
2022年の2月末ドラクエベンチ中に強制終了してしまったGTX TITANになります。
このグラボはヤフオクにて2020年頃落札した品で、BIOS表示まで確認済みの個体です。商品到着時にBIOS、GPU-Z、簡易ベンチテストまで実施し、満足してそのまま棚に飾ってました( ´艸`)
実装しなかった理由は以下の通りです。
長さが30cm近くあり、リファレンスタイプの形状なのでファンが1個。
重くてやたら煩い。
しかし2013年に発売したモデルの中では群を抜いて大量のメモリ 6GB。
当時そんなにメモリ食う作業ってありましたか?
本題…
長期棚保管中に壊れたなんてこともありますから、掃除がてら分解してみました。
このリファレンスモデル、やたらとネジが多い。
よくわからないので外せそうなの全部外してみました。
その結果・・・。グリス塗りなおすだけであれば…。

裏面は赤丸5箇所以外は外さなくてもいいことが後でわかりました。
ヒートシンク上のカバーを外すには赤丸の部分を外すことでカバー側の緑丸の
留め具が外れます。写真には写ってませんが、本体側面ブラケット側にツメを固定するネジがあるのでそいつも両サイド1個ずつ外します。
合わせてブラケットも外します。底面に1か所、DVI固定ネジ2*2 とブラケット面に2か所外します。
カバーが外れたら、ヒートシンクを外します。
ブラケットがあった方向にスライドすれば外せます。
銀色の塊がそれです。
ファン周りの黒いフレームを外す際は赤丸4か所、側面にあるネジは直接の固定具ではありませんが、外しておいた方がいいです。
そんなこんなでここまでは分解しました。
赤丸箇所の配線は側面の GEFORCE GTX の緑文字を点灯させる為の配線になります。あまりひっぱると千切れるので注意。
この下にサーマルパッドや色々基板部品が載ってますが、今回はグリスとファン清掃程度なのでここまでとしました。
グリスは固着しておりましたので、当時から清掃はされていなかったようです。
分解時の一部ネジにネジロック等もされていたので察するに分解はされていない個体だったみたいです。
今回はグラム5円のグリスではなくMX-4を採用しました。
一度使ってみたところかなりの粘度で零れにくい。今のところ不具合はない為です。あとはグラム換算すると300円程度になる点でしょうか。クマより安いです。
後は逆手順で組み上げるだけです。ネジ数が多く、各カバーの組み込み方がやたらと面倒なので一般的なMSIやASUSのようなネジ数本で外れるよってやつの方がメンテナンスは楽です。
プラスドライバーだけでなく六角ボルトも要求してくる辺り面倒さがぱねぇッス。
組みなおしてベンチしてみた結果がこちら、DQとFF14ともに完走しました。
検証環境も少し変わってるので2020年のデータはあてになりませんが、
最近購入したGTX 780ti とはほぼ僅差になりました。
「TITANより安くて速い」(2013年11月頃)Impress WatchのPCページ記載の情報通りの結果になりました。
リファレンスとオリジナルモデルとの差や水冷の有無もありますが、
現在の中古価格からするとGTX 780tiの方がいいですね。
ベンチスコア的には、GTX960、GTX1050Ti、 GTX 1650 。 Radeon R9 380X 辺りが近似値を出すのではないでしょうか。
価格的には10シリーズは高騰してますから厄介ですね。
TITAN や GTX 780tiは他とは違い、TDPが高いので最大消費電力には注意が必要です。TDP数値が高い=>発熱する=>ファンが煩い=>冷却機構が大きくなる=>本体がデカイ=>ケースに入らない( ´艸`)
という理由で手放される人も多いらしいです。
ブログ一覧 |
パソコン | パソコン/インターネット
Posted at
2022/04/10 09:39:57