ATF交換1回目
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ATF交換1回目、Kモータースにて。
今回は自車の現状での正しいATF交換方法を同級生の先生にしっかり教えて貰いながら作業する。
全てのオイル交換お約束、注入口から先に開けます。先ずはバッテリーとバッテリーケースを撤去。クロスビーはこうしないと工具が入りません。後々の作業を考えてもこの造りは最悪。
この赤〇がATFの注入口です。ラチェットにロングのエクステンションを使いT55で緩めました。
2
次に車両の下側。ドレンプラグは赤〇の部分にあります。クロスビーはオーバーフロープラグとドレンプラグの二重で締めてあります。
先ずはオーバーフロープラグを抜く。
フルードが規定量で冷えていれば垂れませんが下に廃油受けを置き赤〇のオーバーフロープラグを緩めます。
3
T40トルクスでオーバーフロープラグを抜きました。ATFの温度が完全に冷えた状態ではなく若干高かったので少量のATFが垂れて来ました。
次にオーバーフロープラグを抜く事で差し込む事が可能になる6角17㎜のソケットでATFドレンプラグを緩めます。
これを抜いた瞬間、一気にATFが抜けます。
下に廃油受けのご準備を。
4
緩めて抜いたドレンプラグです。
オーバーフローの仕組みとATFオイルを良く理解している方ならお分かりになる単純な事ですが、今回、最初のオーバーフロープラグを抜いた時に垂れた少量のATFは油温が高温の状態で適正量の油面より(ドレンプラグのパイプ先端より)高い位置に油面があった為に少量のATFが漏れたと言う事になります。
清掃の後、ドレンプラグを締めます。
因みに今回外したプラグ3箇所ともOリング付きです。全く問題ないレベルなので交換しませんでしたが、要領書の指示は新品と交換になってます。
5
ドレンプラグを締めたらATFを先ずは2L注入。車両下側からはまだ一滴もATFは垂れてきません。
6
さらに0.5L追加注入してトータル2.5L。
するとドレンプラグからオーバーフローとなったATFが垂れて来ました。
これで一旦、オーバーフロープラグも締めます。
7
バッテリーを外しているので繋げます…余計な作業、面倒…。それもこれも変な所にある注入口とATFのレベルゲージなしのおかげ…。
エンジンを掛けてOBDに故障診断機を差し込み
ATF油温度をチェックします。
ATF油温度65℃まで上げてパーキングからドライブにATのセレクターレバーを切り替える動作を繰り返します。
PからDに、DからPに、切り替える度にしっかり2秒の停止をして、これを5回程繰り返します。
ガチャガチャ、停止…ガチャガチャ、停止…と言った感じです。
リフトなりウマなりに乗った状態ですがエンジン掛かってますので当然この作業で前輪が動きます。周囲にご注意を。
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AT切り替え動作終了後、もう一度オーバーフロープラグを抜きます。これでATFが垂れて来たら規定量なので全てを元に戻して終了です。
今回はこの時点でATFが垂れて来なかったので少量ずつATFを追加、約0.5Lの追加でATFが垂れました。
約2.5L+追加で約0.5L
約3LのATF交換で今回は終了としました。
クロスビーのATF規定量は6.2Lですので半分近いATF交換が出来ました。
備忘録 31756㎞ ATF3.0L交換。
各プラグOリング 劣化見られず再使用。
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