排水口清掃(室内側からのアクセス)
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
ロードスターRF最大の弱点と言われるのがリアウインドウ下側の排水口詰まりによる室内洪水問題です。
RFは幌モデルとは排水処理が少し違い、幌モデルにあるドレンフィルタ(スポンジのようなもの)がなく、リアウインドウ下部にあるドレンホースからシートベルト裏側にある排水口に水を落とし、そこから逆止弁のあるドレンホースを伝って、ミッション後方側壁にあるドレンから排水する仕組みになっています。
この逆止弁部分が詰まりやすいらしく、室内に水があふれる原因となっているようです。
で、シートベルト裏の排水口にアクセスする方法は2通りありまして、①ルーフを半分開けた状態で内装パネルを取り外して後ろ側からアクセスする方法と、②室内の内装パネルとシートベルトユニットを外して前側からアクセスする方法、になります。
①の方法は狭い場所での作業となり、クリップ等の紛失も考えられるため、今回は②の方法で挑戦してみました。
必要な工具は14,10ミリのメガネ&ソケットと内装外し用のピックアップツール。あと、インパクトレンチも使いました。
2
まずは内装パネルの取り外しです。
最初にスカッフプレートを外した後、写真の4か所のクリップを外します。力が要る場所ではないですが、クリップの中央部分を引き上げるのが内装はがしでは難しく、先の尖ったピックアップツールを使いました。
3
クリップを外すと下側のパネルは取り外すことができます。
問題は肩の高さにあるパネルで、このパネルはロールバーカバーの部分とかみ合っていて外すことができませんが、位置をずらせばシートベルトユニットを固定するボルトにアクセスすることができます。Bピラーの部分は金具に上からはめ込んであるので、パネルを上に引っ張れば外すことができます。
4
パネルをずらすと、肩の高さにあるボルトにアクセスすることができます。
14ミリのボルトを取り外します。ワッシャー等は外れないようになっているのでそのまま緩めて外してしまって構いません。
5
上の穴は先ほど外した14ミリボルト、下側は10ミリのボルトでこれは簡単に外すことができます。10ミリボルトの締付トルクは8~10Nmです。
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今回の作業で最大の難関がシートベルトユニットを固定する下側の14ミリボルト。締付トルクは39~78Nmということですが、力が入れづらい場所でなかなか緩みません。結局、インパクトの力を借りてなんとか緩みました。
7
こうしてシートベルトユニットを外すと、排水口にようやくご対面できます。5年分の汚れが堆積してますが、車庫保管なので思ったほどではありませんでした。
中を針金でつついたり(逆止弁に引っかかりますが)、パーツクリーナーで堆積した土砂を洗い流します。パイプフィニッシュとかを使用してもよかったかも。
8
きれいに清掃した後、ペットボトルを使って水を流し込み、無事排水できていることを確認してパネルを元に戻します。
慣れてくれば1時間もかからずにできると思います。清掃では根本的な解決方法にはなっていませんが、逆止弁を撤去すると、どうやらロードノイズがかなり室内に入ってきてしまうようですので、定期的な清掃が一番のようです。
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