エアコンを修理する
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
雪道を走行中にコンプレッサーをONにすると激しい異音
プーリーのベアリングが崩壊し
クラッチは切断されコイルもめちゃくちゃになっていました
プーリーはガタを出しながらも何とか回転してくれていたので帰宅はできました
2
クラッチだけ取りよせて交換しようと思いましたが
予想外の事態が発生
コンプレッサーのオイルを抜くと鉄粉まみれの墨汁のようなオイルが出てきました
リビルトでも買おうかと探していたところ中華製の激安新品コンプレッサーを発見
送料5千円込みで2万円の激安品
結果を先に書くと普通に使えますが
プーリーの固着は致命的なので純正新品を移植しました
移植も全く問題なし
3
鉄粉が出てしまうとコンプレッサーだけ交換してもまたすぐに故障してしまいます
システム全体の洗浄を行います
ホース類ですがコンプレッサー→コンデンサーの高圧ホースはCT用を使用
エキマニを避けるレイアウトになっているあれです。写真は古いコンプレッサーに仮付け
取り付けには小加工が必要でコンデンサー側のボルトがM8なのでホース側のM6サイズ貫通穴を拡大します
またコンデンサー側の取り付け角が合うように曲げ加工も必要です
私はモンキーレンチを駆使してまげました
インタークーラーパイプと干渉するとの情報もありましたが純正配管の私の車では問題なしこの辺りは個体差があるのでしょうか
念のためエキマニに近いところは断熱材をまきました
エキマニカバーに付いてる傷は元からあった物です
4
エアコン内部の洗浄作業で一番やっかいなのが室内側にあるエバポレーターとエキパンですがCP9Aは図のようにエバポが収納されているケースの一部をカットするとエンジンルーム側にある配管のナットを外すだけで引き抜くことが出来ます
ダッシュボードを全バラにしなくてもエバポを取れるのは良いのですが
きつきつでかなりの難作業
風量調整用のレジスターを先に外し
ブロアモーター側に付いているクリップを外しケースを上下方向に押し広げながらやっと取れました
切り取った部分は元に戻りませんので
A4サイズのプラ板をかってきて適当にカットし液体ガスケットで接着しました
見栄えを気にする方には本当にお勧めしません
5
必死すぎて写真は無いのですが
リキッドタンクがフィルターの役割を果たしてくれたのかエキパンにつまりも無く綺麗でした
ついでなのでエキパンの感熱筒をしっかり配管に固定しエキパン全体の断熱もやり直しました
6
あとはガス600gとコンプレッサーオイル120ccを補充して完了
中華コンプレッサーには100ccほどオイルが入ってましたが全て抜いて純正指定のSUN PAG 56を入れました
外気温17度、風量MAX、最低温度設定、外気導入
この条件で吹き出し口温度は10度以下でした
書き忘れましたがリキッドタンクは純正新品です。
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