アルミホイールの自家塗装にチャレンジ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
5ZIGENのFN01RC-α(ダークシルバーポリッシュ)は、購入後3年が経過してアルミの表面に白い跡が付いて取れなくなったことから、缶スプレーでの塗装にチャレンジしました。
なお、ホイール塗装のノウハウはみん友でクラブメンバーでもある、かなとかごさんから教えて頂きました。おかげで最後までやり抜くことができました。大変有難うございました。
カラーは白を選択しました。
出来上がりのイメージは昔欲しかった白のエンケイ レーシングRP-01風ですが、どうなることやら…
なお、今回はガリ傷が無かったこと、シルバー地にホワイトを塗装する(土台の色が上のカラーに影響しない)ことから、サフを省略した手抜き仕様です。
まず、塗装に向けた第一段階としてホイール裏表の洗浄と足付けを行います。
中性洗剤で汚れを落とし、600番の耐水ペーパーでホイールの表面に足付けをします。
足付けは表面が曇る程度で止め、表面のクリアーを全て落とすまでは削りませんでした。
2
次に、マスキングテープなどを使い、ペイントしない部分のマスキングをし、シリコンオフで脱脂します。
マスキングする箇所はエアバルブ、ボルト穴、ウェイト、ハブ取付面、センターキャップ部分などです。
3
いよいよ塗装ですが、気温は10度以上、湿度が低く、風の無い日を選んで作業したほうがキレイに仕上がります。
アルミに直に塗装してもすぐに剥がれてしまうので、まずミッチャクロンを吹きました。
吹き付け後15分ほど乾燥させたら、ベースカラーの塗装を始めます。
なお、タイヤへのペイント付着防止のため、ホイールの周りにクリアファイルをカットしたものを差し込んでいます。(タイヤのエアを抜いておかないと差し込めませんので先に抜いておきましょう)
また、タイヤを載せているのは業務用床ワックスの空き缶ですが、ホイール付きのタイヤは結構重いのでしっかりしたものを用意したほうが良いでしょう。
4
以前から白いホイールを履きたかったので、ベースカラーはホルツのホイールカラー(白)にしました。
スプレーしにくい所から色を入れていきます。
塗装中はホイールの向きを変えながら、色が入ってない箇所が無いかをしっかり確認しましょう!
そういう私も、後から確認したら色が入っていない所があり、追加で塗装するハメになっちゃいました(^-^;
ちなみに、私はホイール1本にスプレー1本を使いましたが、これで十分に裏表を3回ずつ塗ることができました。
5
画像の見た目は前の画像とほぼ同じですが、クリアーを吹き付けます。
塗膜の強度と耐ガソリン性などから2液ウレタンクリアーを選びましたが、ベースカラーがラッカー系塗料だったので、クリアー塗装までにキッチリ8日間、暖かい部屋で乾燥させました。(2週間乾かすという方もいるようです)
乾燥が重要なのは次の理由からです。
一般的な塗装工程はサフ(今回は省略)→カラー→クリアーだと思います。
全ての工程をラッカー塗料またはウレタン塗料で統一する場合は問題無いと思いますが、ウレタン系は空気中の酸素と反応して乾くため、シンナーなどの揮発剤が含まれた塗料の上にウレタンを吹くと、下の塗料のシンナーが揮発する際、ウレタン塗料を突き抜けるのでプツプツとした斑点ができて失敗するそうです。
この部分の理屈がよく分からなかったのですが、ネット上でこの情報を見つけ、スッキリと理解できたので十分に乾燥期間をとりました。
その結果、クリアー塗装は失敗することなく完了しました。
6
2液ウレタンの初期硬化は1時間程度ですが、強く触ると指紋が残ります。
塗膜が安定するのは3日後、完全に塗膜強度が出るのは2週間後です。(あくまで目安)
なので、取り付ける場合は最低でも3日待った方がベターです。
私は4日間乾燥させて取り付けました。
作業は大変でしたし反省点もいろいろありますが、取り付けが完了した時には疲れも吹き飛びました。自分で塗装したホイールは一点ものですし、愛着が湧きますね。
なお、この手順通りに作業しても、ホイールの状態や塗装条件の違いから同じ結果が得られない可能性がありますので、自己責任でお願いします。
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