
結局マイクロSDはうんともすんとも言いません。
あるソフトなんてセクター解析に「残り時間36万時間」とか意味が分からん数字が表示される始末。
業者に頼んでも3万とか4万とかかかるみたいだし、、、、。諦めるしかないのかな、、、。
本題ですがタービン交換のインプレッションを残します。
前回ご報告の通り、交換したのはCTS TURBOのEA113 2.0T BOSS Turbo Kitです。
使用タービンはGarrettのGTX3071R gen2です。普通はちょっと大きすぎなサイズです。
過給圧制御はとりあえずまともな感じになったところでの感想なので、特にカムタイミングなどまだまだ調整する必要があると思います。アドバイスなどありましたら是非お願いします。
前回のブログでスプールアップが速いと書きましたが、正確にはちょっと違うので訂正します。
総じて想定していた感じにはなっていますが、美味しいところを引き出すにはコツがいる性格になりました。
普通に街乗りステージとガッツリ踏むステージと分けてみます。
<街乗り>
・アイドリング800rpmから2000rpm未満はなかなかにモッサリ
・いろいろやってモッサリ感を改善してきたのが元に戻った程度(不快とまでは言わない程度)
・走り出してしまえば風量があるので過給はK04比マイナス0.2キロ程度で同じ馬力が出ている感じ
・100から〇40キロでの巡航時はほとんど過給せずに走ってる感じなので凄く楽で静か
・2000rpmまでこればそれ以上はK04より早くアクセルに付いてくる
・街乗り領域では過給立ち上がりの遅さを風量でカバーしている感じ
・つまり1000rpm台でシフトアップしてしまうDモードだと凄くマイルドな加減速と言う事
・普通に流れに乗って走る分には支障ないがちょっと飛ばし気味って言うのがDモードだと苦手
<踏むモード>
・1000rpm台はいずれにせよモッサリなのでアクセル全開でも50%でも20%でもあまり変わらない
・いろいろ対策しているのもあるが、これだけ大きいタービンでも元のモッサリ感に戻った程度と言うのは設計の新しいタービンのおかげだと感じる。過給上昇はそれなりだが回り始めはとても軽く感じる。
・2000rpm台でちょっとやる気出して3000rpm台でこめかみに血管が浮き出て4000rpm台で鼻血が出る感じ
・何速かによるが概ね1800rpmくらいで正圧に乗り2700rpmで0.5キロ、3200rpmで1キロ、3500rpmで1.5キロ
・オーバーシュート1.65キロからの1.5キロ安定にビシッと合わせてくる。6000rpm台でも垂れない
・ECUの要求過給圧と実際の過給圧の乖離が凄く少なくなった
・つまり風量増えてるにも関わらず過給はきっちり掛かる
・0.5キロあたりからの加速感が半端ない
・つまりガチで乗るにはマニュアルモードで2000rpm台後半以上をキープすると超イイ感じ
・ブローオフ時の音がブシュからシュッになった。凄く切れがイイ。
・過給してる時の音がギュイーーーーーーーーーーーーンって感じで痺れる
・中回転域はまだ要調整だが、高回転域のピークパワーは現時点で既にK04を上回っているのは明らか
・6000rpm台ブースト1.5でも今のところ燃料は足りている様子
・結構踏んでも油温、水温ともに今のところ問題無し
ざっとこんな感じです。
うちのクルマは意図的に圧縮比を上げているのですが、セオリー通り圧縮比を下げたらどれだけ伸びるのか気になります。
私はちょっと頭がおかしいので高圧縮比からのハイブーストで高回転まで回しきると言うのを狙ってやってますが、正直に言うと他の方がタービン変えるならもう一つ小さい2867サイズをお勧めします。
多分丁度良い塩梅でビンビンだと思います。
因みにあまりあてになりませんが、Virtual Dynoのグラフがコチラ
あれから圧縮比上げたのが一番効いてますがタービン変える前がブルー。
圧縮比上げてもここまで戻したのは自分としては頑張った方だと思っています。
で、今回の暫定がグリーンのライン。
グラフがのたうっているのはご容赦ください。
グラフ的にはこんなもんですが、実際の乗り味は全然今の方が速いです。
(WHPやトルクの絶対値はちょっと信用に足りません。あくまで参考程度)
下のグラフを見ると過給の立ち上がりがいかに遅いかがわかりますね。
で、0-100km/hの夢をまた見てみたんですがローンチがイマイチ上手くいきません。
ブレーキ踏んで回転上げるところまではいいのですが、クラッチミートがダメダメです。
それでも4秒台中盤には食い込むのですが、恐る恐るミートしてる感じで最初が全然ダメです。
どなたかクラッチが滑るってどんな感じになるのかご存知の方いませんか?
一応GIACのTCUプログラムは入れてるのですがそれでもダメなのか、もう寿命なのか。
ハードウェア的にはもしこれ以上やるとしたら、
・圧縮比下げるのと合わせてボアアップ
・in、exバルブをオーバーサイズに変更
・ポートインジェクション追加
こんな感じでしょうか。
今まで何度も裏切ってきましたが、今度こそこれ以上はやらないと思います。
この前も書きましたが30万でこれならマフラー変えるより全然投資効果高いと思います。
追:年初に今年は耐久性に注視していくと書いておきながらこんな事になってしまい反省しています。
今度こそ暫く何もしません。
ECUと耐久性を詰めていくようにしますので、パーツレビューや整備手帳の更新は少なくなると思います。