2024/7/15 ③の商品が手元に届きましたので情報更新します。
【※③をお勧めから除外します。】
分厚い、風量がない、脚部クッション干渉などが理由です。
ファンは空調服と同じ形状の為、横のリングを回すと外れます。
空調服用の 8cm (10cm)ファンが入ってます。
なんらかの理由でこちらに辿り着いた方で空冷シートをお探しの方へ
フルバケの場合、横幅30前後のものを選びましょう。
【オススメは・・・】
①ボンフォームの54580708(残念ながら廃盤)
②1万円前後の㈱空調服 の KC1000B 値段が高い。でも薄いらしい。
③5451-27BK 廃盤品の後期モデル? 上記のKC1000Bの半値以下で買える。
セミバケ、純正形状の方はどれを選んでもおそらく付けれると思うので選択肢が多すぎてお勧め出来ません。
③に関して届いたらレビューを追加します。
公式サイトによるとUSB給電になっているらしいので 0.5A 2.5Wと出力が低めです。但しボンフォームあるあるの下のファン付近にファスナーがある為おそらく交換ができる形状だと思います。
商品が到着しました。→レビュー追加です。
水冷シートが必要な季節になりました。
問題点が山積みでお蔵入りしていました。
使用条件
・コペンに積載できるサイズであること
・電源はなるべくコペン本体からとらないもしくは低電力で稼働すること
・嵩張らないこと
・フルバケに収まること
・液漏れリスクを回避できること
・オープン状態で使用する為、外気温30~35℃に耐えれること
・そして何より冷たいこと
■1台めは自作品
実際に走行しながら使用したのは電池式の噴霧器をポンプ代わりにし、
本格水冷などで使用するクーラント液にコンビニなどで売っている氷詰め合わせをぶち込んでチューブを通して循環させるというモノ。
冷却機能はなく氷の冷たさで水温を維持する為、
炎天下たしか外気温33℃くらいだと1時間程度で中の氷は溶けてしまい、2時間ぐらい経過した際にはもう冷たさはありませんでした。
費用は噴霧器が当時5千円?チューブはホムセンの切り売りで数百円、
台座は空冷シートの残骸を使用しましたので、元値は当時価格の3000円。
液漏れ対策にジョイントやまぁ色々取り揃えて2000円。
クーラント液は安物、氷もまぁ数百円。あとは単1電池が6本という。
走行中に使用して液が漏れることはありませんでしたが、最初の30分はかなり冷たく結露で濡れるという誤算。シーズンオフということで撤去。
■2台目
通販で購入した座面のみの循環タイプ。現在どういうわけか商品が見つかりません。おそらく不具合や人気がなくて消えたんでしょうか。
ビニール系の浮き輪などの素材の中に水を流し、ポンプで循環させる感じの商品。電源はシガソケ。一部レビューでは水が流れない、壊れているなどの書き込みがあったような商品です。本格水冷PCや簡易水冷のポンプ周りを分解する人なら分かると思うのですが、エアが入りすぎると流れなくなるポンプの仕様です。取説にはスイッチのon/offで排水と給水などを切り替えるような文言が書いていましたが、たしかに通電するとどちらの場合でも内部のモーターが動作しています。
この商品は循環させる経路上をほぼ液体で埋めない限り流れません。
白い本体の箱から液を注入するのが難しく、注入時には最も高い位置で注入しないと座面シートの内部まで液体が回りません。使用時は白い箱を最も低い位置に置く必要があります。
本格水冷PCを組む際によくあるポンプの設置位置を最も低い位置に置くのと一緒です。吸い上げるというより押し上げるタイプのポンプですね。
冷却機能はほぼないに等しく実際に設置することはありませんでした。
■3台目
自作品です。といってもほぼ1台目と同じです。
電源やポンプや冷却機構のみが変わりました。ただ実際に取り付けて走行はしていません。
座面は1台目のシートの残骸を流用。電源はモバイルバッテリーです。
USB給電で動作するポンプと120mmの簡易水冷の残骸でもあるラジエーター部分を取り出して繋げました。120mmファンはなんとかしてUSBで動作するように変換を入れました。チューブやジョイントなどは全て本格水冷PCのあまりものを流用した為漏れだすことはありませんでした。
ポンプ自体の押し上げ性能が低いため、エア抜きをし2台目と同じようにかなりの液量で満たす必要がありました。
■4台目
通販品です。動作確認時に冷却や循環自体に問題はなかったのですが、
給水ボトル付近の作りが甘く途中で漏れてきました。
ポーチのようなものを腰に設置して背中に小さなシートを背負うような商品です。
300ml程度のボトルを2個凍らせて、シート内部にポンプを使って循環させるというもの。結露も発生していましたので、十分冷えていたものと思われます。
難点は給水ボトルのボトルキャップは日本のペットボトルなどとは異なるサイズで、防水用のパッキンなどもなくかなりガタガタな作りです。
実際にここから漏れてきました。ボトルの締めではなく、ボトルから生えているチューブのジョイント部分にひっかかりがなく、すぐに抜けてしまうといった感じです。
途中で漏れて銅確認をやめた為、バッテリーが何時間持つのか不明です。
ポーチ、バッテリー、ポンプ、シート、給水ボトル、USBタイプCケーブル、
などがついてあのお値段なら仕方ありません。
未だと密林で4000円で買えますが、フリマ等で2000円前後が底値です。
ポーチも濡れてしまったので分解したところ、一昔前のラジコンなどに入ってそうなバッテリー、それに直結しているポンプ、LEDチップが5個のった基盤が入っていました。おそらくこのユニット別の何かの流用品ですね。
LEDはスイッチを押す回数で点灯箇所が変わりポンプの挙動が変わります。
ただ残りの2つはバッテリー残量の表示でもない為、一切点灯しません。
今回漏れてしまった原因がボトル周りの作りに原因があるので、
分解したついでに給水ボトルをペットボトルに差し替えてやろうと思います。
水路も変更を加えてついでに車内に設置できるように延長しないとですね。
【4台目の補修および改造部品に関して】
最寄りのホームセンターにジョイントが見つかりませんでした。
北部の店舗に売っていたアイニップル NI-4 は適合するそうです。
ホースは自作シートの経験上はホームセンターでの切り売りホースで大丈夫です。大事なのは繋ぎ手の部分から漏れないかどうかです。
4台目として購入したものの補足です。
「マルチICEシート」でググるとでてくる水冷シートを背負うような安価な商品です。(2000円~4000円)
水路の黒いチューブは内径4外径6でシートカバーにチューブを縫い付けているタイプです。
残念な点からいうと、先の記載通りジョイント部分の作りがガタガタなので漏れる可能性があります。あと給水ボトルの蓋からチューブが抜けやすい。
充電式ということですが、TypeC給電をしたままではポンプは動作しません。
その為、一度バッテリーがなくなると充電が終わるまで使えません。充電に必要な時間は各種販売ページの画像に載っていません。
良い点は、最安値で購入できれば部品をバラで揃える手間が省けます。
バッテリーはそれほど高いものではありません。容量も明記されていません。
ポンプの性能は可もなく不可もなく、USB水冷ポンプ並みでしょうか。
吸い込み自体はそれなりに性能があります。
一番良い点はシートカバー自体が非常に小さく幅26cm縦36cm厚さは8~10mm程度です。これには外径6mmのチューブの厚さも含みます。
(`・ω・´) つまり TS-Gなどの背中の幅がないフルバケにぴったりなのである。
普通の空冷シートカバーなどは一般的な普通乗用車の純正シートに合わせて大きめなので、フルバケでは折り畳まないと入りません。
1台目のはボンホームさんの空冷シートの左右の出っ張り部分を切り落として、両サイドを縫い付けて無理やり付けていましたが、それでも少し横に干渉してしまいます。
空冷でも水冷シートを敷くにしてもあまり厚みのあるものは好ましくないということです。折角慣れたシートポジションが2cm以上の厚さのクッションを敷くと目線が上がってしまったり、姿勢を維持する際に余計疲れてしまうのです。
チューブの長さをミスったのでまた明日買いに行きます。