VAG TPMS 取り付け その2
目的
チューニング・カスタム
作業
DIY
難易度
中級
作業時間
6時間以内
1
次に車内の配線です。
フットウェルライトで登場したComfort System Central Control Moduleに配線します。
フットウェルライトと同様、コネクターBです。
今回は12番ピンになります。青/灰の配線がそうですが、たぶん写真のように既に配線がされています。その場合はその青/灰の配線に割り込む形で配線します。
もしこの配線が無い場合はさっきABSユニットで使った000 979 131のシングルワイヤーを12番に追加します。
2
難しい配線はこれで終わりです。あとはスイッチへの配線。
このあたりの写真は完全に撮り忘れてます。
TPMSスイッチはセンターコンソールのESPスイッチの隣にあるダミーキャップと交換になります。
コンソールやスイッチの外し方などはSENTRA工場長の整備手帳(プッシュスターターとか)が大変参考になると思います。(完全他人任せ、、、工場長よろしくです)
3
配線の仕方はこちら。子供の絵みたいな図でお恥ずかしい。
スイッチ用のコンタクトハウジングに使う配線は000 979 009です。
ACC12Vはヒューズボックスの一番上の段が空いていて都合の良い事にACC12Vが来ていたので量販店で売っているミニヒューズから電源取り出すヤツを使って取りました。
後で気が付きましたが、隣のESPスイッチのACC12Vから分岐するのが簡単だったと思います。
例のごとくグランドは適当なところに取って下さい。
2010/5/22追記
ABSの6番以外は3本とも隣のESPスイッチから取れます。同じ番号同士を接続。これなら配線はかなり楽になりますね。結局そうしました。
4
あとはばらしたものを綺麗に元に戻してお仕舞いです。
戻す前にこの後のコーディング編を先にやって動作を確認したほうが良いかもしれません。
途中、配線の経路など説明をかなり省いていますが、特に車外の配線などは保護などもきっちりしてください。
配線自体は簡単ですが、このあたりの処理がご自身でできない方はこのモディには手を出さないほうが良いかもしれません。
さもないとショートとかしてABSユニット交換なんてなったら大変な出費でしょうし、何よりブレーキおかしくなって危ない事になっても知りませんよ。
5
続いてコーディング編です。おなじみVCDSを使います。
03ABSBrakes→Codingと進みデフォルトで入っている数字から16384を引きます。
私の場合は21122だったので4738となります。
これで機能するようになります。
エンジンかけるときのチェックでTPMSマークも点灯するようになります。
スイッチが正常に機能しているかはMeasuringBlockの018番で確認ができます。
6
使い方編
パーツレビューでもご紹介している通りA3のTPMSはABSセンサーを使ってタイヤの回転数をモニターし、普段と回転数がずれたらお知らせするタイプです。
よって「普段の」回転数を学習させる必要があります。
といっても特別何かするわけではなく、普通に走っていれば勝手に学習します。
一度各タイヤの空気圧を正しい空気圧にそろえます。
次に取り付けたスイッチを長押しします。スイッチを押すとメーターのTPMSマークが点灯し、少しの間警告音が鳴ってマークが消えるのでスイッチから手を離します。
これで学習がリセットされるので空気圧が適正な状態で暫く学習となります。
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学習が終わるとDISに何か表示されるわけではありません。
が、03ABSBrakes→MeasuringBlockの031で学習の状態は確認できます。
左の画像がその数字の読み方ですが、学習は
・加速時とそうでない時
・15km/h~250km/hまでを7段階
を各2回行うようで結構細かくモニターするようです。
220~250km/hを学習する機会は無いような気が、、、。
8
その様子がこちら。
15km/h~70km/hの学習は終わっていると言う事ですね。
タイヤ交換やローテーションした時は都度リセットして再学習させないと「普段の」回転数と差が出て警告が出てしまうと思います。
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