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Erozettaのブログ一覧

2019年02月28日 イイね!

XFの気になるところ

XFの気になるところ確定申告で聞きたいことがあるから会場にきたはいいものの、ジジババが多すぎて待ち時間やばいので、暇つぶしにXF気になる点について書いてみる。

まず一つ目。走っていて、ちょっとアレ?っと思ったのは、荒れ具合が左右バラバラの凸凹路面を走っている時にユラッとした横揺れを感じるところだ。
この辺は、古いプラットフォームを使っていたS-typeや旧XFは、コンプライアンスで逃げながらも、ストローク感や振動の伝わり方が違う感覚があった記憶があるし、リアにエアサスをつかうXJ X351や、同じくリアがオートレベリング機能つきのXFスポーツブレーク、可変ダンパーのXKではあまり感じられなかったことを考えると、インテグラルリンク+非可変ダンバーのバネサスを使うXFの固有の問題なのかな?と思う。
アルミボディ特有の剛性のビシッっとした感覚も薄まっているように思えるので、非可変バネサスだと、乗り心地や走行ノイズとハンドリングのバランスが難しくて、定石どおりにブッシュで逃がしてるかな?という感じ。
それでも、エアサスモデルよりリアからのノイズが少し大きめだし、若干動きが大らかなニュアンスは感じるが…落としどころはこの辺というのは分かる。
ボインボインした揺れではないので、気持ち悪くは無いのだけれど、まあこの辺は廉価版ならではの問題で「ちゃんとしたグレードを買え」ってことなのかも。(もしくはタイヤのゴム感が失われるのがいやで18インチタイヤを選んだから、ちょっと全体のタワミが大きすぎるためか?)

二つ目。地味に気を付けないといけないのは、ドアウインドウから比較してドア先端がすこし飛び出ている事。
実際の寸法的にはそんなにはみ出てはいないけれど、同じ6ライドのA6なんかよりも、ウインドウのパーテイングラインが寝ていて、室内から見た時のこんなもんかな?という感覚とドア先端の距離のギャップが大きい感覚がある。(リアシートが広く関係でドアの長さが実際長いのか?という気もするが、測ってないのでなんとも言えない。)
割面の考え方として、パーティングラインの美しさを重視しているのは明白で、ウインドウラインからの目算で、「これくらいなら余裕かな?」ってノールックで開けると、隣の車との隙間がかなりシビアになっていてびっくりする。
またその影響もあってドア先端が尖がっているのだけれど、この先端が丁度、幼稚園〜小学校低学年児の顔くらいの高さにあるので、PAとかでは子供等がいないか?をしっかり確かめる必要があるかも。
まあこれはドライバーが紳士的に同乗者のドアを開けてあげれば問題がないし、実用性重視のHBから乗り換えたこともあって、ちょっとした差に敏感になっているという事もあると思うけれど、一応気にしておいたほうがよさそう。

三つ目。これはちょっとただの手抜きだと思うんだけれど、トランクルームの作りがいくらなんでも雑すぎるというところ。
トランク上面に内装材がないのは確認していたけれど、ちょっと奥の方を覗いてみると、サイド面の内装材が途中でぶった切られていて、フロアボディにも制振用の接着剤の塗布や、吸音材もがみられず…ようは、フロアノイズがそのままリアシートに透過されちゃうつくりになっている。
そのため、普段は静かな室内なんだけれど、中国道や日本の田舎道に見られるツブザラ路面になると、高めのロードノイズが侵入してきて一気に煩くなる。
これはボディがアルミだから高周波を通しやすかったり、車高が比較的低めでルーフも低めという音には不利な作りであることも要因としてあるんだろうけど、いくらイギリス人がおおざっぱだとはいえ、もうすこし何とかならんかったんかいね…XJもXKももう少しちゃんとつくってたやん…と言いたくなる。幸い?個人レベルで手は入れやすいところなので、あとで内装材をはがして色々対策はしてみるつもりではあるけれど、まあこれは愚痴みたいなもんかな。

あとは…バックカメラが高頻度で切り替わらないとか、ごくまれに始動ミスが起きるとか、内装組み付け精度悪いとか、
なんかメキメキ、ゴソゴソ、カサカサ音が何処からともなく聞こえてくるとか、ナビが国内では悪名高いNNGでめっちゃテクニカルな道も案内するとか、フロント・リアのセンサーが敏感で警告が速めに出過ぎ…とか、カップホルダーの謎のデッパリが邪魔で意外とカップが入らないとか、etc…言い出せば、まあ色々あって不便は感じるが特に不満ではない。
どれも、定常的におきる現象じゃないし、おいおい流石ジャガーだなぁ!(褒めていない)って、笑って許せるレベルの話だしね。
部品の劣化がどれくらい抑制されてるか?がちょっと気になるところではあるけれど。。。まあそれは追々わかるでしょう。

ぶっちゃけ、そういう細かい事が気になる性格ならニッチ商品は買わないで、トヨタ系に乗ったほうが幸せになれると思う。
旧LSの最終モデルなんて、国産の大型セダンとして、また、最近のトヨタ系としても、比較的クリーンなデザインで小綺麗にまとまっているし、謎のトゲトゲがついてたり成金っぽい内装の新型より、堂々とした正道の大人って感じで、逆によいとおもうので、如何かしら?

運転していて楽しくもなんともない上に内装の質感がいいってなんだろう…?とちょっと思わなくもない所はあるし、ちょっとだけ酔いやすかったけど…殆どのクルマでリアに乗ったら必ず酔うボクほど三半規管が弱いひともなかなかいないと思うから、旧LSくらいならリアに人を乗せてもまず文句は言われないハズ。

ということでなんの話かわからなくなってきたのでこの辺でまとめると、動的質感にはあまり不満はなく、一先ず使ってみても直ぐに降りる気にはならなくてよかったかな。
Posted at 2019/02/28 15:27:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | jaguar | クルマ
2019年02月27日 イイね!

P250と25tの違い

P250と25tの違いXFを買う前、インジニウムガソリンのP250と、フォードエコブーストの25tの違い、結構気になっていた。

というのも、うちの子を手に入れた時は、2017年モデルの新古車やインジニウム切り替えによる在庫車放出などあって、両方のモデルが市場に流通しているときで、どっちのほうがええのかなぁ?と悩んで、P250は試乗に行った経緯がある。
新車しかターゲットにない方にはあまり関係ないのだけれど、安く新古車をゲットしよう!とか、高年式の中古ってどうよ?っていう層にはこの違いってどれくらい差があるの?ということが気になるじゃないかとおもって記事を書いてみる。

前提として、ひとまず、今のグレードにはP200とD180とかあるけれど、そのあたりは置いておく。
P200は、ちょっと車格から考えるとアンダーパワーというか、523i相当のエントリーモデルだと思ってもらえばいいと思う。ボクは買う当初は「必要十分」だと思っていても「馬力たんねぇな!」っておもう性質だから、候補にすら上がっていないけれど。
また、D180は、エンジンだけかけさせてもらったけれど、まあよくある2Lディーゼルのスペック+αの割に、”比較的”静かだと感じたので経済性を考えるとコレ一択なのかも。
ただ、ボクとしては、やっぱりディーゼルの振動感が優雅な見た目のセダンやワゴンには合わないなぁと感じてしまうし、これまでの経験上、普通にのっていたら明らかにディーゼルのほうがよく走るんだけれど、速度が乗ってきたときの息切れ感がもどかしいし、ドラマ性を感じないのがどうも感覚に合わないので真面目に検討はしていない。
中古市場をみてみると、なぜかディーゼルモデルはかなり急激に値段が下がっているので、ディーゼル好きの方は色々選べてよいかも。

で、新エンジンのP250の印象としては、きわめて「優等生」なエンジンであるということ。
最近のダウンサイジングターボ的…といえばその通りで、ターボラグも感じさせず、淡々と回って、すーーっと速度が伸びていく。
どこからでも過不足なくパワーが盛り上がっていくので、兎に角落ち着いて走り易く、何故か車両感覚がつかみやすいXFの特性と相まってすぐに体に馴染むグレードだなぁと感じた。
また、振動の粗さみたいなものもあまりないし、回転感が生ぬるいというかロングストローク感がある気もするが、あまりエンジンを意識させない駆動系なので、正直、プラシーボ効果のほうが大きいかもしれない。
一般的な評価基準では洗練されているともとれるし、クルマバカ的には面白味がない、とも取れるエンジンといった印象だった。

ボクはどっちかというとクルマバカのほうなので、V6以上!と言いたいところだけれど予算の関係もあって、エコブーストの方が好きだったので、そちらを探して買いました。
実は、エコブーストの2LモデルはXJや旧XFで体験済みで、その若干荒っぽい性格と活発さが動物的、旧来のエンジン的で、ジャガーブランドが持つ「荒々しさ」の側面を体感できている”気分”になれて個人的には好ましく思っている。

”旧来の”と付けたが、このエンジン…中身は色々変わっていて英語版wikipediaなんかには「マツダと一緒にするな」と書いてあるけれど、まあおおざっぱに言えば、マツダのMZRエンジンをベースとしている。
MZRエンジンは、倒産しかけたマツダが、フォードに吸収された当時に開発を任されたエンジンで、開発期間を考えると基盤技術的には1900年代末〜2000年前後のものだと推定できる。
その後マツダ発のフォードグループの中核エンジンとして2002年に初代アテンザに搭載されたのが始まり…なので20年前、個人的にはダウンサイジングターボの先駆けと思っているDISIターボ化された当時から考えて15年前、エコブーストになってから約10年前から現役のエンジンということで、エンジン自体の”背”も高いし、”旧来の”感覚があるのは当然と言えば当然かもしれない。

当時のフォードグループはなんでもかんでも吸収して肥大化しており、その中で色々な車種に使えるエンジンを造れ!ってのもかなり無茶な注文だなぁ…とおもうわけで、出来上がったエンジンは、当時は特に尖っていたVTECや、まだ排気干渉が残っていたスバルのボクスター等と比べると、凡庸な性格にはなっていたと思う。
ただ、凡庸だからこそ、使いやすく、多くの車種に長い間活用されてきたわけだし、そのあと傾いたフォードが立て直しに使った「エコブースト」の基盤になったというのも面白い話だと思う。

どんどん脇道に話がそれるけれど、国産メーカーではマツダびいきのボクの色眼鏡で見てみると、このMZRエンジンと、同時期にマツダが開発したプラットフォームは、実は自動車業界の影の立役者のように見える。
当時の初代のアクセラにも使われたプラットフォームは、魔改造されてフォードC1プラットフォームという名前でざまざまな車種に使われてきたし、今もまだ人気のボルボV40も、素材の置き換えやアッパーボディの進化はあるけれど、このマツダ由来のプラットフォームを使っているし、エンジンはジャガーランドローパーだけではなく、ケータハム、ゼノス、モーガン等にも供給されてた(ハズ)わけで…マツダはなぜかブランド的に下に見られがちだけれども、技術屋視点・クルマ好き視点では色々面白い会社だと思う。

で…おおざっぱに言ってしまえば、そんな経緯のある枯れたエンジンにフォード由来の技術とターボをつけたのがエコブースト2.0なわけだけれど、基本骨格が古いが故に、今の高効率エンジンとは違ってショートストロークエンジンで、下の方のトルクが細くてシュンシュン回っていく。
VTECみたいにビーン!と小煩くまわっていく感じではなくて、若干の粘性と振動を感じさせながらシューーンと回る感じなんだけれど伝わります?
この辺はノンターボのMZRも同じような特性で、レスポンスよくふけあがって、中域でトルクが厚くなる実用エンジンだったので、その特性を残しているともいえる。
MZRとの違いは、ココに「デカイ車でも動かせる」ターボが付いたことで中〜高回転でのトルクがさらに増えて、所謂どっかんターボっぽさがあるのがエコブーストの特色だおともう。

それに加えて、振動も大きめで4気筒らしい鼓動感があるし、回っていった音も金属質というか雑味があって上品ではないのだけれど、それらが噛み合って、有機的な乗り物に乗っている感覚がして好ましい。

インジニウムより遅いし燃費も悪いのだけれど、ドラマ性があるというか、エンジンがブン回って過給されていく感じがわくわくするし、体感的な”速さ感”ではエコーブースト方が上なのが人間って面白いなぁ…と思う。


そりゃあNA-多気筒エンジンのほうがドラマチックで良いのだけれど、趣味に合って、サラリーマンが買える多気筒NAなんて、近年なかなかないし、V6物件などは、殆どターボ化されていて、エンジンルームギチギチすぎで、熱害で長持ちしない感じがヒシヒシと伝わってくるから、新車保証付きでも選びにくいし…。
じゃあV6-スーパーチャジャ物件があるじゃない?という事にはなるんだけど…やっぱり熱害が気になるのと、確かに魅力的な選択肢ではあるんだけど…ちょっと高い。
ふつうに買えない訳じゃないし認定中古ならお買い得感が高いのだけれど、サラリーマン的にはクルマエンゲル係数が高まりすぎで、嫁さんの単車買ったりとか、普段の紅茶や珈琲にコストかけられなかったり、他の趣味に回せるお金が無くなっちゃうよなー、現金一括で買うと貯金が底をつくなーとか、住宅ローンはもう少し早期圧縮しておきたいなぁ…というみみっちい悩みの末、ボクは25tに落ち着いたわけです。

ということで、まとめると以下のようになる。
・いまどきの優等生的ダウンサイジングターボエンジン車が欲しいならP250がいいと思う
・普段乗りのドライバビリティと経済性を重視するならD180でもいいんでない?良く知らないけれど(NVH問題は除く)
・ちょっと昔っぽいショートストロークエンジンでもOK、むしろ保証付きでフォードエンジンが乗れるとか最高やん!っていう人なら25tの認定
・お金に余裕があってブイブイ言わせるならV6モデル、本当ならこっちが欲しい
・P200は良くシラネ
・VTECはあまり好みじゃない
・スペックだけじゃ良さは分からない、人間って面白いね
Posted at 2019/02/27 13:13:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | jaguar | クルマ
2019年02月26日 イイね!

25tってどんなクルマ?

25tってどんなクルマ?趣味と実益を兼ねて比較的いろんな車に触らせてもらっているわけだけれども、所有したわけじゃないので経験としては浅いが、色々つまみ食いした体験を加味して、XFの際立つ美点なんだろう?と考える。

見た目の麗しさや、乗り心地の良さ、ハンドリングの良さ…など色々思い浮かぶが、うーん。。。結構、凡庸というか、どれも究極的に尖っているわけでもないので難しいのだけれど、何か一つを挙げるとするならば…それは、フィーリングの良さだと思う。

えーなにそれ、普通やん?って思うでしょ?でもフィーリングが漠として良い車というのは中々ない。
操作したら操作した分だけ車が動くという非常に基本的だが、それが技術的に出来ない、もしくは「商品性」という名のもとに一貫して出来ていない車ばかりの中で、ひとつの操作・シーンだけでなくて、漠然とした「運転」全体の領域で、操作系の重さ、及び、車の動き始めの時系列的な変化の”感覚”に違和感がないように造られている、
きわめて主観的な操作⇒動きのループの中で感じる”感覚”が、上手く3次元、4次元マップ的な繋がりを持って作られていてる所が美点だと思う。

もう少し感覚的に表現すると、大きい車なのに気が付くと、意識から「車の存在」が消えている事がある。
○○しようという漠然とした思いだけで勝手に手足が動いてしまい、そもそも○○しようという思いが、具体的な行動・意図として明確に意識に上らないまま過ぎ去っていく。
そしてふと気が付いたときに、じんわりと良さが感じられる…といったような感覚がある。
語彙力が無くて、この感覚がなかなか表現できないのだけれども…。
ボンヤリとした視界のなかで見るとなく見る、木を見ず森を見ているのに木の事が知らぬ間に分かる、そんな感じがある。

マツダの開発陣がNDロードスターの表現で「車が消える事がある」といった旨の発言をしたのを覚えているけれど、
感覚的にはそれに近いとは思う。ただ、NDは街乗りではちょっと全体がワナナワしているというか、ある領域に入った時には「消える」かもしれないけれど、NDと全部一緒と言っているわけではないので誤解なきよう。

他に比較するならば、ポルシェ…といっても997型、新旧ボクスターくらいしか運転してない…なんかは、確かに一貫した”重さ”を感じるんだけど、強く「こうしたい」という意識を持つことで、濃密なフィードバックと正確な動きによって微妙なコントロールが可能で、その成果をしっかりと感じられる…という感覚があるし、BMWもボルシェほど鮮明じゃないけど、ものすごくおおざっぱには同じ方向というか、
やっぱり意図を明確に持って走らせないといけない感じがする。

両者とも低速〜中高速への切り替えが如実で、クルマ側から「テキトーじゃなくてもっとちゃんと走れ」「もっとこうしろ」と言われているような感覚がある。
まあ最近のBMWの、特に小さい方のPFを使った車両は、揺れがラバーっぽい感じが強い気もするし、その正確且つ快適な感覚も薄まって来た感じがあって、適当に動かしても結果的に上手く走れて腹が立つというか、フィーリング的にはあまり好ましい感じがしないのに上手く走れてしまう「感じ」がするのが、なんだか解せんのだけれども…。e46なんかはもっと重々しくてスポーツしててフレッシュなインフォメーションがあったよなぁーみたいな。ただ、5シリ以上はもっと全体的に落ち着いていて、インフォメーションの適当さがよく合ってるなあーとは思うけれど。(f10までしかさわってないけどきっとGのほうも良いはず。)

話が脱線してきたので本題に戻すと…基本的にはフォーカスされたレンジがあって、そこに近づくにつれピントが合っていくのは両者の感覚としてはある。
そのフォーカスされたレンジに入ると水を得た魚のごとく車が動くし、視界が晴れたような素晴らしい感覚をもたらしてくれるので、ファンが多いのも納得は出来る。
ドライビングプレジャ…文字通り「歓び」を追求するならば、ポルシェ一択だとは思う。

一方、そういった運転全体から感じられるフィールが自然であっさりとした味つけで、ドライバーが気を使わないで済む、透明なフィーリングの領域が広いところがジャガーの美点だと思う。
逆説的に、最初にも述べたけれど、25tは、普段使い+αの領域なら何でも上手くこなせるが、尖った部分はあまりない、ともいえる。Eセグメントセダンなのに走らせて確かに楽しいけれど、どちらかというとジンワリとした良さが伝わってくるタイプ。
また、25tは「もっと飛ばせ!」とクルマ側から言ってこないから、ボーッとしていると、気分に引きずられて、ゆったりとした運転になりがちだったり、逆に、飛ばす時も「ガッチリ踏ん張ってるからいくらでもいけ!」という信頼感があるアウトバーン勢とは違って、「上手く出来る下地は作ったから、あとは上手くやってくれ」というような…ある程度の許容があるというか、ウエットでかっ飛ばしてると若干軽薄なフィールが帰ってきて、あ、タイヤグリップが落ちてるなぁ…ダイナミックモードで行くと滑る気がするなぁ…みたいな感覚がある。

まあうちの子はたかだか240馬力しかないし、軽くてフロントヘビーのXKとも違うし、WBも長いから、実際はぶっ飛んだりはしないんだろうけれど、自由度が高そうな感覚を受ける。
このへんはもう少し走って確かめてみようと思うけれど。

どんな運転シーンでも苦労せずタスクをこなすことが出来、どんな運転シーンでもそこそこに楽しい、合算してみると、いい車じゃないか…と感じるスルメ系車種。上品で旨味が強い料理なんけど押しが弱くて、焼き鳥バンバン焼いてるそばでは普通の人は焼き鳥かっちゃうよね、みたいな。


ということでXF prestige 25tの事をまとめると…。
美しい見た目と、必要十分な速さと、ラグジュアリーさと、スポーティーさ、を兼ね備えている万能な優等生、もしくは器用貧乏で八方美人の車という事になる。
刺激が欲しい方はSやもっと上のグレードをどうぞ、ってことだと理解すれば、合理的なグレードだなぁ…とおもう。

Posted at 2019/02/26 05:51:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | jaguar | クルマ
2019年02月25日 イイね!

生活に潤いを与える実用ハッチバック

ふつうに使える実用ハッチバックを作りました!あ、でもクソ真面目なクルマにはしないよー!というちょっと外してくるのがプジョーらしい。
昔ほどパッケージングで冒険してないので、定番から外れたCセグほしいな、ってくらいのライトニーズでも、選んで後悔はしないと思う。最近はシエロはカタログ落ちしてした反面、新車でも300万円半ばくらいで良いグレードが買えるから実はかなりお買い得な車種だと思う。
Posted at 2019/02/25 07:24:04 | コメント(0) | クルマレビュー | クルマレビュー
2019年02月24日 イイね!

現代的なジャガーの解釈

モダンなブリティッシュサールーン。
スペックや精密な作りに比重が置かれたプレミアムなものづくり・売り方を取り入れつつも、どちらかと言えば、味わいの良さ重視した作り込みに共感できるか?で評価が替わるクルマだと思う。
Posted at 2019/02/24 16:20:01 | コメント(0) | クルマレビュー | クルマレビュー

プロフィール

Erozettaです。クルマオタのラノベオタのおっさんです。国産車ならマツダ、外車ならジャガー贔屓です。よろしくお願いします。
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