先日のGTX750ti(2015年9月発売モデル)に続き、
GTX770(2013年5月発売モデル)も入手。
今回もzotac。型番はZT-70302-10P。
アスクの紹介ページによると高負荷時であっても動作音が27dBと高い静音化を実現。まともに動けばすごいね。
型番の数字が大きくなるほど性能が上がるはずだが、
Tiモデルより先に出ていたらしい。因みに4GBではなく2GB。
無事に動いてもサブPCのベンチスコアの半分程度しかない。
今回は修理練習も目的にしていたのでっ。動けばヨシ。
訳アリっぽい記述だったので到着後動作確認をしたところ、
訳アリ記述っぽい挙動が出た。
最近中古購入品で、動作はするがファンがうるさいらしいとの記述。
なんらかの不具合でファンが全回転するのかと予想していたが、
こちらの検証環境で確認された症状がこちら。
BIOSおよびドライバが自動で当たるまでファンは停止。
一切動かないこの世代だと半分あるかないかのセミファンか?
っと思ったがそうではなかった。
自動でドライバが当たった直後、
ファンが回転し始めたそう全回転である。ここまでは予想通り。
なんや予想通りヤンっと思ってたら今度は一転停止した。
あれ?ってなったが大体5秒でまた全回転した。これが延々とループする。
別に負荷がかかってるわけでもない。左右両方ともであるからファン軸の汚れでは無さそう。
HWmonitorにて確認すると グラボのファンが0rpmから3080rpmへブーストして停止を繰り返している。因みに温度は35℃(室温25℃)。
この手の不具合もよくあるらしいからググってみたけど、ベストな回答が見つかりません(見つけれません)。
とりあえず分解判定シールも存在しないし分解してみるかとファンとカバーを外すと、こんな感じ。
埃が全くないのな、すごく綺麗です。グリスもカピってないし、塗りなおしてるね。グリスの粘度からそこまで冷却の高くなさそうなのが塗ってそう。
グラム5円超安グリスと同じような粘度だった。
基板修理機材がまだ揃っていないので詳しくは不明だけど、
見た感じで焼け焦げた部品や変形したものが見当たらない。
今後の想定されるケース。面倒な順で列挙。
①なんらかの理由でファンコンに不具合。
②回るなら外してしまい別制御下のファンを付ける。
③昨日メルカリで購入した水冷化キットを付ける。まだ届いていない。
①調査方法含めて検索中。
②ケースファンを結束バンド等で固定するという荒業で( ´艸`)
③クラーケンのG10旧モデルに該当するのでたぶん付けれるはず。
状況に変化があれば追記する。
2022/3/15/ 23:50追記
分解前のドラクエベンチ完走出来たので記録として残す。
分解後想定ケース②にて検証した結果

GPUのファンの回転数を見てくれればわかると思うが、
こっちは分解後正規品のファンコネクタを外して別の冷却方法に変えてある。
今回は余っていたエナーマックスのケースファンを2枚結束バンドで付けてみた。
純正は0とmaxをループする故障品、ケースファンは12cm 3pin制御不可
・静かさ 純正★ <<<< ケースファン2枚★★★★
・薄さ 純正★★★ >> ケースファン2枚★
・配線の手軽さ 純正★★★ >> ケースファン2枚★
・冷却性能 純正★ <<< ケースファン2枚★★★
・ベンチスコア 純正★★ << ケースファン2枚★★★
検証途中の絵面は酷いがこちら。

ヒートシンクの上に無理やり取り付けたので干渉するかどうかを単体テストした。適当な電源テスターとペリ4ピンとSATAにて通電とLEDコントラーラー起動。
こいつを検証機に取り付けてみた
床置き検証機なので色々と酷い、結束バンドのみで固定している。
純正ファンよりは風量も多く、4ピンではないので回転制御は効かないが
無駄に光る。
尚通常の12cmケースファンの厚みが結構あり画像では隠れているが、
ファンの下に8x スロットが2つ隠れている。
実際のベンチ中の絵面

ベンチ中の絵面2(床での正面撮影が難しいの対面に置いてるPCのアクリルへの投影にて)
エナーマックスのケースファンの制御板はGYPCB-18022-5.0を使用している。
5V GND 12V印字面にSATAから給電する線が生えており、これに通電しないと光の制御ができない(光らない)。
基板上のLED-OUT1,2の3pinはよくわからないが、LED-OUT3~8までの3pinが信号線でパターンを送っているらしい。
基板上のKEY に本来のケース仕様ではリセットスイッチを配線するようにとの記載があったことから、スイッチのオンオフで光るパターンが変わる仕様になっている。