJ(ジェイ)という発音がなく、Jと書いて「イオタ」と発音することから「ミウラSV-J」とも表記されます。

この個体だけは他のJ仕様とは明らかに違う特別仕立てゆえに「SV-R」という通称で呼ばれています。
2020年12月24日 13:41
ミウラの中のイオタSV-Rという車なんですね。
スタイルといい、機関といい、すごそうですね。
実物は写真より迫力あるんだろうなあって思うと、ゾクゾクします。
コメントへの返答
2020年12月24日 20:37
ミウラのレーシング仕様の外観を持った(メーカーにミウラを持ち込んでレーシング仕様の外装に改造された)車両をイオタと呼び、数台造られたメーカー公認のイオタの中でも特別に仕立てられたこの個体(シャシーNo,3781)のみ「SV-R」と呼ばれています。

以前、別のイオタ(シャシーNo,4990)のオーナーに話を聞いたところ「自分は今、このクルマの管理人です。イオタというクルマはゴッホやモナリザの絵画と同じく、個人の所有物ではなく文化的遺産だと考えます。だからまた次の管理人に譲り渡してその繰り返しで残していくものだと思っています…」という存在らしいです。

下世話な話ですが、お値段は数億では利かないらしいです…
2020年12月24日 20:37
いいわぁ、イオタのエンジン音。
アイドリングでさえこの迫力ですもん…アクセル踏んじゃったら、もう何も聞こえませんね。
でもカウルを開けた状態でエンジン掛けてるってことは…このカウルの裏側って、真っ黒けになってるような???
タイヤのトレッドパターンが懐かしい気もしますが…エイボン??

でもこれ以上に印象的なのが…やっぱりチェイサーだったりして。
バーフェン仕様のレンタカーだとは、夢にも思いませんよね(汗)いいかもっ!!
コメントへの返答
2020年12月24日 20:54
イオタのリヤパネルに開けられた2個のダクト。実はアレ、カウルを開けた状態でエンジン掛けたときに排気を逃がすための物だったのを、この時初めて知りました。
(エンジン始動直後の画像をよく見ると、ここから排気ガスが出てるのが見えます)
タイヤはブログにも書いてるようにエイボンのレーシングスペックです。(画像でわかるように「NOT FOR HIGHWAY USE」と表記されてます。)

MX41は誰でもレンタル出来ます♪ 富山に行った時には是非どうぞ。
2020年12月24日 23:13
イオタは日本で焼失したんでしたっけ?
(´・ω・)
超稀少車は維持が大変ですね
今回の件で調べてナカナカなレプリカ見付けて、いいな~
と思いました

でも、京商の1/18で我慢しようと思いました(´▽`)

何度もオクで対戦してますが落札する予算も無く(涙)
コメントへの返答
2020年12月25日 23:44
イオタ(ミウラ・レーシング)は本国の農道みたいな所で吹っ飛んで、原っぱで燃えました(雑誌「GENROQ」でイオタの歴史をずっと調査してて、当時の事故写真とか掲載されてました)
SV-Rもレプリカといえばそうなんですが、そういうレベルではないですよね~、このクルマに至っては。

京商イオタはいっぱい買いました♪ 1/12も購入しましたが、雰囲気は1/18が最もいいと思います。
ただ京商レッド(京商ミニカーの赤色塗装の意味)は難ありで、購入直後から塗膜に縮れが発生しやすいのが難点です(脱脂が不十分で、隠蔽率の低い赤い塗料が弱いのも重なって、塗装面がすぐ荒れてしまいます)
2002年発売なので、初期モデルは18年経過していることになります。ミニカーといえど立派な旧車ですね(^^;

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「このストーブで暖が取れるのはいいですね♪ うちのガレージはスレート剥き出しなのでジェットヒーター使って何とか過ごせるレベルです(>_<)」
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