マツダコネクトのタッチパネルの修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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純正でついているマツコネですが、走行中に触っていないにもかかわらず、マップが移動する現象が頻発し、修理をすることにしました。
原因を調べると、タッチパネルの劣化、剥離により、センサーが誤検知しているため起こっているようです。
ディーラーでの修理だと6万近くかかるため、自分でパネルの交換を行うことにしました。
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購入したのはこちら。アリエクで2000円くらいで販売していました。
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まずはマツコネを車両から取り出します。パネルの外し方は他の方も解説していますので、今回は割愛します。
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配線は5か所カプラーが刺さっているので抜きます。ちょっと手狭ですが、ツメを押し込んで引き抜くだけです。
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取れました。これを家に持ち込んで修理します。
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上側のねじを外して、CMUとモニターを分離します。
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下側のカプラーも忘れず抜きましょう。
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CMUを分離できたら、背面のねじを2本と下側にも2本ありますので、計4本のねじをとります。
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4本外すと、ダッシュボードのメクラ板を外せるのですが、下側が両面テープでくっついているので、最初外すときは多少力がいります。外すと写真のようになります。
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カバーを外すと、金属のフレームが出てきますので、とめているねじを4本外します。
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ねじをはずしたらフレームがツメでとまっていますので、外します。
ツメは金属がかみ合って硬いので、写真上側に小さいマイナスドライバーをフレームの内側と溝の間に差込みテコで浮かせます(黄矢印)。さらに、もう片方の手で写真下側のフレームの足をつかんで、こちらも浮かせるように合わせて力を加える(赤矢印)と取りやすいです。
やり方がわからないと苦戦しますが、コツさえつかめれば簡単に取れると思います。
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基盤が露出したら〇印のプリントハーネスを取ります。他2か所留まっている所がありますが、取るのは1か所だけで大丈夫です。
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プリントハーネスは白い留め部分をずらして抜くと取れます。
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ハーネスを抜くと、あとは部品が重なっているだけですので、お目当てのタッチパネル部分を分離します。
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タッチパネルとパネル枠は両面テープでかなりびっちりくっついているため、内張はがし等を使いながら、はがします。
はがす際、パネルはガラス面とセンサー部分に空気がはいってしわしわになってしまいますので、使い捨てと割り切るべきだと思います。
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写真を撮り忘れましたが、パネル枠側にも両面テープの糊が残るため、パーツクリーナーを枠に水たまり(パーツクリーナーだまり?)ができるくらい吹きかけ、写真のようなプラスティックのスクレーパーで落とすと効率よく取ることができました。
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パネル枠に購入したタッチパネルを貼付けします。購入品はパネルの両側に透明のフィルムと、縁に両面テープを付けた状態で届きました。フィルムをはがし、両面テープのシールをはがして、先ほどのパネル枠に貼付けします。
なお、取付の際、パネル枠の下側に小さな穴がありますので、プリントハーネスをここに通すことを忘れないように注意しましょう。
(※交換用と予備の2枚購入しているので写真は2枚重ねになっています。)
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あとは、ばらした手順と逆の方法で、プリントハーネスを差込み、ばらしたねじ類を戻していく感じで修理完了です。
耐久性は不明ですが、普通にタッチパネルが使えて、誤検知も解消されました。100kmほどドライブしてきましたが、特段異常はなかったです。6万円が2千円でできたので、よかったと思います。
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