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あばらくんのブログ一覧

2022年06月29日 イイね!

NCロードスターを買ったことと、S2000を手放したこと

以前のブログで、他の車にも乗ってみたいということをぼやいていましたが、先日、NCロードスターを購入しました。


後期型、いわゆるNC3です。
玉数が少ないので、自分の希望グレード&カラーを満たしながらコンディションの良いものが出てくるのはなかなか稀で時間がかかりましたが、ようやくいいものが見つかり購入することができました。


そしてこれに少し先立って、S2000を手放しました。


これまでBRZとS2000の2台を所有していたわけですが、S2000を手放してBRZを手元に残す選択は、その2台の市場価値からいえば多くの方に驚かれるかもしれません。
S2000を手放した理由は主に3つです。

1. パーツ供給や盗難など、現実的なハードルが立ちはだかってきた。
これが一番大きな理由です。
非常にいい車で大好きなのですが、今後自分で所有し維持していくにはハードルが高い車になってきてしまいました。
乗らずにガレージにしまい込んでおくというコレクター的なことは自分のサガにあわず。

2. リラックスして乗れる車が欲しくなった。
私のS2000はType-Sでしたが、ノーマルでも乗り心地はかなり硬めでした。そして普通に乗るにはなかなか派手な純正エアロがついています。
一方のBRZは、サーキットに特化する色合いがどんどん濃くなってきまして、そうすると2台ともに乗り心地が硬く、見た目も少しととんがっているという、車に乗るのに非常にエネルギーを要する状況になってきてしまいました。
それが楽しいときがある反面、例えば仕事が忙しくて疲れがちな時期などは、買い物にいくのに車に乗ること自体が嫌になってしまうようなことも出てくるようになってしまいました。
S2000に気楽に乗れるよう、エアロを外して脚を柔らかくするすることも考えましたが、ホンダが仕上げた貴重なType-S、世の中にはそのままで存在していてほしい/そのまま乗りたいと考える方がおそらく多数いらっしゃることも考えると、下手に弄って台無しにするわけにもいかず。

3. 自分がS2000という車に添えられる華があると思えなかった。
私にとっては、車を運転しているときに感じられる刺激はそれほど多彩ではなく、初めて乗った瞬間にすごく楽しい車であっても、その楽しさは何年も持続するわけではないようです。
また、車は所有欲を満たす手段でもないようで、楽しさや悦びを見出しているのは、車を所有して運転するというオーナーシップを有することよりも、車とそのコミュニティにどれだけ華を添えられるか、といったところが大きいようです。
S2000自体は紛れもなく名車だと思います。エンジンはもちろん、クラッチ&シフトフィール、ステアフィールなどなど、どれをとってもピカイチでした。しかしすでに先人が確立した速さ、カッコよさがあり、なおかつ世間に広く認知されている状況で、今から自分がそこになにか貢献できることがあるかと考えると浮かぶことがなく、今後S2000を所有していても、ただその築き上げられた事実を後追いして確認していくようなことになってしまうような気がしてしまいました。

以上がざっくりとS2000を手放した理由になります。
言葉で説明するのは難しいですね…書きながら手放す選択をとった理由について自問自答を繰り返してしまいました。
もしBRZがどうしようもなく遅いとか、トラブルだらけのポンコツであればBRZを手放していたかもしれませんが、実際そんなことはなく、むしろかつて思っていた以上に速い車ですし、自分の経験上は故障知らずでよくできた車です。そして個人的に思い出深い車でもあり、手放しにくい気持ちが強かったという事情も今回の選択に影響したと思います。

心残りなのは、もっとたくさんのS2000のオーナーさんと繋がりたかったということですね。
休憩に寄ったPAでたまたま居合わせたS2000オーナーの方にオフ会に誘っていただく嬉しい出来事などもありましたが、このご時世でなかなかそのような機会を活かせませんでした。
車が変わっても、いつかどこかで繋がることができたらいいなと思います。


というわけで、現在はBRZとNCの2台体制となりました。

当分の間は、BRZをサーキット遊び用、NCをドライブ&買い物用として運用します。
NCでもいずれはサーキットを走りたいと思っていますが、前オーナー様が非常に大切に乗られていたのがわかるとても綺麗な状態でして、まだまだサーキットを走るのは畏れ多く、しばらくはオアズケです。
秋に紅葉の峠道をオープンにして走ったり、そんなのことを楽しんでいこうかと。その頃にはアメリカの利上げも終わって、原油価格も下がってくれているといいなぁ。

なぜNCを選んだのか、NCの魅力は何かというところについては、次回のブログあたりで触れたいと思います。
Posted at 2022/06/29 23:01:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月15日 イイね!

FA20のオイル供給能力について

FA20のオイル供給能力について※このブログはとってもなげぇのでご注意ください()




ざっくり要約すると、
 1. オイル粘度高いと高回転で油圧下がる
 2. 右コーナーで油圧下がる
ということを書いてます。


以下本文です。


FA20はメタル(コンロッドベアリング)が摩耗している例がちょいちょいあるようですが、僕はそんなトラブルで高価なエンジンを壊したくないので、なぜメタルが摩耗するのかということを、しばらく考察してきました。


実際にこのエンジンがメタルの摩耗を引き起こす傾向が高いとしても、その真因はもちろんメーカーのエンジニアくらいにしかわからないことなのですが、考察の結果として、メタルの摩耗を引き起こす要因となりそうなこのエンジンの特徴を2つシェアさせていただこうと思います。
※ここで書く特徴がただちにエンジントラブルを招く、というようなことを言いたいわけではないです。


はじめに…
以降、私が測定した油圧について言及する箇所がありますが、そのすべては、メインギャラリー手前にセンサーを設置して測定した油圧です。
下の画像の赤丸のところです。
alt
一般的にはオイルフィルター下に設置するサンドイッチブロックにて測定することが多いと思いますが、そこではありません。オイルフィルターを通って、さらにヘッド側への流路と分かれたあとの油圧ということになります。
EJ系ではメインギャラリーに給油したあとにヘッド側に給油しにいく仕組みになっていますが、FA20は上の画像の青矢印で示す通り、メインギャラリーとヘッドに並列で給油します。(なので厳密にいえば「メインギャラリー」という表現は正しくないかもしれませんね。)
なお黄色矢印は、オイルポンプでくみ上げられたオイルがオイルフィルターに至るまでの流路を示しています。


それでは特徴の説明に入ります。


1. オイル粘度が高い&高回転で回すという条件下での油圧低下
まず1つ目の特徴です。
FA20は、オイルの粘度が高いときに、高回転域で油圧が下がる傾向が見られます。
文字では表現しづらいので、動画を作りました。こちらです。


動画では、粘度グレードが0w-20、かつ油温が120℃以上という条件を満たした場合のみその油圧低下が見られなかったと書いていますが、
正味の粘度に関しては、実際には動粘度や粘度指数なども考慮する必要があるので、粘度グレードはあくまで目安となります。
しかしながら、メーカーが想定するよりも粘度が高いオイルを使う場合や、油温をエンジンの運用に見合わない温度に下げるとこうなるというわけです。

オイル粘度が高いときには油圧が全体的に高くなり、粘度が低いときは油圧は低くなる…となるのは当然ですが、着目すべきはエンジン回転数の上下に対する油圧の出かたです。
一般的には、油圧がレブリミットまで右肩上がりないしは中回転あたりから一定になると思われます。中回転域から高回転域にかけて下がってしまう動作は、少なくとも給油の観点では理想的ではないのではという不思議な感じがあります。

最近のエンジンは省燃費性能を追求するために低粘度エンジンオイルが使用されていますが、粘度が低いとオイルは潤滑部から流れ落ちやすくなりますので、低粘度オイルを使用するエンジンではその漏れを見越してオイルをたくさん流すべく、オイルポンプの吐出量が従来のエンジンよりも多い傾向があるようです。

スバルの水平対向エンジンに関して言えば、昔から他社のエンジンと比べるとたくさんのオイルを流す設計になっていたようですが、それに最近の低粘度オイル仕様が重なったことでとんでもない流量になっているとか。
参考までに、ターボ用のFA20(FA20DIT)の情報ですが、EJ25で既にクレイジーな流量だったのに、FA20DITはそれよりさらに25%も流量が多いという情報がありました。
Crazy specs for Subaru FA20!
FA20系のオイルポンプはパーツリスト上ではチェーンカバーと一体化しており独立していないため、FA20DITとFA20(=ノンターボのFA20DI)のオイルポンプが同じかどうかはわかりませんでしたが、おそらくFA20も同様に高流量を流すエンジンなのではとみています。ターボがないぶん要求される油量は減るとは思いますが。

こうした事情があり、最近の省燃費エンジンでは、オイルポンプにおいてキャビテーションの発生をある程度許容しているといった話があります。

キャビテーションが起こるとオイルポンプの2次側へオイルを十分に吐けなくなり、オイルギャラリー内の油圧が低下していきます。
キャビテーションの原因は、主にはオイルポンプの吸入抵抗が大きすぎることです。吸入抵抗を増大させる要因としては、高すぎるオイル粘度や、オイルストレーナーの管径が細かったり曲げが大きかったりすることが挙げられます。

FA20で高粘度かつ高回転で油圧が下がる現象が確認されたのも、キャビテーションの発生によるものであるという仮説は十分考えられると思います。
オイルストレーナーを純正より大径かつ真っ直ぐな形状のものに変えて吸入抵抗を抑えることで例の油圧低下が軽減されたのは、その裏付けとなるでしょう。
パーツレビュー:Killer B Mortorsport Ultimate FA20 BRZ/FR-S Oil Pickup  

上記のパーツレビューにも記載しましたが、純正のオイルストレーナーは、高回転までエンジンを回す使い方をする観点からすると、吸入抵抗の観点でゆとりのない設計になっているようです。
しかしそれはおそらく、アイドリングや普段使いなど低回転で回す条件においては、内径をできる限り細くしたほうがオイルポンプを駆動するのに必要なエンジントルク(消費ガス量)が少なくて済むからではないかと思います。
上記した「最近の省燃費エンジンでは、オイルポンプにおいてキャビテーションの発生をある程度許容している」という話は、高回転での油圧確保と燃費性能を両立しようとした結果、やむなくそうなっているということであるように思います。

動画では、高回転で油圧を下げる可能性のある要因としてもう一つ、
「オイルポンプのリリーフバルブが圧力を逃がしている」
を挙げていましたが、オイルポンプが圧力を逃がすのはせいぜい余分な量を逃がす(高回転のほうが中回転よりも油圧が低くなるほどは逃がさない)程度のはずですので、今ではこれが原因となる可能性は低いと考えています。
動画でそれを挙げたのは、FA20のオイルポンプのサプライヤーさんが、高回転域で油圧を落とす特許をもっているのを見つけていたためでした。



2. 右コーナーでの油圧低下
サーキット走行において、右コーナーではヘアピンだろうが高速コーナーだろうが必ず油圧が1/3程度下がります。
エアロパーツなしで、DIREZZA ZⅢ 225サイズレベルのグリップのタイヤで走っていてもです。

こちらが参考動画です。

油温が120℃越えの状況で、まる1周ゆっくりとクーリングラップをした後に加速しながらコーナーを立ち上がっていく一部始終なのですが、動画の最後のほう、コーナーの立ち上がりでおおむね1/3くらい油圧が下がっているのが確認できます。
真ん中、ダッシュボードの上に映っているのが油圧計です。
画質がアレで、視聴環境によっては油圧計がよく見えないようですので、スクショを貼っておきます。

コーナー進入前、横Gがかかる前


コーナー進入後、横Gがかかった後


コーナー進入前にだいたい340kPaほど油圧がかかっていたのが、コーナー進入後には240kPaあたりまで下がっています。


このような現象が確認される際に真っ先に疑われることは、オイルパンのなかでオイルストレーナーが空吸いを起こしていることだと思いますが、私としてはそうではないと考えています。
理由は次の2つです。

1. 動画のように、オイルパンに十分なオイル量があり(あるはずで)、オイルパンバッフルがついているという条件で空吸いが起こるほど油面が下がる可能性は考えにくいため。
動画について補足すると、もちろんエンジンオイルは規定量がしっかり入っている状態で、オイル周りの仕様等は次の通りでした。
エンジンオイル油種:レプレイアードゼロ0w-30
オイルフィルター :スバル純正指定品
オイルクーラー  :なし
オイルパンバッフル:あり(TOMEI)
油温       :120℃越え

2. 油圧が0にならないため。
もし空吸いを起こしているなら油圧が0になるのではないかと想像しますが、そこまで下がることはありません。
ちなみに動画の例の瞬間は、まだ横Gのかかりが甘いので、ガクガクと油圧計の針が動いていて油圧があらがっているのが見て取れるのですが(ディスプレイによっては見えないかもしれません)、アタックラップ中は針がそのように振れることはなく、1/3程度下がったところでピターっと貼り付くようになります。


じゃあ何が原因なのか?というと、はっきりとしたことは思い当たらないものの、油路のどこかに、例えば並列に給油しているヘッド(キャビンから見て左側ヘッド)のほうとかにオイルが偏っている可能性が考えられるかもしれません。
これを検証するのは難しいので確かなことはわかりませんが、オイルフィルターを外して目視することができる左側ヘッドとメインジャーナルのオイル分岐ポイントだけ見ても、各々の流路への分配量のバランスを制御するバルブなどは設けられていませんので、ジャーナル各所の油圧は横Gで変わってしまうと思われます。


なおこの油圧低下は左コーナーでは全く発生しません。謎です。


以上、2つの特徴でした。
以下は余談です。


1と2が重なる条件はそれだけ油圧低下も大きくなりますので、注意を払うといいと思います。スバルもさすがにそういう条件は想定してエンジンを設計していると思いますが。
エンジンを保護するためにオイルの粘度グレードを上げたうえ、さらにオイルクーラーでオイルを冷却するという手入れは、却ってエンジンによくない影響を及ぼす可能性があります。
特に、メタルとコンロッドジャーナルの隙間は非常に薄く、コンロッドジャーナルの直径を観覧車サイズとした場合、その隙間は蟻1匹程度しかないそうです。
これは私の想像になってしまいますが、そんな狭い隙間に流れるオイルは、油種の選定や油温管理は非常にシビアなのではないかと。粘度グレードを上げるのと、オイルクーラーを装着するのはどちらか一方のみを採用するくらいにしておくのがいいかもしれません。

また、オイルクーラーを設置する場合、その圧損によって、エンジンギャラリーに供給されるオイルの流量が少なくなることや油圧が低下することを考慮する必要があります。
特に、このエンジンの給油設計を考慮した設計になっていない、要するにオイル供給のボトルネックになるようなオイルクーラーには注意です。
オイルクーラーを取り付ける場合は、クーラーシステムの2次側(出口側)の油圧をbefore/afterで測定し、どれくらい油圧が下がったかチェックすることをオススメします。これについてはオイルフィルターを社外品に変えるときも同じです。

どれくらいの油圧低下ならセーフなのかはわかりませんが、数十%などあからさまに低下させるような代物は使うのを止めるべきでしょう。
参考までに、私が調べたところでは、非常に大雑把な、特定のエンジン型式に限った話ではない一般論としての話のなかでの言及ではありましたが、適正な設計のオイルクーラーによる油圧の低下は2~3%に留まるという情報がありました。
私がとある汎用の(=別の車種用に作られたものを流用して86BRZ用として販売している)オイルクーラーをテストしたときは、油圧のピークが出るエンジン回転数が下がり、最大で10%以上の油圧低下があったので即ポイとなりました。
これが実際のデータです。
alt
ちなみに、これは油温が105℃のときの比較データですが、サーキット走行中など油温が130℃あたりになるような条件(オイルの流動性が高まる条件)であれば、このオイルクーラーによる圧損は相対的にもっと大きくなっている可能性がありそうでした。
なぜかというと、上記の105℃での実験結果を受けて、オイルクーラー内での摩擦損失を低減しようとして使用するオイルの粘度グレードを下げて再度実験してみたところ、予想に反してオイルクーラーによる油圧低下の度合いが数%大きくなる結果となったからです。

最後に、上記のような検証を自分でやりたいという方がもしかするといらっしゃるかもしれませんので、そういった方々向けに検証のやり方に関してアドバイスを残させていただきます。
エンジンの油圧は油温と横Gの大きさでだいぶ変わってしまうので、その2点をきっちり同じ条件にして測定する必要があります。逆にいうとその2点を抑えればデータのバラつきはほとんど出ません。
油温をモニターしながら、ダイナパックやローラーを使って or 滑走路みたいな長いストレートでロギングするとイイです。
Posted at 2022/06/16 00:05:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2022年03月03日 イイね!

TC2000で1分4秒782

もう1ヶ月以上前の話になってしまいますが、1月22日のファミ走でBRZで1分4秒782をマークしてきました⚡️
高気圧とピンタイヤおろしのタイミングが運良く重なりました☺️
動画はこちらです。


改めて動画を見て反省すると、少しグリップを余らせているような。
計測3周目でこのタイムが出たのですが、2周目のダンロップコーナーではまだタイヤの皮剥きが不完全で滑っており、そのまま3周目も少し慎重になっていたと思います。特に1コーナー、ブレーキング開始ポイントが早くてもったいない😇
A052ピンタイヤでアタックするなら計測3周目が勝負!_φ(・_・

また、そういう風に見えるのはアンダーステアなセッティングも影響しているのでしょう。もうちょいおケツが出るセットにしていてもよかったかなと思います。

そういえばこの枠では周回を重ねるごとにだんだんとアンダーステアが強くなって曲がらなくなり、これ以降はタイムは大きく落ちていきました。
原因は色々考えられそうですが、自分の中では、

ダンパーの減衰ダイヤルを締めすぎ

走行中にダンパーオイルが熱を持ってオイル粘度が低下した

前後ロールバランスが変わった

という仮説が有力です。


あと気になったのはフロントの対地キャンバー角が足りていない感じががが!

写真は左前タイヤですが、アウトサイド側(写真でいう左側)のショルダーは早々に摩耗し、センターグルーブも斜めに削れています。
この減り方は昨シーズンから同じで、アライメント調整では補正しきれず、温間エア圧も高かろうが低かろうがこんな感じになります。
バネレート不足かなぁ。でも先日TC1000でガッキーさんのA052を拝見したときはもっと綺麗に減っているように見えたので、私の運転が良くないのかも🙅‍♂️

ハイグリップタイヤはアウトサイド側が美味しいからという理由でこのような減り方もアリなんて話も聞きますが、個人的にはもう少しトレッド面のインサイド側も使ってみたいなと。少なくともA052では。


さてなかなかいいタイムを出せて今後の目標をどうするか。

奇数が好きなので、1分4秒というのはなんかしっくりこず1分3秒台を出したい自分がいます。笑
ハードコアにガチ脚 & 255幅タイヤ & シート外しで3秒台を狙ってみるか。。。
でもそっちの方向性は普段使いが厳しくなりそうなのと、そもそもそんなに易々と達成できる目標ではなさそうで色々と消耗しそうな。笑

来年から新型のワンメイクではZⅢ縛りもあるようで、それ自体は自分にはあんまり関係ないですけど、ZⅢ6秒台を狙うとか面白いかな...なんて考えています。

そんないつもブレブレの私ですがよろしくお願いします。
Posted at 2022/03/03 18:52:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月08日 イイね!

吸排気+ECUでモアパワーを得た話

昨シーズンはBRZでTC2000を1分5秒台を記録するという目標を達成して、今シーズンはシーズンインを前に目標どうしようかなって考えてました。

違う車に乗ってみることも含めて色々考えたのですが、シーズンイン直前に本業でバタバタしたりもしてあまり時間にゆとりがなかったので、今シーズンは
「BRZをパワーアップしたらどれくらい速くなるのか?!」
というテーマに取り組むことにしました。
目標というか実験ですね。笑

それで昨年末あたりからパワーアップチューンに取り掛かりまして、吸排気を交換し、ECUを現車合わせしてもらいました。
吸排気の目玉は何と言ってもAUTO FACTORYさんのエキマニ&キャタライザーセット😍





で、先日ECUのセッティングも完了したので効果確認にとシャシダイに載せてきたんですが、何とびっくり、補正なしのホイール出力で210.4馬力も出てました😳







完全ノーマル(マフラーのみフジツボのオーソライズRタイプSに交換済)の仕様で測定した際は同180馬力だったので、ホイール出力は単純に30馬力上がってますね。
もちろんこの値は気温や気圧、湿度などによっても変わってくるのであくまで参考値でしかありませんが、2回の測定のログを見てもさほど大きな差はなさそうでした。

Dynapakのようにエンジン軸出力を算出するための補正係数を1.15(カタログ207馬力/180馬力=1.15)と単純化してしまえば、現在の仕様のエンジン軸出力は241.9馬力ということになりますかね😳

※緑色でプリントされている231.4PSという数字は諸々の補正を反映した修正馬力だそうなのですが、このシャシダイは何度か利用してきてその補正があまり上手く機能してないようです。フェニックスパワーさんのこちらの記事では気圧や湿度の補正能力が低いとの言及がありますが、私としてもそんな感じがしています。


自然吸気の未開封エンジンで、7,000回転そこらで240馬力とすると、なかなかすごいと思います。FA20のポテンシャルを感じます🔥


シャシダイで測定したホイール出力値からホイールトルクを大まかに計算して、ノーマルとチューン後を比較したのがこちら。

青線がノーマルのデータ、オレンジ色の線がチューン後のデータです。
中間域(5,000〜6,000回転あたり)はほどほどって感じで、上まで回せば回すほど加速していく、F20Cみたいな特性になってますね。
ノーマルマニュアルミッションでしたら3-4-5速を多用するケースが得意そうです。

また、トルクに余裕が見られるので、レブリミットを引き上げて8,000回転あたりまで回してやればさらに速く走れそう。
ただそれに関しては、ECUチューナーから
「未開封エンジンでそれはブローする可能性が高いしエンジンの摩耗も早めるからやめておこう」
と提案され、おとなしく従いましたw
お高いエンジンですからね...


しかしまあ、愛車がこうも変わってくれると嬉しいですね😊
吸排気のインストールはいつも通りDIYで、その際に圧力損失が極力少なくなるように気を遣って丁寧に取り付けたのですが、手間をかけた甲斐があったというものです。

パーツは市販品しか使っていませんし、もちろんチートみたいなことはしてないので、このパワーはどなたでも手に入れられます!(もちろんECUのチューナーのスキル次第というところもありますが😅)
燃料も普通のハイオクガソリンで、オクタン価上げる添加剤などは使っていません👌


実走行ではどんな変化があったかというと、
TC2000でシェイクダウンした日はベストラップが1分4秒7に乗り、昨シーズンから約1.2秒の短縮となりました。
またバックストレートの計測ポイントでの速度は、昨シーズンはMAXで159km/hだったところ164km/hを記録しました。
(車重は1,205kg程度、ファイナルギア比4.3、タイヤA052 235/45R17、ウイングなどドラッグを増やすようなエアロはなしという仕様です)
その際は気象条件に恵まれたと思いますが、後日走った結果も見て、シーズン中であればいつでも1分5秒台/160km/hオーバーは堅いです👍


ピークパワー:車重のレシオを考えるともう少し速く走れるのでは?という気もしますが、なかなかいい数値が見れたので今回の実験は満足して完了です😃


TC2000のベストラップ更新の話と、ECU現車合わせについてはまた別の投稿で掘り下げて書き残しておこうと思います!
Posted at 2022/02/08 23:34:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月29日 イイね!

2021/12/25〜12/26 TC2000 & TC1000

久しぶりのブログです。

今年のオフシーズンは人生初の転職活動および実際に転職するということを経験して、ちょいとバタバタしておりました。

とはいえブログを書けないほど暇がなかったわけではなく、振り返ってみると色々ネタはあったなぁと。
日々を営むことに対する意義を、何かを他人に共有できるかたちで遺すということに見出しているのに、ブログを書くことさえおろそかにしているズボラなどうも私です😇




さて本題!
12/25にTC2000を、12/26にTC1000を、それぞれBRZで走ってきました。

現地でお会いした皆様ありがとうございました。
みん友のどりとすさん、ガッキーさんにご挨拶することができてよかったです。


今回の走行の目的は次の2つでした。
1. ECUの現車合わせの効果確認をする
2. これまで装着していたフロントスプリッターを取り外して挙動変化 & タイム短縮ぶりを確認する



まず1のほう。

11月からチューナーさんに頼んでECUのROMファイルを作ってもらって、先日完成しました。
ECUチューンでどれだけ速くなっているのか2000の最高速計測で確認しようというわけだったのですが、なんと残念ながら確認できず!
お借りしたポンダーが全く機能しなかったのです😇

というわけでこれは次回に持ち越し。

この計測エラーは結構困ってまして、実は12/11にも2000を走っていたのですが、その際もポンダーが機能せず。
1000では問題なく測定できるのですがなぜか2000は全くダメなんです。
以前と比べて、ポンダーの動作を阻害する要因が追加されたとは思えないんですが...他のスマホやカメラのGPSによる干渉を疑ってオフにしても結果は変わらずでした。

86BRZ乗りで2000を走っている皆さまポンダーはどこにどうやって設置していますか???アドバイスいただけたら幸いです!
(私はリアクォーターの小窓のところに、ポンダーの受信部が窓の外を向くように設置してます)

ちなみに、計測はできませんでしたが、体感的には速くなっている感じですね。
実際に0-100を測定すると複数回やって6.1秒前後をマークしているので、性能が向上していることに期待はあります。
とはいってもラップタイムで見たら何秒もタイムアップできるほどではなさそうですが...

これについてアップデートがあり次第また書きます。


次、2のほう。

装着していたのはVERUSのフロントスプリッターです。



このスプリッター自体はよくできていると思うのですが、自分の使い方だと特に2000では逆に遅くなっている気がしていました。

それはドラッグによるストレートスピードの低下ではなく(2000の最高速でいうと、同一気温で1km/hしか低下しませんでした)、フロントのグリップが強くなりすぎてコーナーでケツが出てしまうことによるものです。

TC2000の80Rや最終コーナーなど速度が乗るところはもちろん、低速コーナーであってもおケツが出ます。
低速コーナーの進入でケツが出るようになるなんて意外でしたが、ブレーキング時のピッチングモーションによって風の当たりが変わるときにダウンフォースが増える?ようです。
自分の場合、進入でケツが出るようだと、タイヤを縦に100%で使う減速を少し長く取る必要があって遅くなってしまいます。そのままドリフトして立ち上がりまで綺麗につなげられるといいのですが、いちど滑ってしまうと自分の車とスキルではロスにしかできません。

自分はまだリアにウイングは付けていないので、スプリッターを外すことなくウイングを追加してバランスをとることも検討しましたが、いったんウイングは導入せずにスプリッターを外してみました。

なお、リアにはTRDのダックテールとVERUSのディフューザーはついていて、これらによってリアのリフトをある程度低減できている感(トラクションの抜けにくさ)はあります。



このリアの2つのデバイスで前後の空力バランスが釣り合いがとれるはずだった(根拠ナシ笑)のに、フロントスプリッター強かったです。。。


で、スプリッターを外した結果としては、2000と1000で評価が異なりました。


2000ではケツが出にくくなりロスタイムが減ったようです。
正味では1ラップあたりコンマ数秒の差しかなさそうですが、現状のセットアップではスプリッターがないほうが速いようでした。


一方の1000、こちらではスプリッターがないほうが遅そう!
もともと1000ではスプリッターがあってもケツが出てしまうほどではなかったので、外したことで単純に曲げにくくなるというデメリットだけが出てしまったかなと。

1コーナーから1ヘアまではスプリッターがある方が確実に速いです。
ここはスプリッターの恩恵が強く出ていたところで、進入でブレーキペダルの踏力を調整することでヨーの出方を自在に変えられていました。
それがなくなってしまったので向きを変えるのに時間がかかってしまいましたね。

1コーナー以外も、全体的にいつも通りの運転ではフロントが食わず蛇角が浅いドライビングになってしまいました。

スプリッターを外したうえで、それを補うべくダンパーの減衰調整で自分なりの限界までオーバーステアになるセットにしましたが、
少なくとも、スプリッターと、ダンパーによる前後ロールバランスの変更のそれぞれが効果を発揮するセクターは違っているのは明白で、思うように向きを変えられなくなり満足のいく運転ができませんでした。

1000は10月にノーマルECUで走って40.8秒をマークしていたのに、今回は40.6秒とひどいありさまでしたorz

しかしながら、スプリッターで曲げるところ、ダンパーで曲げるところがそれぞれどこなのか明確になったという収穫があったのでよかったです。
それをフィードバックして、来月は新品タイヤで39秒台を狙いたいと思います。
次回、1000に関してはスプリッターを戻して走行するつもりです。


2000と1000のベストラップはこちら。

TC2000 1分5秒7(非公式)


TC1000 40秒6
Posted at 2021/12/29 14:18:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「修理したエンジンは順調で現在までに1200kmほど走れています👍
クーラント交換したおかげで水温がだいぶ下がり、おかげで油温も上がりにくい感じ。

来週末はTC1000を走る予定です。
オイル空吸いを抑制する対策を打ったので効果確認が楽しみ!」
何シテル?   06/15 22:48
サーキットでタイムアタックしてます。 いいねやコメント等は気軽にしていただければと思います。 フォロー/リムーブもご自由にしていただいて結構です。 ...
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