マニュアルエアコンパネルの外し方&LED化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
エアコンパネルの外し方は2通りあります(・∀・)
エアコンダイヤルから伸びるワイヤーを外してエアコンユニットごと後ろから外す方法と、ダイヤルを抜いてパネルの表面のみを外す方法です。
どちらの方法でもバルブを交換すればLED化する事が出来ます。
前者の方法はバルブ交換は出来ますが、周りのパネルも外してワイヤーを外す手間はかかります。
ただ、パネルを傷付ける可能性が低いのでバルブだけLEDにしたい方はこの方法を選択した方が良いですね。
後者の方法はバルブ交換だけでは発光にムラが出る為、パネル全体を均一に光らせたい場合に選択します。
写真にあるエアコンパネルの状態にするには、後者の選択しかありません。
ただ…シフトパネルを外す時にも言いましたが、パネルに傷が付く可能性が前者に比べて非常に高いので、ダイヤルを抜く際に気合と根性、覚悟と勇気が必要です(なんか増えてる)
どちらの方法でも結局シフトパネルとエアコンパネルは外さなければいけないので、外し方が分からない方は参考にしてください。
今回は後者のダイヤルを抜いてパネルを外す方法をメインにしています。
2
まず用意する物はダイヤルを引き抜く為に必要な工具です(・∀・)
私はプライヤーを使いましたが、ペンチやプライヤーには滑り止めとして先端が波打ち形状になっています。
このまま使用するとダイヤルを傷付けてしまいますので、ウエスや緩衝材などを利用してダイヤルを保護してください。
私は64の時にもエアコンパネルを外していますが、その際にタオルを使って見事にタオルに穴が空いた苦い経験があります(笑)
その経験も踏まえて、今回は百均の戸当り防音テープ(俗に言う隙間テープ)を使用しました(・∀・)
デッドニングや風切り音防止の簡易施工によく利用されるアレです(笑)
百均の隙間テープには厚さが5mmと8mmの物があり、5mmは硬めのスポンジ8mmは柔らかめのスポンジとなっています。
私は5mmをチョイスし、適当な長さでカット。
プライヤーがダイヤルに当たる部分を保護するように巻き付けます。
裏側がシールになっているので、直接プライヤーに貼り付けても問題ありません( ´∀`)
工具の準備が整ったら、ダイヤルを引き抜きます。
先ずは風向と温度調整ダイヤルですが、写真のようにツマミの中心を挟んで真っ直ぐ引き抜くだけ( ´∀`)
言うのは簡単ですが、かなり力を入れないと外れません。
正直な話、ダイヤルを引き抜こうとしたら先にパネル全体が外れてしまったくらい固いです(笑)
プライヤーを使用する場合は、幅を広げた大径切り替えに出来る物を使うとダイヤルを痛めにくいです(・∀・)
片方が引き抜けたら、もう片方を引き抜きますが隙間テープは新しいものに替えた方が良いです。
かなりの力を加えますので、硬めのスポンジと言えど相当潰れて裂けやすくなっています。
そのまま使用すると、ダイヤルに凹みや傷が付きかねません(´・ω・`)
3
写真では付いたままになってますが、ツマミダイヤルが外れたら風量調整ダイヤルを外します(・∀・)
私はコッチのダイヤルに苦戦しました…。
ツマミダイヤルと同じように引き抜こうとすると、丸みのあるダイヤルに上手く力が加わらず滑ってしまうんです( ´Д`)
なので写真のように横からアプローチしました。
ツマミダイヤルを抜く際に使用した隙間テープ2本を再利用して、グリグリと抉るように手前に引き抜きます。
ダイヤルは0か4に固定して動きにくくしておいた方が抜きやすかったですね。
抉る際にラベルを傷付けないように注意してください。
…とは言ってもネタバレになりますが、ラベルは交換するのでダイヤルやパネルに傷が付かなければ大丈夫です(笑)
再利用した隙間テープを見れば分かるとは思いますが、ダイヤルを挟んだ部分はかなり潰れて穴が空きかけてます(ノД`)
それだけ力を加えて外してます。
4
ダイヤルが何とか外れたら、最後に外気導入ツマミを外します(・∀・)
コレはステーに被さっているだけなので、取るのは比較的簡単です。
傷防止に隙間テープをパネル側に挟んで、マイナスドライバーでテコの力を加えてやればポロンと外れます。
ダイヤルに苦戦していたのが嘘のようにアッサリ取れるので拍子抜けするくらいです(笑)
5
ダイヤルとツマミが全て取れた状態がコチラ(・∀・)
作業の大半はこの状態にするまでが大変です。
昼間に作業したのですが5月にしては異常なほど暑く、力作業も相まって汗だくになりました。
明るいうちの方が撮影しやすいと思い、休憩時間とはいえ仕事中にやるもんじゃなかったです(¯―¯٥)
愚痴を言っても仕方ありません、作業を続けましょう(笑)
シフトパネル同様に下から持ち上げると、パネル全体が浮きます。
パネルの四隅にクリップと爪があり、左側はクリップ右側が爪になっています。
車体に引っ掛かっている爪を浮かせるように右へ力を加えるか、爪の手前にある出っ張りを押してあげると引っ掛かりが弱まるので、パネルを手前に引っ張ればエアコンユニットが車体から離れます。
裏にダイヤルに連結しているワイヤーがあるので、完全に引き抜けるワケではありません。
1〜2cmほど車体から離れた状態で次の作業に移ります。
6
続けてパネルを外す作業です(・∀・)
分かりやすいように外したパネルの裏側から説明します。
黄色い丸で印を付けましたが、エアコンユニットには4箇所の爪で固定されています。
1番上の爪は引っ掛かっているだけなので、左の爪2箇所と右下の爪を浮かせ、最後に上の爪を持ち上げて外せばパネルが外れます。
見える部分ではありませんが、力任せに外そうとすると爪を折ってしまいやすいので注意してください。
マイナスドライバーなどで爪を軽く浮かせて、左側はヒーターボタン右側はクーラーボタンを押しながらユニットから外すと作業がしやすいと思います。
7
少々写真がブレていますが、パネルを外すとこのような状態になります(・∀・)
バルブは中心にあるT5のみです。
脇にあるプラスのネジを外すと透明のアクリルが外れますので、バルブを抜いてLEDバルブと交換してください。
例によってLEDバルブには極性がありますので、スモールを付けて点灯しなければバルブの向きを変えてください。
向きを変えても点灯しなければ…差し込み不足です(笑)
8
バルブを交換したら、逆の手順で元に戻していきます(・∀・)
通常であればこれで作業は完了なのですが、写真を見て分かる通り中心のT5バルブだけでは発光にムラがあるのと…パネルの色が黄色い(笑)
パネルの裏側の写真からも分かると思いますが、エブリィのエアコンラベルの裏には塗料が塗ってあり、せっかく苦労してバルブを交換してもシフトパネルのように白くならないんです(ノД`)
発光ムラはLEDバルブの代わりにLEDテープを使用して解消します。
ラベルについては同じ症状を改善された先輩の知恵を拝借し、アルト(HA36S)またはアルトバン(HA36V)のエアコンパネルのラベルを使用します。
アルトのエアコンラベルは白1色なんですが、裏に余計な塗料は塗っておらずバルブさえ交換すれば白色化出来るんです( ´∀`)
ラベルの形状が若干違うのでカット処理が必要なのと、光る部分も多少異なる為パネル側を削って調整する事でエブリィでもパネルの白色化が可能です。
発光ムラの解消とラベル交換は、掲載容量の関係で新しい整備手帳に載せる予定です( ´∀`)
以上、エアコンパネルの外し方とLED化でした。
(・∀・)ノシ
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( エアコンパネル の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク