2007年10月12日
みなさ~ん、テトリスのごとく、イコライザー積み上げてますか~
調整し終わって、する前のほうが良かったと後悔してますか~
カーオーディオにはまった以上、自分の音というものと見出したいのが人情
そりゃプロのチューニングにかなわないのはわかっていても、
「なんか低音の感じがイメージと違う」
とか
「高音がおとなしいような」
などど抽象的な注文ばかりしてても、一向に自分好みの音に調整してもらえません
せめて
「ベースをもう少し強調して、バスを押さえ気味に」
とか
「メインとコーラスの分離がいまいちなので調整して」
なんてかっこいいこと一度くらい言ってみたいものです
というわけで、現在、自分でイコライジングして、どこまでイメージ通りに音がつくれるか挑戦中です。
まずイメージ作り
我が家ではsonyの高級イヤホン、MDR-EX90SL で楽器とボーカルの音色をチェックし、Monitor AudioのSilver RSで、楽器の位置、立体感などを調整してます
イメージが完成したら、イコライジング開始
わたしには左右同時の調整は不可能なので、まず右側から合わせます
順序は
①イコライザーをフラットにして、クロスポイントを決め、各チャンネルのゲインを合わせる
②ある程度揃ったら、タイムアライメントを調整する(右chのみ)
③イコライジングする
お・わ・り
・・・これじゃあ皆さんのお役に立ちませんね
③の自己流の調整を詳しく書きます。プロから聞いたわけじゃないので、経験上のやり方です。そりゃいかんと思われた方は、ぜひコメントください。参考にします
古典的なやり方は、イコライザーを全部最低まで下げ、低音側から調整するやり方です。
このやり方だと互いの音がクリアにー分かれてスムーズなんですが、自分好みという点が得にくかったです。
今は手間がかかりますが、次のようなやり方で調整してます
①イコライザーフルフラット(プラスマイナス0)の状態にして、低音側から調整
②サブウーハーの帯域の調整がすんだところでイコライザーを見て、プラス調整が多い場合は、サブウーハーのゲインを上げ、その分全体にイコライザーを下げる。マイナス調整が多い場合は逆。
③ウーハー、ミッド、ツィーターも同様の方法で調整を繰り返す
この方法だと、音楽全体を把握しながら調整できるので、調整したい方向が理解しやすいし、各チャンネルごとに作業を中断できるので、ちょっとした合間でも調整可能です。
また、イコライザーを調整する場合の約束事を作っておくことも大事かと思います。
一般的に言われていることは
+側にはなるべく動かさないこと。
でも実際には上げながらのほうがわかりやすいので、私は+側を主体に調整して、イメージが出来上がったら、②でまとめて微調整してます
イコライジングする際、私が気を使ってるのは
4KHzは絶対イコライジングしない
クロスポイントで過度のイコライジングが必要なときにはクロスポイントを見直す
です
4Khzはもっとも人間の聴力で敏感なところなので、マイナス側にもいじりません
そのために、前後にイコライザーで山を作りことになってもそれは致し方ないかと思ってます
それに、4Khz前後に周波数の乱れがあるなら、それは取り付けを見直すべきでしょう・・・
クロスポイントも別々の音源の重なる部分ですので、イコライザーはなるべくかけないほうがいいのかな~と思います
そこはクロスオーバーのQ値とゲインでコントロールして、周辺周波数をイコライジングするようにしてます
実際のイコライザーの調整では、私は
「音の高さ」
を重点的に聞いてます。
P90xに変えてから、積極的にイコライザーをいじる様になりました。
最近わかってきたことは、
ウーハー帯域のイコライザーを+側に調整してるのに、ウーハー帯域の音がミッドの位置まで上昇してくる
ということです
普通に考えれば、ウーハーの音圧をあげれば、ウーハー側に引っ張られるはずです。
ところがミッドに比べて、ウーハー側の帯域の音圧が低い場合は、イコライザーを+側に調整すると、どんどん音場が上昇します。
よってウーハー側はまず+側に上げていき、音場が上がらなくなったところで止めます。
+側にあげるほうが調整しやすいというのはここの部分を指してます
ミッド、ツィーターの調整は私も良いアドバイスがありません
一応先ほどの4Khzとクロスポイントの縛りを守って、クロスオーバーとゲインをうまく活用することがコツでしょうか
あとは楽器、ボーカルの位置が上下にぶれないように心がければいいと思います
右側の調整が済んだら、イコライザーの値をすべてメモッておきます
今度は左側のイコライジングですが、P90x以外はここが非常に難しいです
というのが、P90xと同じFIR方式でないDSPは、イコライザー調整すると左右の位相がずれるため、音場の調整が非常に難しいんです
FIR方式以外のイコライザーを調整する場合には右側のイコライザー調整が済んだら右chをOffにし、同様の方法で左側のイコライザーを調整して、最後に左右のタイムアライメントをそろえることになります。
左右のイコライジングを別々に調整して、完全にあわせるためには、しっかりイメージを作っておくことが大事じゃないでしょうか。
一方FIR方式では、右chの調整が済んだらそこに左chの音を足して、タイムアライメントを調整し、左chのイコライザーで左右バランスを整えることが可能です。
どうしてもイコライザーがうまくいかない方は、一度お試しあれ
ちなみに、DSP操作に関しては、カロッツェリアが一番やりやすいような気がします(他は知らないだけなんですが)
P90xになって調整が細かくできるようになってますが、調整自体はP90xの方がしやすくなっているのは面白いですね
Posted at 2007/10/12 02:52:28 | |
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