(RN)コンプレッサーへの給電モニターを装着
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
エアコンのコンプレッサーが動いているかを運転席からモニター出来るようにしました。
正確には、コンプレッサーの電磁クラッチへの給電状態を作動とみなしてモニターします。
2
きっかけは先日のエバポレーター着霜からの凍結発生です。
過去、2種類の車で経験しましたが、いずれも冷えなくなってから低圧ホースを見ると真っ白に霜が付いていて、コンプレッサーが回り続けています。
これは、エバポレーターの温度センサー付近が着霜して風の通り道が塞がれて、センサーへ冷風が当たらない為に冷えていないと誤った信号を送っていると理解しています。
その為、コンプレッサーは更に冷やそうと回り続けている訳です。
3
よって、着霜の初期段階でコンプレッサーが止まらなくなっていることを察知出来れば、前回のような状態になる前にエアコンSWを切りコンプレッサーを止めて着霜を溶かすことで、コンプレッサーの破損に至らないように出来ると考えました。
方法は、コンプレッサーの電磁クラッチへ供給される電源ラインから分岐を取り、運転席で給電状態が分かるランプを設置します。 (過去に実施した案)
写真は、コンプレッサーへ繋ぐコネクターを調べてネットで購入し作製した分岐ハーネスです。分岐はWギボシ(メス)端子を使い、ハーネス途中を切らずに被覆を剥いてカシメています。
実は、過去に経験した時はコノ給電モニターを既に装着していて、電磁クラッチへの給電がずっと切れないままになったこととエアコンが冷えなくなったことで着霜を察知しました。
4
運転席への引き込みは、他のハーネスを通しているグロメットの一部へキリで穴を開けて通しました。
車内への水の侵入リスクを最小にする為に出来るだけ穴は小さくし、引き込むハーネスと密着させた方が良いです。 先端を切ってしまうと、ハーネスとの隙間が出来て水が入ってくるリスクがあります。
5
室内側は、アクセル・ペダルの奥に出てきます。
各ペダルやステアリング・シャフトなど、安全に関わる部品との接触は絶対に起こさないように既存のハーネスに沿わせて、スパイラルチューブなどで保護しながらランプの固定位置まで引き回します。
6
エンジン・ルーム側は、既存ハーネスの引廻しに習い、グロメットへ水が垂れてこないように下側へ向けてから前方へ這わせます。
この時もハーネスをスパイラルチューブやコルゲートチューブで保護して、かつ鉄板の端には触らないように複数箇所を固定しながら持ってきます。
7
コンプレッサーへのハーネスのコネクターを外し、作成した分岐ハーネスを割り込ませます。
車両側のコネクターは、一旦車体から固定クリップを外した方が作業性が極めて良いですが、クリップを外す時は要注意です。 私はクリップを破損させてしまい戻した時の固定がユルユルになってしまったので結束バンドを挟み補っています。 この固定クリップ付オス・コネクターはネットでは見つかりませんでした。 OEM納入専用仕様らしく、破損させてしまうと手に入りません(追記:後に海外通販で互換品を発見)
また、コネクターが意外に外し難かったので、怪我や破損に注意して下さい。
モニターランプ側へのハーネスは、万が一のショート対応として防水タイプのヒューズを入れています。 これは小容量のヒューズにして、エアコンのヒューズより先に切れる設定にしました。
ハーネスの弛みは揺れて断線の原因になるので、束ねて固定します。
高温になり、被水する場所なので、メンテナンスの度に異常がないかチェックするつもりです。
8
ランプ側のハーネスを接続、固定して一応完成しました。
(55,695km)
ランプは、通常の視線範囲内だと点いたり消えたりがウザいので、必要な時だけ見れるように配置しました。
コンプレッサーが作動すると、青いモニターランプも点灯します。 止まれば消えます。 着霜が起きたら、ランプがずっと点いたままになることで異常だと分かる訳です。
今日は朝からの作業でしたが、陽が車に当たり始めて暑くて辛くなってきたため、ランプの固定位置を適当にしてしまい、ステアリングの陰になって見づらい状態でした。
【9/20】ランプの位置をコラムカバー上部へ再移動して、ワイパー・スイッチがどのポジションでも被らず見えるようにしました。
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