LSDを付けてみる。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回はクスコ LSD type-RS(LSD 750 C15)を取り付けていきます。
ジャッキアップしてウマ掛けて…
ブレーキドラムを外したとこの画になります。
2
シューホールドスプリングツールを使いスプリングカップを外します。
スプリングを外してブレーキシューを外したとこの画になります。
シャフトを固定しているプレートを外したいのでブレーキシュー等を外しましたが、ここまできれいに外さなくても出来ますが掃除もしたいので取り外しております。
で、プレートを固定しているボルト4本をホールの穴を回しながらソケットで外します。
※LSD取り付けた後はホールは使えないのでソケット以外で締め付けます。
3
スライドハンマーをセットします。
3or4回くらいで抜けます。
※ここでミスしました。
デフオイルは先に抜いておきましょう。
ここからボトボト出てきます。
考えればふつーに思うのに忘れてました。
4
ドライブシャフトにマーキングした後、ボルトを抜きます。
次にデフを外します。
ボルトを8本外して、シールを切るつもりでまわりをカッターで切ります。
最初、プラハンで叩いてみましたがビクともしません。
車体下から潜っての作業なので力も入りません・・
木をあててハンマーでガンガン叩いてやっとケースが取れました。
5
置いたままの画。
片方のディファレンシャルベアリングキャップにマーキング
※キズ入れた方が洗浄したときに消えずに良いです。
6
取り外したディファレンシャルケースの寸法を測定。
要はリングギアを固定しているプレートからベアリングの外寸(左右とも)、それとディファレンシャルケースの外寸が新しく組んだクスコのLSDと同じなら調整なしでもOK。
※まず合わないのが多いです。
画はリングギアからケースまでの寸法を測定してるとこです。
クスコのLSDには厚さ3mmのリングが同梱されてます。
このリングを左右どちらかのベアリング前に装着するようになっており、今測定している数値が63mmならリングギア側で、60mmなら反対側になります。
7
これは60mmなのでリングギアでは無いほうになります。
まぁ、純正の位置関係を見てもこちら側に入るのが自然です。
8
ベアリングを圧入していきます。
純正からリングギアを外してLSDに装着。
左右ともベアリングを入れたところで寸法を計測します。
写真を撮り忘れてますが、純正はディファレンシャルケースに固定するディファレンシャルベアリングキャップ内にあるシムで調整してます。
このシムも厚みがいろいろあって枚数も通常3枚~4枚入っております。
このシム調整で結構時間がかかりました。
これが次のバックラッシュに関わってきます。
9
基準は0.08~0.15mmです。
0.09mmで設定。
10
光明丹で歯当たり。
こんなもんでしょう。
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ケース・LSD洗浄した後に組付けます。
※リングギア 83.4N
※ディファレンシャルベアリングキャップ 46.6N
後は取り外した逆順で取り付けていきますが、洗浄等は確実に!
最後にLSDオイルを入れてOK!
テストドライブです。
チャタリング音も出ず、スムーズです。
事務所横に広い駐車場があるのですが、そこから出るときにリアは片輪浮くのですかね?スリップしながら出ていたのですが、難無くクリア。
タイヤのスリップ音さえ聞こえません。
あと、スタートの出足が早くなりました。
グングン車体を押し出す感じです。
特筆はやはりコーナーです。
ただ、LSDではコーナーでの立ち上がりを早めにする方が良いです。
速いです。
2024/3/9追記
約500Km走行したのでLSDオイルを交換しました。
特に鉄粉等もなく、きれいな状態です。
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参考資料①
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参考資料②
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参考資料③
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参考資料④
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