
マツダCX-30に試乗しました。
最初に、お店にあったCX-30のディーゼルエンジンのクルマに試乗させていただきました。
今後併用予定のアクティブハイブリッド3で行きました。
試乗の前後に乗っていったクルマによっても試乗車の印象がかわってくることがあるのを、今までで経験しています。
CX-30ですが、価格だけを見ると割安感はない(失礼!)というのが試乗前の私の感じている印象でした。(マツダは値引き商法はやめたというのもよりいっそうその印象に拍車をかけます)
CX-30ディーゼルエンジンの印象ですが、乗った瞬間堅さを感じました。しかし、同時に堅くても良いクルマで感じることの多い、しなやかさを感じます。
マツダは「リニアな感覚」という言葉をよく使うのを聞いていましたが、そのリニアなブレーキ感覚が、私にはマツダ車を試乗する度に聞き始めが緩やかなので、怖く感じてしまいます。
このクルマも同様の印象を持ちます。(カングーという典型的なカックンブレーキの車に乗っているのでよりそう思うのだと思います。)
リニアな作動を目指したというとおり、乗り慣れていなくてもBMWやカングーのようにカックンブレーキにはならずスムーズに止まることはできます。
(堅いですが、しなやかさを感じる)乗り心地も最近のBMW車に一番似ていると感じました。
最初、割安感を感じなかった価格も、内装の質感をみれば、コストがかかっていそうと納得はできるものです。少なくとも私の乗っている一世代前のBMWよりコストをかけていそうという高級感を感じます。
ディーゼルエンジン特有のガラガラ音もBMWよりずいぶんマイルドです。
ディーゼル嫌いの私にはそれでもやはり試乗中ディーゼルエンジンを意識させられましたが・・(良い面もネガな部分も含め)
帰りにガソリン車が用意できればご連絡しますといわれていたのですが、その2-3日目に早速連絡があり、(ガソリン車が)用意できますので、またどうぞと連絡が入りました。
偶然(たまたま)ではなく、わざわざ、他の営業所と交換して用意くださったのでしょう。
わざわざ用意していただいているのに、行かないのは申し訳なく、次の休みにガソリン車のCX-30の試乗にでかけました。
(暑いのでエアコンで冷やすため)すでにエンジンをかけていますとクルマを紹介されましたが、そう言われるまでエンジンがかかっているのに気づきませんでした。
やはり、この時点で私の好みはすでにディーゼルエンジンよりガソリンエンジンだと思ってしまいます。
前回と同じコースを試乗します。
ちなみにこの時は、買い換える予定のX1に乗ってきました。
マツダCX-30のガソリンエンジンは2種類あり、
従来のガソリンエンジンと世界初というskyactiv-Xという話題のエンジンです。
試乗したのは従来のガソリンエンジンです。
ガソリンのCX-30ですが、エンジン以外、先日のディーゼルエンジン車とほぼ同じ印象でした。
ここでも実はマツダのいうリニア感が私には裏目にでるようで、普通にアクセルを踏むとパワー不足を感じることになってしまいました。ディーゼルエンジンではトルクもあるためか、感じなかったのですが・・
もちろんアクセルペダルを踏み込めば充分過ぎるパワーが得られるのですが、控えめに踏むとカングーで感じていた、失速感をこの車でも感じてしまいました。
そして、ほぼ同じ印象なのですが、ディーゼル車の方が、高級(実際に値段もガソリン車より高いですが)に感じました。
ディーゼル嫌いでなければ、CX-30のディーゼル車はかなりよいクルマというのは間違いないと思いました。
これ以上この営業所さんにご迷惑をおかけするわけにはいきませんので、skyactiv-Xの試乗車のある営業所を訪ねようかとも思いましたが、skyactiv-X搭載車はやはり値段がネックになりますね。
比較的、小さなクルマですので、荷室容量が私の望んでいる容量にぎりぎりかもしれないというのもあり、良くしていただいた営業所ですが、私の今の要求から、今回は見送ることになりそうです。
担当いただいた営業さん、お店の雰囲気、店長さんとの会話の楽しさなど申し分ないお店だっただけに残念な気持ちで、お店をあとにします。
仕方ないとはいえ、最終的に買わないという判断をすることになるというのは、複数の他車種の検討もためらわれることになるのですが、やはり自分に合いそうな納得の一台を選ぶためにはやむを得ません。

Posted at 2020/08/31 09:44:49 | |
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