無限サスペンション 考察!
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無限サスペンション(50000-XNB-K1S0)の取説に表記されている数値について考察したいと思います。
ディーラー工場長に取材しながら理解を進めましたがど素人のため、間違っていたらすみません。
①車高
②減衰力
③スプリングレートについての考察です。
①【車高】は取説によると
1ページ目には約1.5㎝下がるとありますが2ページ目には約2㎝下がるとも表記がありよく分かりません。たぶん、それくらい下がるのでしょう、笑。
②【減衰力(純正・スタンダート比)】は取説によると0.3m/s 時において伸び側/圧縮側は
フロント :105%/124%
リア :98%/127%
になります。
まず、減衰力とは、「ショックアブソーバーがバネ/スプリングの元に戻ろうとする動きを押さえ込む力」のことらしいです。
ショックアブソーバーとスプリングはセットで組み付けられていることが多く、ショックアブソーバーで押さえ込むことでスプリングによる車体の上下運動の衝撃を吸収する機能を使うことができるようになるとか。
ほうほう。勉強になる。
つまり、無限サスペンションのダンパーはフロントは伸びるスピードが105%-100%=5%余分に遅くなる。圧縮するスピードが124%-100%=24%余分に遅くなるということになるそうです。
同様にリアは98%-100%=-2%で伸びるスピードが微妙ですが速くなるということ、また圧縮するスピードが127%-100%=27%余分に遅くなるとのことらしいです。むっ難しい。。。汗。
特にリアは無限の方が純正より伸びるスピードが速くなるということは、無限(M-TEC)さんが、ステップワゴンに合わせて、作られた専用ということが、読み取れるのではと考えます。
結果、無限サスはリアの98%を除き、減衰力のスピードが遅くなるため、スプリングの伸び縮みがゆっくり収まり、乗り心地は感覚的には段差などで「よく言えば、しっかりする。悪く言えば硬くなる」ということらしいです。
また、高い減衰力のため、乗り心地は堅くなるものの、タイヤやボディの負担が減り、高速走行時の乗り心地は向上するみたいです。
③【スブリングレート(単位N/mm)】は取説によると
フロント:K=34(K=31)←(カッコ)内は純正・スタンダード
リア :K=51(K=48)
になります。
まず、スプリングレートは、そのスプリングの硬さ(反発力の強さ)を表しているそうです。当然、やわらかいスプリングは縮みやすく、硬いスプリングは縮みにくいハズです。そこで、スプリングの硬さを数値化させるために、スプリングを1mm縮ませるのに必要な荷重(kg)を計測して、数値表記したもの = スプリングレート(N/mm)ということになります。
つまり、無限サスペンションは1mm縮むのに純正(スタンダード)よりフロントは34-31=3Nの力が無限の方が純正より必要ということになるそうです。リアも同様に3Nの力が無限の方が必要。
結果、より強い力が加わらないとバネが縮まないため、乗り心地は感覚的には段差などで「よく言うとしっかりしてフワフワしない。悪く?言うと硬くてゴツゴツする」という表現になるかなと。
色々、長文で書きましたが難しいですね。でも、数値的に自分の車がどのような状態にあるのか知っておくことは、運転していて、「あっあの数値だから今、このような動きをしたんだな」と分かるので、とても大切だなぁと思います。
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