普段は安全運転なので、ハイスピードドライビングの腕がなまらないように、
GTSPORTを心がけてやるようにしてます。
ハイスピードと言えば、カーグラで有名なポール・フレール先生の、
ハイスピードドライビングテクニックという本は、腑に落ちる所もあるいい本なのですが、
公道運転の記述には一部かなり思い切った運転方法があって、昔ならではという感じでした。
松任谷正隆さんがポール・フレール先生の横乗りした時のエピソードが面白く、
勝手に私の父を連想していました。
ちなみに私の現実はハイスピードではないですが、GTSPORTと同じように左足ブレーキです。
左足ブレーキはレースやゲームなどの限界領域の挙動のコントロールのためだけでなく、
日常的な運転の中でも有用だと思います。
踏むまでが早いのとブレーキアクセルを同時にコントロール出来るのは、
上り坂の信号停止や右左折、安全確認しながらの合流などメリットは多く、
教習所で教えればいいのにと思うくらいです。
でもまあ、そうなってないのは難しすぎるし一般的でないんでしょうね。
疲労の面でも、前は長距離になると右足だけつりそうになったもんですが、
左足ブレーキにしてからホント楽になりました。
それはともかく、GTSPORTです。
車の寿命もタイヤの消耗もないありがたい世界。
車両価格もガソリン代も、自動車税も車検も無しに、馴染みのある大衆車から、
何億円もする希少車まで乗り放題ですから。
ゲームの中のヴァーチャルな世界ですが。
オンラインレースはあまり行かないのですが、イベントTAは、
自分の腕前の確認のために、欠かさないようにしてます。
軽く流して全世界2000番前後が、私の腕前です。
運転技術が低いのか、車に対する知識と理解が足りないのか、その両方なのか、その程度です。
ちなみに国体は県予選を補欠で通るくらいです。
オンラインでなくても、ゲーム中にあるレースはいろんな レギュレーションがあり、
車の運転の理解を深めてくれます。
一番苦手だったのは、80年代のF1マシンF1500T-Aのワンメイクレース。
1.5L V6ターボエンジン、1万1000回転で1000PS!を発揮。車重は540kg!
すごくピーキーで下のトルクの薄いエンジンと5速ギア。
レース中は最高350キロからヘアピンの70キロと、スピードが目まぐるしく変化します。
どんな高性能な車も、箱だと日常の運転の延長線上で理解できますが、
フォーミュラカーは全くの別物です。
姿勢変化が極端に少ないので、車の挙動が掴みにくい。
箱の車なら車体の重心も高く重量が大きいので、
外側の二輪に荷重がかかるのが分かりやすく、曲がりやすいのですが、
超低重心でワイドトレッドのフォーミュラカーは、普通の車のようにはいきません。
ただ慣れると、シンプルにタイヤへの荷重をコントロールするのが楽しくなります。
少し前にハンコンでGTSPORTを始めた友人は、最近のTA、アルザスBMWM3で全世界16000位ほど。
前回は最初ランキングにあったけど、終了時に消えていました。
表示は20000位くらいまでみたい。蛇足ですが私は1500位でした。
友人のランキングがまた消えないように、アルザスの練習をしました。
フルチューンして500PSというM3を、私は200PSに落として練習。
これで追っかけっこすると大体友人と同等で、直線で追い付かれるけどコーナーで引き離すか追い越す感じ。
同じパワーだと手を抜くので、ラインとか手本にならず、上手く行かないです。
パワー調整してこちらも真剣にやると、いい練習になります。
少しやるだけで14000位になりました。
MTでトラクションコントロールOFFです。
初心者にいきなりハードル高かったですが、始めた時からこれを勧めてます。
ATでトラコンONでは上達出来ないです。
と言うかATでトラコンONの方がかえって難しいです。私は走れないです。
追記。
その後、ATに転向しました。
ギアが8段あるメルセデスF1や、ルイスハミルトンチャレンジの時に、パドルシフトし過ぎて、
指が痛くなったので、ATを試してみると、意外と速かったので、
トラコンの値をいろいろ変えて検証してみると、ダート以外は3のままで、
過去のMT、TRCゼロの記録を全部塗り替えてしまいました。
ダートはTRC1が良かったです。
ルイスハミルトンチャレンジも次のコースを簡単にクリヤできたし、
オンラインTAもMTの時よりも上位に行けたので、ATに変えました。
友人にもATを勧めました。
友人は始めて数ヶ月で最初はオーバルコースで自爆激突の連続だったのに、
アルザスみたいな難しいコースで500PSのBMWM3を走らせてそこそこのタイムを出せるようになるとはなかなかの上達だと思います。
最初、勇んで買ったのにハンコンが難しくて、ただのオーバルが回れず無理だーと言ってましたが、
大クラッシュを繰り返すうちにコツを掴んできました。
私も前方やバックミラーの中で超高速からバランスを崩してコンクリートウォールに激突して行くやら、
グリーンゾーンにスピンしていってしまう友人の車を何回も見せられました。
YouTubeのクラッシュ動画みたいでした。
友人はそれほど車好きではなく車の知識や興味もさほどないのですが、
私の勧めもありハンコンを老後の楽しみのためにと始めました。
実際の運転が上手になって、街乗りも周りがよく見えて安全になったと言っています。
ハンコン初心者がよくやるのはハンコンを机から取ってしまうのです。
ハンドルを回していないんですね。
無駄に押したり引いたりしてる。
たぶん世間一般の大多数の人がこれです。押し引きの力加減でハンドルをコントロールしている。
ハンドルは回すもの。これに気付くだけで現実の車の運転が滑らかになります。
運転中の安全確認もGTのレースをやれば上手になるのは当たり前です。
AI相手とは言え、10台以上の車とのサーキットのレースです。
非日常的なスピードで前後左右に気を配りながらフルブレーキや限界コーナリングして追い越して行くのですから、
確認して判断して実行のスピードが現実に比べたらとてつもなく速いです。
友人はGTを始めた最初の頃、街を走ると周りがゆっくり見えると言ってました。
私は常々GTはゲーム好きでなく車好きがやるもの、車好きは絶対やるべきで、
現実のサーキット経験者ならともかく、GTをやらずに高速か峠くらいでは車の限界挙動は分からないと思ってます。
そういった上級レベルの話でなくとも、運転者は誰でもGTをやってみるべきだと思います。
免許更新センターに試遊台を置いて、国体の正式種目化はもちろん、マスターズ大会も開催すべきですね。
案外そういう流れのような気もします。
まぁそこまで言わなくても、
GTSPORTはとにかく楽しいものです。
追記。
絶対使わないと思っていたATが操作しやすく、タイムも出て、自分でも驚いてます。
常に自分の技量によって、手応えが変化して行く所が、GTSPORTの奥深い所なんだと思います。