C55 門デフ2態
投稿日 : 2009年11月08日
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今朝・・・
昨夜に続いて模型の機関車を眺めていた。
ウチにいる機関車の中で2番目に多いグループである、現在7両在籍する、C55たちの中の、「ワールド工芸」というメーカーのC55が2両いる。
こいつらと戯れていた。
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ワールド工芸社。
鉄道模型のメーカーである。
鉄道模型、特にNゲージといえば、「KATO」「TOMIX」「マイクロエース」などが有名であるが、このワールド工芸社、は前出の会社とは異なり、金属製の車体(他はプラスチック製)で成形することで知られている。また、キット製品が多いのも特徴の一つだ。
現在、C57の4次型のキット製品を発売している。
欲しい・・・けど作れない~~~~~(号泣)
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話をC55に戻そう。
現在、弊社にはワールド工芸社のC55が2両いる。
完成品として発売されたモノで、箱には「埼玉県大宮市」と書かれているので、それなり昔の製品ということになる。
ウチにいるのは・・・
3次型の変形門デフ(K6)装備・・・予定機番:C5552
2次型、流線形改造型の門デフ(K3)装備・・・予定機番C5534
・・・である。
52号機はC55の最後まで残った(梅小路の1号機を除く)2両のうちの1両で、現在でも以前在籍した肥薩線吉松で静かに暮らしている。
34号機は「形式入りナンバープレート」を最後まで掲げ続けた車両だ。
この車両の動輪のみ、保存されていると聞いている。
さて、この写真は52号機だ。
テンダを見てほしい。
D51のテンダを付けている。
急行運用に入ることになったとき、仲間のC5551,53,54とともに容量の大きいD51のテンダと振りかえられているのだ。
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こちらは34号機、流改のサイドビュウだ。
密閉型だったキャブは深く丸い屋根をしている。
このタイプ独特のものであり、北海道に渡った1次型や3次型の機関車(及びC57の1~3次型、D51)が密閉型キャブに改造されているが、屋根の形状が「流線形時代そのもの」であること、及び前面窓のあたりに「後退角」がないことから、独特の雰囲気になっている。
九州においては密閉キャブのドアを撤去している車両が多いのが特徴で、この車両もそのような形になっている。
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C5552のK6門デフである。
半ば下のあたりに真横に「線」があるが、この下の部分は着脱が出来るようになっていた。
門デフを装着したC55は27両にもなるという。全62両の半数近くということだ。そのなかでもK-6というのはこの車両だけのものである。
現在保存されている吉松においても、このデフレクタを装着している。
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こちらは34号機だ。
ごく普通というか、代表的なK-7によく似たK-3を装着している。
もっとも門デフらしいスタイルの一つといえよう。
デフレクタの細さと、ボイラのサイズが程良くマッチしているような感じがする。
これはC57にも言えることだが、若干ながら細身のC55には、まさに「アタリ!」なのだと思っている。
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そんな彼らが現役で、C55たちが全機揃っていた1964年までであれば、この2両がすれ違っていたこともあったに違いない。
そんなことを思いながら線路を2本敷き、あたかも複線区間で離合するようなイメージを仕立ててみた。
手前、C5534、奥がC5552である。
夕暮れ迫る筑豊本線といったところだろうか(それにしては空が広いけど)
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最後は、その離合のシーンを、接近して納めてみた。
ほぼ真横からのカットになった。
まあ・・・
模型というのはこうやって妄想したり自己満足したり・・・。
一人こんなことをやっているのは、楽しいものだ。
・・・ということで、今回のフォトギャラ、C55の門デフ2態というものをお送りしました。
これでおしまい、どっとはれでございます。
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