HKS フラッシュエディター  

マフラーをフジツボのAUTOHRIZE R TYPE Sに交換している以外は、純正状態で使用しました。
（後日、排気系を交換する予定ですので、その後また使用してレビューします。）
エディターのバージョンは2.22です。


【プリセットのデータの感想】
フェイズ1：
公道でのゼロ発進時のスロットルの開き方のピーキーさがマイルドになった？スロットルが大きく開くポイントが少し奥になった？そんな感じです。
ただ、これはどのようなデータを入れても感じられる現象なので、実際には差はないかもしれないです。
（私の場合、データを上書きすると、走っているうちにスロットルレスポンスが良くなっていきます。データを入れなおすとこのレスポンスの向上がリセットされます。）
いずれにしても微妙な変化で、履く靴が変わったときに少し感じる違和感と同じ程度ですね。
基本的な特性は変わりません。

フェイズ2：
吸排気が純正なので、まだお試し程度でしか使っていません。
4,000回転あたりの回転上昇スピードやトルクの向上は明確に体感できます。
高回転側は、純正データと比較しても明確な差は体感できませんでした。


【注意事項】
一度フラッシュエディターでデータを書き込むと、その後フラッシュエディターからノーマルデータに戻しても、そのノーマルデータをECU FLASHなどで吸い出すことはできなくなります。
※別のデータの上書きは可能です。
※あくまで私の環境での確認になります。車種やエディターのバージョンによっては異なるかもしれません。
DIYでECUチューンをしたい方は、フラッシュエディターを使用する前に、予め純正データを吸い出して保管しておかないと面倒なことになる場合があります。

データを書き込む際には以下に気を付けてください。
・車側のバッテリーの電圧が低くないか
・電圧変化が起こらないか（エアコンや室内灯が点かないか）
HKSのフラッシュエディターに限らず、ECUの書き込み中に電圧が不足/変動すると、書き込みに失敗することがあります。最悪の場合は車が動かなくなります。


【その他】
・書き込み時間は数分程度です。
・書き込み後、最初にエンジンをかけるときはなぜかエンジンがかかりません。一度キーを戻し、再度キーを回すとエンジンがかかります。
※2019年4月17日追記
ECUデータを書き換えて最初にキーを回したときは、ECUが自己チェックを行っていて、その自己チェックが終わるまではキーを回してもエンジンがかからないそうです。