サスペンション交換(リア編)

オークションで落札したTANABEのダウンサス付ショックへの交換(・∀・)

フィットのリアサスペンションはトーションビーム式になっており、サスとアブソーバーが別々になっています。

落札した方のリアアブソーバーは片側に抜けがあったので、元々付いているアブソーバーに抜けが無ければ今回はサスのみの交換。

アブソーバーは抜けが無いかの確認のみです。

外さなくてもチェックは出来ますが、今後ショックを換える事があるかもしれません。

備忘録がてらショックも取り外しました(笑)

ショックの抜けが無いかのチェック方法ですが、至って簡単です(・∀・)

アブソーバーを縮めて、ゆっくり元の長さまで戻って来るかどうか(笑)

ガス抜けがある場合、右下の写真のように縮んだまま戻りません( ´Д｀)

梱包されてビニール袋に包まれていますが、こちらはそのまま廃棄行きです(笑)

まず初めに車体をジャッキアップしてウマをかけます。

センターでジャッキアップしてウマをかけても良いですし、左右のジャッキアップポイントにウマをかけられれば手段は問いません(笑)

ウマがかかったらタイヤを外し、ジャッキを写真のように軽くかけて遊びが出ないようにします(・∀・)

アブソーバーの下で支えても良かったのですが、微妙に出っ張っている部分がそのままだと曲がる恐れがあったので、サス下に変更しました。

パンダジャッキの幅が少し広かったんです( ´Д｀)

木片やゴムなどで隙間を埋められればアブソーバーの下でも良かったんですが、適当なモノが無かったので(笑)

本来ならトーションビーム式の足回りなので、左右両方をジャッキで支えるのがベストですが、ジャッキが1つしか無くエブリィのジャッキを持ってくるのも面倒だったので片側ずつ作業をしました(笑)

ジャッキを挟んだらショックの下側に止まっている14mmボルトを緩めます(・∀・)

完全には抜かず、貫通しているボルトの頭が見えなくなるくらいでストップです。

トランクルームの黄色い丸の所にあるカバーを外すと、サスのマウント部分が見えるので14mmのメガネなどで緩めていきます。

フロント同様にこちらも緩み止めになっているので、5mmのヘキサゴンレンチで押さえながらナットを緩めます(・∀・)

フロントは六角レンチ無しでも簡単に緩みましたが、リアは非常に固かったです。

なかなか緩まなかったので、六角レンチにメガネをかけてテコ入れしながら強引に外しました(笑)

ナット類を緩める際にCRC(KURE 5-56)などを使用する方も多いと思いますが、緩めたナットやボルトはしっかりとクリーニングしてください。

緩みやすくなった分、そのまま組むと逆に締めた所が振動などで緩む可能性があります。

既にショックとサスが外れている状態です(笑)

サスのマウントが外れたら、ジャッキを下ろして放置していたボルトを抜きます(・∀・)

ショックはフリーの状態になっているので、車体から手前に引けば外れます。

ショックを確認しましたが、左右ともに抜けはありませんでした( ´∀｀)

続いてサスペンションを外していくのですが、ショックを外すとサスが伸びて脇に付いているABSセンサーの配線も一緒に伸びてしまいます。

ボルトを緩めて写真のように外してしまうのがベストですが、伸ばし過ぎなければ手前のゴムマウントを外すだけでも作業は出来ました(笑)

安全性を取るか、作業効率を取るかはご自身の判断で行ってください。

センサーが切れずにサスが外せれば良いのです( ´∀｀)←

私はローダウン用の低いウマを使用していた為、トーションビームの下がりが弱くサスを外す方が大変でした(笑)

裏から撮影すれば分かりやすかったんですが…撮り忘れました( ´Д｀)

サスの下側のマウントラバーには黄色い丸の辺りに位置ズレ防止用の飛び出たブッシュがあり、純正サスを抜く際には注意をしないと千切れてしまいます。

私は左右ともに切れてしまったので、ダウンサス側に付いていたマウントラバーを外して先に付けました(笑)

ラバーを車体に付けた後で、サス上部を車体に差し込み、手でサスを回しながらマウントさせて完成( ´∀｀)

最後にチェックしてもらいたいのがサスの巻き終わり部分。

写真のように車体の進行方向が上とした時に、サスの巻き終わりが3時の方向を向いている事(・∀・)

これをチェックしないと、最悪の場合負荷のかかったサスが外れてしまう可能性があります。

マウントラバーには巻き終わりのストッパーがあるので、そのストッパーの位置が写真の位置と合うように予めラバーを先に付けるとチェックをせずに済みます(笑)

サスを巻き入れる時に、しっかりとストッパーの位置まで入っているかのチェックは必要なんですけどね( ´∀｀)←

サスの取り付けが終わったらアッパーマウントを仮止めし、外した時の逆手順でジャッキアップしてショックを取り付けていきます(・∀・)

ショック下部のボルトを仮止めしたらジャッキを下ろし、ウマが掛かっているだけの状態でショックのボルトとサスのアッパーマウントを本締めします。

最後にABSセンサーのボルト、もしくはゴムマウントを戻して完成( ´∀｀)

車体をジャッキアップし、タイヤを取り付けます。

仮止めしたらウマを外してジャッキを下ろし、本締めして終了(・∀・)

ジャッキが下りていくと同時に、ゆっくり沈んでいく車体。

拳が入るほどあったタイヤとの隙間が一気に縮まると、高揚感が溢れ出て来ました(笑)

ベタベタに落とした車高ではなく、程良いローダウンで見た目も良いです(*ﾟ∀ﾟ)

スペーサーも挟んでいないので、フェンダーとの干渉も問題無し。

リアの落ち具合の方がフロントよりも大きく、中古サスなので若干ヘタりがあるのかもしれませんね(笑)

作業時間としてはアッパーマウントに手間取ったので1時間ちょっと掛かりました( ´Д｀)

作業時間のカテゴリ…1時間と3時間との間が1番多いと思うんですが(笑)

以上、サスペンション交換リア編でした。

(・∀・)ﾉｼ