シバタイヤ 235-40/17　TW180  

気になっていたシバタイヤ。
届いたので早速履いて走ってみました。
まだ1日だけの初期レビューです。

購入価格は、2本で送料込約18000円。
爆安です。

8Jホイールにハメてフロントに履いて、冷間2.5kで約100km程ゆっくり目に走って皮剥きをしながら、往復約15kmを10分弱で走るホームコースに向かいました。

gtvのフロント軸重が920㎏と重いせいか一般道を法定速度で走っていてもかなり温まって、素手ではベタッと触れるかどうか位の熱の入り方です。

ホームコースに着いた時点で内圧が2.7kまで上がっていたので2.2kまで落として、探りながら約7.5km走行。
かなり初期グリップがイイですが、内圧が上がったのか後半はタイヤが潰せない感じ。
内圧が2.7kまで上がったので2.3kまで落としました。

写真はその時のです。
この時点で、ショルダー部のイナズマ模様の溝の深さは5.9mmでした。

再び約7.5km走行。
後半でまたタイヤを潰せなくなったので内圧をチェックすると2.5kだったので、2.2kに調整。以降はMAX2.2kで安定しました。

連続2往復してみましたが、10km程走ると熱ダレして来ます。
走れない程じゃありませんが、ターンインとコーナー出口はかなり丁寧に操作してあげないとズルズルと横に逃げて行きます。


ちょうど雷雨が来たので、ウエットでも走ってみました。

土砂降りは無理(笑)
路面を水が流れているような所では、非力なgtvでもホイールスピンしっぱなし。
ブレーキも少し頑張るとすぐにABSが作動します。
ウエット走行後も内圧は2.1kだったので、やはり熱が入りやすい感じ。

雨が弱くなって、水膜と水溜り程度だと、ソコソコ食います。
しっかり重さを掛けて上げるとグッと食う感じ。
ですが、そのままのイメージでコーナーを出ると、感触が変わらないのにタイヤ2〜3本ラインが膨らむ事がしばしば。
インフォメーションが無いままこう言う挙動は、正直少し怖いです。

ドライだと食う事が解ったので少しリヤをスライドさせながら引っ張って行けるのですが、ウエットだと探り探り走ってリヤをスライドさせられなかったのでこう言う動きになったのかもしれません。


ホームコースまでの一般道を約100km、往復約15kmのコースをドライ３往復とウエット4往復して、5.9mmだった溝深さは5.1mmになっていました。


値段から考えるとコスパ最強ですが、減りが早い感じ。
ドリフト用だからか、熱が入る前のグリップはイイですが、完全に熱が入るとタイヤの構造が柔らかくなるようなイメージです。
かと言って内圧を上げると潰し辛くなるので、夏場のハードな使用にはキツイかもしれません。

逆に冬場のタイヤを温めにくい時期には使いやすいかも。


と言うワケで、熱ダレと減りの早さが気になったので、現段階では☆4つにしておきます。


･･･この価格でこのグリップがあるだけでもスゴいとも言えます。
耐久性や耐熱ダレを考えるならもう少し上の価格帯のタイヤにすればイイんだし。

値段最優先と考えれば☆5つかもしれません。



多分もうしばらく走って再レビューします。
(^^ゞ