ラゲッジスペースの仕上げ、デッドニング追加
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
最初にリヤシート左右のサイドステップを外してから、ボルト2本を外せばサイドカバー下段が外せます。
左右ともに角切りのスポンジが押し込まれていて、一応吸音にも気を使ってるんだなというのが微笑ましかったのですが、たまにキュキュっとか言ってるのはもしかしてお前か??と気になってきました。
動かしてみるとやはりキュキュっと嫌な音がしますね。
2
角切りスポンジの表面を10mm厚のエプトシーラーシートで包んで黒いスポンジが出来上がりました。
潰してみても手触り最高、まるで低反発のようなヌーっとした復元のしかたで擦っても嫌な音はしません。吸音力もきっと向上しているでしょう。
3
上段のカバーを揺すってみるとコツンコツンと音がしました。ここまできて異音の原因は残しておきたくないです。
カバーを外すのが面倒な雰囲気だったのですが、端をめくって対処できそうだったので、ボディにぶつかるところや浮いたケーブルにエプトシーラーを貼り付けました。
4
ホイールハウスまわりやボディパネルなど、振動がありそうな場所にレアルシルトを貼っていきました。
5
ここは前回貼ってなかったのでレアルシルトを追加しておきました。
6
カバーの裏には最初からニードルフェルトが貼ってありましたが、ボディ側にもエプトシーラーを貼りました。重量軽めの施工です。
7
最後にシンサレートを全体的に覆って完成です。
8
後部座席用のシートベルトを未使用時に引っ掛けておくフックには、カバー側にエプトシーラーを貼りました。
ここもたまにカチャっと音がしますので、地味なところですがおすすめです。この一枚で無音になりました。
ここまでやって、路面の荒れた道を走ってもラゲッジ床上からなんの異音も出なくなりましたよ。
ロードノイズの気になり方は個人差があると思いますので、もっと吸音した方がよいとかあるかもしれませんが、どちらかと言うとビビリ音やプラスチックっぽい高音系の方が苦手みたいですので、今回の施工で十分以上に満足できる仕上がりになったと感じています。
音楽も以前より聞こえるようになりました。ノイズにマスキングされていたのが減少したのか高域の反射が吸音された印象なんですが、相対的に中低音の聞こえ方が変わりました。
音量やイコライザーでどうこうの変化じゃないんですよね。情報量が増えたというか、どちらかと言えばニュアンスの表現力が増したと感じます。
例えばYMOのアナログシンセでは素の音にフィルタをかけてワザと濁らせてるところがあって、苦労して本物のシンセを入手したのにこの音がなかなか再現できないんだよと力説してくれる友人がいるのですが、そういう微妙なニュアンス表現が向上していると感じるのです。
ジャズビアノの低音の響きやテナーのニュアンスも然りです。ほんのちょっとの違いなんですが、あぁいいなと感じます。
ラゲッジの静音化がオーディオにデリケートな表現を与えるなんて思いませんでしたので、今回の作業は自分にとって大変貴重な経験となりました。
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