
【更新2024.5.12】
本記事は2020年の年末に6Jホイールを組み付ける際にかかりしろが気になり、ロング化した際のメモ内容になる。後々後悔することになるので注意されたし。
・4.5Jなどの純正サイズのホイールを履く場合は貫通ナットかスペーサー必須になる。
・5J(青いホイール)や5.5J(Raysのやつ)や6J(桜:売却済み)を付ける場合は、ナット側の有効ネジを調整する必要がある。つまりDスポなどから出ている小型(全長21mm程度)の袋ナットは使い物にならなくなる。
・ロング化しても車検は通るし、特に何も言われたことはない。
・記載通りですが、最寄りに引き受けてくれる店舗があるならばお願いする方が楽だし安心。とても時間がかかる。
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(以下そのまま)
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例の桜ホイールを付ける為の計画の第一段階が完了したことを記録として
メモに残します。 総走行距離29760キロ。2年目車検済み。
まず純正ハブボルトの状態では、6J桜ホイールをつけてみるとボルトの頭が少ししか出ず、ホイールナットがほとんどかからない。
純正に5mmのスペーサーをつけて4.5Jの880のBBSを付けた時より短い感じです。
先人の整備記録やDIY系動画及びブログから情報収集し、
10mmロングハブボルトに辿り着きました。
ショップの場合1台分で4H車は2万程度(Web情報)らしいです。2万ならお願いしたい。手順が多いのと工具とノウハウがないと時間がかかるので。
近くで作業できそうなショップが見つからないのでDIYになります。
【追記2020/12/30】---------------------------------------------------------
大事なこと書き忘れました。DIYということや情報を収集する過程で
誤った手順・必要ない手順が含まれている場合がございます。
今後の為にご指摘いただけると助かります。
あくまで参考にメモしたものであり、手順を真似て発生した不具合には対応
しかねますことを追記致します。
----------------------------------------------------------------------【追記終】
まず使用するボルトはkyo-eiか HKB。
今回は他解説サイトなどからHKBをチョイス。
HKB トヨタ 4穴 P1.5 HK32 8本入り 782円 * 2セット (楽天)
次にボルトと抜いたりするのにハンマーで叩くといった方法もありましたが、
一応安全な方のタイロッドエンドプーラーと呼ばれる金属製の洗濯ばさみのようなものを購入。
AP タイロッドエンドプーラー 2200円 ぐらい (地元のAP) 年明けセールらしい。
圧入時に必要になるであろう。
M12に入るワッシャ3枚程度と捨ててもいいホイールナット貫通最低1個。
今回はホムセンにて ワッシャ 20円*3枚 + 貫通ホイールナット4個入り 432円。
サービスボルト用にM6 /50mm *2本 (最終的に使わなかった)
などを用意しいざ実践へ。
今回はフロントとリアを同時に4か所交換。
フロントの方が手順がたくさん。
ブレーキパッドやローターを交換したことがない私には難易度★★★(最大)。
狭い場所なのでハンドルは全開に切った状態で始めた方がいいです。
まずフロントはキャリパーを取り外すところから始まります。
14mmのスライドピンは前になんちゃってカバーを共締めした際に触ってたのですが、奥の17mmキャリパーボルトを外す必要があるそうです。
これを外すとキャリパーが取れるらしい。
ちなみに手前のキャリパーカバー?なるものが邪魔で工具が入らなかったので、
キャリパーカバーを外してから別途キャリパーを外しました。
14mmはラチェットでもメガネでもいいと思います。トルク26.5±4.8N (28N)
ただ17mmの方は超硬い。トルク値は112.8±22.5N(110N)
細くて短い工具だと17mmのは外せないので 別途AP 1/2 スピナハンドル 450mmを購入。後で気づいたけどこれホイール用のトルクレンチでもいいよね(;´Д`)
キャリパーカバー外しS字フックを買い忘れたのでクリーニングのハンガーを捻じ曲げ加工し緑のバネっぽいところにひっかけます。
ブレーキホースへの負担がうんたらかんたら。
次にキャリパーを外します。17mmを2本外すと落下するので注意です。
さてローターはですが、一度も触っていないので見事に固着?
サービスボルトなる穴があるらしくそこにボルトを2本アレします。
そしてサイズを間違えて買いに走ったのは私です><; フロントはM8ね…。
無事ローターが外れましたらどこかに置いておきます。
純正ハブボルトにタイロッドエンドプーラー(以下洗濯バサミ)を付けて、
3/8のラチェットでキコキコすればボルトは外せます。
カバーっぽいものが半分かかっているのでカバーのない部分に回転させる必要はあります。回転しないときは反対側のタイヤが接地されているのかと思います。
純正が外せましたら次はロングハブボルトの圧入です。
スプラインなるギザギザが穴側とボルト側に合うように合わせるらしいのですが、純正を外した段階で穴側のギザギザは凹凸が存在せずツルツルでした。(謎)
外した手順とは逆にボルトをはめ込み、ワッシャを3枚と捨てホイールナットを
付けて締めます。反対側を接地させれば固定できるのでフロントの圧入はそこまで手間どらないかも。
圧入作業が終わったら捨てホイールナットとワッシャを回収します。
私の場合は外せなかったのでインパクトにて捨てホイールナットを回収しました。ボコボコです。
ワッシャと捨てナットの写真撮り忘れました。
これを4か所作ります。
圧入が完了したら逆の手順でローターを被せて、キャリパーを取付(トルクは前述)
キャリパーカバーを取り付け(トルクは前述)、あとはホイール。
カバーがはまらない場合はピストンを押し戻します。
専用工具も売られてますが、押し戻せればなんでもいいです。
戻した際にブレーキフルードがあふれるケースがあるとかなんとかで、
フルードの量は予め調整しておくといいかもしれません。
ちなみにこの辺の工具などは最寄りのAPにて売ってます。ホムセンより安いことが多い。
リアも大体同じです。※サイドブレーキは解除。
キャリパーではなくドラムなので手順が減ります。
ホイール外したら即ドラムなので、固着してなければすぐ外れます。
私のは前回のホイール交換時に落下するぐらいで全く固着してなかったです。
ここのサービスボルトはたぶんM6です。かなり穴が小さい。
ドラムカバーが外せたら洗濯バサミさんの出番。
勿論捨てホイールナットなどにハンマーでも構いませんが…。
洗濯バサミさんは下のスペースなら使えます。
ボルト側を回転させるため、冒頭記載のサイドブレーキ解除が必須です。
フロントと同じですぐに外れます。
ロングハブボルトの取付は後ろのカバーが邪魔になるので知恵の輪方式で、
開いているスペースを探します。10mmならば隙間利用でハメれました。
圧入作業工程はフロントと同じです。違いがあるとしたらサイドブレーキを解除しているので固定できずに回ります。駆動輪ではないので左右別個に回ります。
硬くて長い棒のようなものを挟んで回転しないようにしつつ圧入します。
鉄パイプなどがあればよかったのですが、手元にそんなものないので、
私はジャッキのキュポキュポ棒(名称不明)を使いました。
大体傷だらけになるので傷になっても構わないもので固定しましょう。
全て圧入できたらドラムカバーを被せるだけ。リアは別段トルク関連がないので
楽ですね。ドラムの中は詳しくないので触りません。
9:30開始の16:30に終わりました。 お昼休憩なしのぶっ続け…体重が落ちました。非常に暑いのでダイエットにもお勧めです。
工具と手順などが明確であれば時間は短縮できそうです。
最後に記載漏れてました。桜6Jホイールの溝からのボルトサイズが分からないので貫通ホイールナットを別途購入してます。
アルミ製は安いしカラーも選べますが耐久性がアレなのでオススメしません。
スチール製はカラーパターンは少く重いですが、アルミよりは耐久性はマシです。
今まで使っていたDスポのクロモリ?みたいなナットは大体7k~20kでしょうか。
今回は深さが分からないので袋タイプは買えず、
簡易的な貫通全長32mmにしました。
ドウデモイイメモ:
リアドラムカバーあり 純正 21mm
リアドラムカバーなし 純正 26mm
リアドラムカバーなし ロング 38mm
フロント ロング34mm
予定メモ
助手席を純正からレカロに戻す作業。
キャンバーボルト取付またはフェンダーモール
アライメントの簡易測定