(RN)エアコン温度調整時の異音修理

昨年はあまり気にならなかったのですが、今年になる頃からエアコン温度を上げると『ブブブブッ！』と異音が耳につくようになりました。
ステラRNによく起こる持病とのこと。
諸先輩方の記事によるとエアミックス・ドアを動かすモーター･アクチュエーターのギアが問題。

夏場は殆どCool Max位置なので偶に鳴るくらいですが、これからはヒーターがメインなので頻繁に鳴るのは不快な為、直すことにしました。
モーター･アクチュエーターは、助手席側の足元にあります。 カバーのネジを外していきます。

カバーは外れないので、ドライバーが入る程度に手前へ倒します。
コネクターを抜いてから、２ヶ所のネジを取ると簡単にモーター･アクチュエーターが外れます。

下のパイプは、ヒーターコアへ繋がり、冷却水が流れています。

エアコン本体側は、シャフトの差込む向きが決まっているようです。
今回は修理ではなく新品への交換を行うのですが、固定位置に対するシャフトの向きを見ると外した現品と角度が異なっていました。 指でシャフトを回そうとしましたがムリみたいです。

なので、元のモーター･アクチュエーターと同じシャフトの向きに合わせます。
エアコン温度設定は、Cool Maxです。

新しいモーター･アクチュエーターへコネクターを繋ぎ、温度調整ダイヤルをCool → Hot → Cool と温度設定を変えてシャフトを動かし元のと同じ向きにしました。

ところで、外した元のモーター･アクチュエーターの動作がどうなっているのか気になり単体で動かして確認しました。
シャフトは無負荷の為かスムーズに動くものの、動いている間は絶えず異音が鳴っていました。

新しいモーター･アクチュエーターを逆の手順で装着します。 シャフトの向きは合わせてあるので簡単に入りました。
カバーを戻す前に、念の為に温度調整が機能しているかをシャフトにマーキングを付けてから動かしてみます。 ちゃんと異音も無くシャフトが動いていました。
また、エアコンを動かして吹き出し空気温度が変わることも確認してからカバーのネジを付けて作業完了です。