千葉県富津市の観光施設「マザー牧場」で約2万5000株のペチュニア「桃色吐息」がピンク色の花を一面に咲かせている。今年は長雨が続いた影響で生育に遅れがみられたが、8月中旬から開花のピークを迎えた。9月中旬まで楽しめるという。 ペチュニアは南米原産でナス科の植物。千葉大学と園芸家の杉井明美さんが共同で品種改良し、濃いピンク色が特徴の「桃色吐息」が生まれた。 広報の石井愛海さんは「鮮やかな桃色を見て思わず息が漏れるような花を作りたいという思いから誕生したと聞いている。花のじゅうたんを楽しんでほしい」と話した。