
RFでワインディングを流していて気になる点があります。
それは・・・アンダーステアが強いのではないか?
前車はZ32スイフトスポーツで、FFでノーマルサスにも関わらず、ハンドリングは素直でアンダーも抑えられ、非常にバランスがいい車でした。
RFに乗り換え、エンジンパワーや素直なハンドリングに納得しつつ、昔乗っていたNB6のバランスを思い出しても、リアのバランスが勝っている感じが拭えません。RFの開発においても、リアのバランスが勝るのでボディ下の補強を幌モデルより落とすなどの対策を取っているとのこと。
ということでRFで究極の人馬一体感を目指すのであれば、フロント部分のボディ補強をした方がいいのではないかと思い至りました。
ボディ下部の補強はほぼニーレックスに決めていますが、RF用は開発中とのことなので、定番のタワーバー装着を目論むことにしました。
前置きが長くなりましたが、タワーバーを比較検討してとある製品を購入したものの、せっかくなので検討した経緯をお伝えしたいと思います。
ということで、今回は、購入候補筆頭だった、定番のオクヤマのタワーバー。
この製品はサスタワー間を直線でつなぐバーと、バルクヘッドの部分までのバーが両方あるほぼ唯一の製品で、デザインも優れる非常に魅力的な商品。
ということで、検証してみました。
まず気になったのが、タワーバー製品の解説。
ブラケット部分の溶接個所を減らすことで、事故の際にブラケット部分が壊れて反対側のサスタワーに影響が出ないようにしているもの。最もらしいですが、要はブラケットの剛性を落としているということで、せっかくサスタワー間をつないで補強する意味があまりないのではないかと感じました。また、ブラケット部分も穴の面積が大きく、意図的に剛性を落としているのではないかとおもいます。
また、この製品を装着すると、ボンネットインシュレーターに干渉するため、インシュレーターを一部カットするか、外す必要があるのもマイナスポイント。
さらに、プラグ交換等の際にはタワーバーを外す必要がありますが、一体型のため、ダンパーを抜かないと脱着が困難であり、メンテナンス性がかなり下がること、
(ほぼ私ぐらいですが)バフ掛けしたヘッドカバーのメンテも難しくなるなど、デメリットがかなり目立ちます。
加えて、最近大幅に値上げされてしまいました。前は確か3万5千円ぐらいだったかな?それが5万円になってしまい、完全に購入意欲が失せてしまいました・・・
13万円もするチタン製なら強度の問題はクリアできるかもしれませんが、さすがに高すぎ・・・
でもデザインは一番カッコいいですよね~。残念!!
Posted at 2020/04/19 00:43:49 | |
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