ドライブシャフトブーツ交換

運転席側のドライブシャフトブーツが破れていたので交換します。
外注でドラシャ引っこ抜いて交換したほうがハブナックルとの固着も防げるのでしょうが近日クラッチ交換でバラされる予定なので分割式のブーツにて対応します。

108523km

破れたブーツを切除します。
金属バンドはニッパーで切断し、ブーツはカッターで切り開きました。

ウエスで綺麗に古いグリスを拭き取ります。

新しいブーツを被せ、分割部の溝に専用の接着剤を流し込みます。
他車種は分かりませんが、うちの車はスーパーストラットの御御足が邪魔で作業しづらく事前の取り付けのシミュレーション必須です。
接着剤を流し込んだらパチパチと接合部を嵌めていくのですが初めてだと作業スペースも狭いので難しいかもですよー。

嵌め合わせたら接合部を付属のカイロで温めます。
市販品と比べかなり高温になるので注意。
説明書では8分の加熱を要するとのことでした。

加熱が完了して接合部を軽く引っ張り接着できてるか確認したら車体側の小さいグロメットを取り付けます。

接合部と逆側に切り込みが位置するようにします。
グロメットが入りにくい場合はグロメットの外周に付属のグリスを塗るとすんなり入ります。

金属バンドで車体側グロメットを固定します。
バンドをテコの原理で締め上げるのですが、折り返し方向が車両前進時のタイヤの進行方向と逆になるようにします。
また、留め具が接合部とかぶらないようにしてください。
手を切る可能性がありますので十分注意してください。
折り返した先の耳のような留め具をマイナスドライバーでかしめてやればバンドの固定は完了です。

ボールジョイント部に付属のグリスを全量注入します。
満遍なく注入されるようにハンドルを全切りした状態でブレーキディスクを回しながら注入しました。

注入が完了したら車体側同様、大きい方のグロメットをブーツの接合部とグロメットの切り込みが逆になるよう取り付けます。
金属バンドの固定も折り返しが車両進行方向と逆になるようにします。
留め金を折ってバンドを固定したら作業完了です。
滞りなければ大体30分ほどで作業は終わると思います。