![HAZET ツールトロリー 166 TS HAZET ツールトロリー 166 TS](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/139/317/46139317/p1m.jpg?ct=396fccd59295)
マイブームのHAZETツールトロリー。 で、遂に買ってしまった訳です。
購入先はドイツのHAZET修理専門店。 旧ロゴモデルなんかも扱ってますが、予算や送料を考慮してレストアベースの166 TSにしました。これは旧ロゴでは無いものの、既に絶版のモデルです。 トップの写真はおそらく当時のパンフレットかと思われます。
届いた時の写真。なかなか年期が入ってます。
バラしてコツコツ治していきます。
ホイールのベアリングに固着した古いグリスなどを清掃していると、
何とタイヤはcontinental。このロゴ嬉しい発見です。レストアしなかったら気付かなかったかも。
全部バラして各段の塗装を剥離してさびを落として、塗装したところ。 TSモデルはトップがグレーなので色分け。
チェーンは切れたものを継いであったので、ホームセンターで新調しました。(45cm、備忘録として)
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/061/787/233/bf93c1b4bc.jpg?ct=20e35435cc29)
下地のマットはアストロで売っている1.8mm厚の物を切って作成。
組立は簡単そうに見えて以外にも穴があったり無かったり、右と左で穴位置が違ったりと正しい組み方が分からないながらも、とりあえず完成。
最下部のカートにある謎の穴と片側のみポールの同じ位置に穴があったので合わせておきましたが、はて何だろう? と調べていると
当時の別の資料にこんな写真がありました。
何とイスが取り付けられるように出来ているのです。
よく見ると、当時のHAZETのデリバンにもTSモデルが描かれていて、しかもイスも装着されてました。(黄色い所) あれだけ色々作っていたのに気づきませんでした。
こういう'50年代のVWのオプションパーツの様な痒い所に手が届く配慮、素敵です。
他にもポールに電気スタンドが取り付けれたり配慮されています。
これは欲しい!ということで、自分で作ることに。設計図を描いて取り掛かります。
うちには糸鋸が無いので、台座は半円でなく三角にします。どの面でも収納できるし。
クッションとビニールレザーのシートはいつかキャンパーのジャンプシートを作ろうと買っておいた物を使用します。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/061/785/468/e2ec86ed0f.jpg?ct=eab6787bf81b)
部材を揃えて組んでいきます。シートはWESTFALIAのジャンプシートの様なフカフカ感が欲しいので、そうするにはスポンジ何枚重ねが良いのかついでに実験します。ジャンプシート作成前のシートの縫製とか良い練習台になりそうです。
ここでポールの受けとなる金具の形状に問題があり、脚がぐらつく事態に。
脚を差す部分が真っ直ぐに出来ていないよう。パイプの径も金具も同じ径ですが、寸法バラつきはマスキングテープで調整できるも、金具奥の方はだんだん広がっていくので、出口を支点に中で動くのが原因。
仕方ないので金具の内側を金属パテで埋める作戦で行きます。
とりあえず完成。WESTFALIAのジャンプシート並みのフカフカ感が出ました。
取付も干渉なく問題なしです。
ツールトロリーを売ってくれた方に完成の報告をしました。
ついでにこのモデルをベースにプラモデルを製作し、その完成も写真と一緒に報告。
すると、それは私の車です。 と驚きの報告が!
当時のデリバンを再現した車の存在は知ってましたが、まさかご本人の登場とは!
まさかプラモデルを通してこんな出会いがあるなんて感動です。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/061/787/235/d3c697deb5.jpg?ct=0133b3eeeade)
彼の工場だそうです。こんなカッコいい車のあるところで働ける従業員は幸せだろうなーと。
直近のメールではTSモデルのNOSが入荷したそうな。 VWのパーツの世界と変わりませんね。
ますますHAZETにハマりそうな次第です。
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Posted at
2022/05/28 18:32:17