(RN)後席中央ドリンクホルダーの装着[完成]

前回、仮装着で結束バンド固定になっていた前側を純正っぽく仕上げて完成させます。

その前に、前側を固定していない割に座りが良いので何故だろうと改めてシートとの状態をフラッシュ無しで撮影して確認してみたところ、シートがガッツリ乗っかっているようです。 ですが、変形させるような接触ではなくシートのクッション部が押しているという感じに見えます。

前側の固定は、専用ステーが無いので汎用金具の組み合わせで実現する考えです。
まずは、金具を選ぶ為に固定用の孔ピッチや高さをザックリ測りました。

金具イメージは、フロアへの固定ボルト(M8)へＬ形状金具を共締めして縦方向の位置決めを出し、横へ別の金具を渡らせて固定する案でした。
ホームセンターで長孔の小さな金具を探した中で唯一の選択肢がコレでした。 意外と無いものです。
金属を切断できる工具があれば、長孔を繋いで上端の当たる所を切り落とせば出来ますが(切断箇所のバリ取りも要)。
M8ボルトを緩めて固定してみると、縦の孔位置が合わず、更に上端が飛び出てしまい蓋が出来ません。
よって、フロアとの固定は断念しました。 シートが上から乗っかってるので、フロアとの固定が無くても大丈夫との判断です。

そこで、横方向の固定へ進みます。
測っておいた孔ピッチより少し長めの4mmネジが入る長穴があり、手で曲げられる薄い金具を購入。
(コンテック　キレイに曲がる板 96x15mm, t=0.8 ステンレス)
両端を曲げたのは干渉回避です。
これに、4mmのタッピングネジと それ用のクリップナット・セットを購入し、孔ピッチ付近にクリップナットを2個装着。 ボルト、ナットでは裏側の抑えが難しいので。 クリップナットならば、前からネジ締めするだけで簡単です。
（実際の金具位置は両端の孔になりました）

金具を内側へ当てて、クリップナットの位置が孔位置に合うように調整します。
位置が出たらタッピングネジを入れて落ちないようにします。

両方のタッピングネジが入ったら、左右の水平が合うように微調整してからタッピングネジを締めて固定します。 これで、もうグラグラしません。

仕上げは、中央の蓋をパチンと嵌めて完成です。
尚、蓋の中央が嵌りきっていないのは、裏にあるM8ボルト頭の角と干渉している為です。 このボルトはパーキング・ブレーキワイヤーを固定している大事な部品なので撤去出来ません。
ネジ切りの開始位置が違うボルトへ交換するか、薄い平ワッシャーを挟んで角の位置30度くらい変えてあげれば干渉が少なくなる筈ですので、気が向いたらやってみます。

また、MT車用ハンドブレーキ・レバーの穴が開いたままで埃が入っていくため、いずれ何かで塞ぎます。
余っていた滑り止めシートを置いてみたのですが、シートの位置調整があると簡単にズレてしまうので、ツルツルした素材のテープなどが良いかも。