マツダ ロードスター MC前後の重量差分析
マイナーチェンジ(MC)モデルの諸元表がようやく判明しました。全モデルで重量が増加していますが、2L用ドライブトレーンの全車採用やMRCCの追加などMC前からどの要因でどれくらい重くなっているのか追求したいと思います。
まず、MC前の1500Sグレードが実測で992kgという話が過去にあったのでこれを出発点にします(カタログ車重は四捨五入)。同じくMC前のNR-Aはカタログ重量で1,010kgと20kg重いですが、内訳は2L用ドライブトレーン(+15kg)、トンネルブレースバー(1.6kg)、タワーバー(1.4kg)、大容量ラジエター(+0.5kg)、大径ブレーキ(前後で+2.8kg)で約1,010kgになります。
では、1500SのMC前後ではどうでしょうか。MC後の重量増要因は、ドライブトレーン(+15kg)、マツコネ(2kg)、サイドエアバッグ(2kg)で説明できますが、ライト類等電装品も少し重くなっているかもしれません。
そこからMC後の他グレードの重量も分析すると、上位グレードはBOSEサウンドシステム(スピーカ、アンプ追加で+2kg)、シートヒータ(コントローラユニットと熱線で+1.5kg)、MRCC(RFの重量増を見ると+10kg?)などで説明できるでしょうか。
そして、幌とRFで1500RSと2000RFRSを比較すると、エンジン(+3kg)、フライホイール(1.5kg)、オープントップ(+45kg)、iELOOP(+20kg)、タイヤホイール(+4kg)、燃料タンク(満タンで+4kg)、ラジエタ(+0.5kg)等と80kg弱の増となります。カタログ重量差(1,040kg →1,110kg)は70kgですが、1500RSが1,035~6kgでRFRSが1,113~4kg程度ならちょうど説明できます。
最後に、登場が噂される幌2000の重量を予測すると、恐らく最上級グレードで出てくることと、燃費対策でiELOOPがデフォルト(2Lエンジンは形式認証がPE-VPRのみ)ということを考えると、RFRSからオープントップ分45kgを引いて1,070kgと予想しますがどうでしょうか。MC前のNR-Aに2Lを換装すれば1,020kg程度になると思うのでちょっと重くて残念です。また、風の噂によると2Lエンジンは2種類あるとかないとか・・・今後もまだまだNDの進化が楽しみです。
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