チェンジコントロールケースのオイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
何年も前から交換しようと思っていましたが他の作業より優先順位を低く見ていたためとうとう無交換で走行距離8万kmまで来てしまいました。【訂正】:5万kmでクラッチ、フライホイール交換時にNUTEC ZZ-31 (75W-85)に交換してましたので、3万km無交換でした。
ロードスターでは定番の作業ですが意外にエイトの整備手帳にUPしている方がいなかったので載せてみます。
作業対象は、後期型6速MT(P66M-D)になります。
2
センターコンソールパネルを外すために、矢印の隙間に小さめのマイナスドライバーを差し込んで樹脂部品のツメのロックを緩めて引き抜いていきます。
3
こんな風に抜けてきます。
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シフトノブを外したあと、アッパーパネルを取外します。クリップ6か7か所でとまっているので内装外しを隙間に差し込んで取外します。
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アッシュトレイのスクリュー2個を外してアッシュトレイを手前に引いて外します。
アッシュトレイ裏のコネクタを切り離して取外します。
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アウタインシュレーター(ブーツ)をナット4か所を外して取り外します。
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アウタインシュレーター(ブーツ)を外すとインナインシュレーター(ブーツ)が出てきます。
こちらは、コントロールケースに被せてあるだけなので、手でめくるように外せば取り外せます。
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インシュレーターの裏はこんなかんじです。
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シフトレバーはボルト3か所で固定されているので外していきます。
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ボルトを外したら、シフトレバーを引き抜きます。
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シフトレバーの、ここのブッシュは片側で0.05mmほど削れてました。
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こっちのブッシュは、削れてなさそうでした。
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チェンジコントロールケース内のここのオイルを
交換していきます。
中にオイルに浸ったシフトロッドが見えます(^^♪
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容量10㏄のスポイトでオイルを抜いていきます。
まずは真ん中から~
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次に隙間から前の方にスポイトを差し込んで抜いていきます。
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今度は後ろの方から~
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吸えなくなるまで繰り返します。
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140mlほど抜けました。
まあまあ汚れてます。
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新油を抜けたのと同量140ml入れていきます。
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整備書に記載の指定オイルは
純正ロングライフ・ギアオイル
API GL-4
SAE 75W-90
シフト・コントロール・ケースオイル量(参考値)
80‐230ml(後期型6MT)
ちなみに後期型5MTは、
290‐330ml です。
また、5MTには
「オイルがチェンジコントロールケース内のロッド上面付近まであることを確認する。」と記載がありましたが、なぜか6MTには記載なしです。??
ロッド上面までオイルがあるのでオイル量は問題なさそうです。
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同時にブッシュを新品に交換しました。
こちらは、カッターナイフで隙間を作って小さいマイナスドライバーでこじりながら外しました。
後期6MTはここのブッシュが2個あります。
1個だと勘違いして2個発注してなかったのですが同じ品番でロードスター用に1個発注してあったので無事交換できました。
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ここのブッシュはプライヤーでコキッっとひねって外しました。
傷をつけないように念のため養生しておきました。
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シフトレバーをクリーニングした後、新品ブッシュを組付けます。
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指定箇所にグリースを塗布します。
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あとは、もとに戻していきます。
整備書に指定トルクの記載がなかったのでNA6の指定トルクを参考に0.8-1.1kgcmの範囲で!
写真追加上限に達してしまいました。
完成写真はなしです!
8万km無交換だったからなのか、入れたオイルが良かったのか、両方なのかわかりませんが、効果がはっきりと出ました。【訂正】:3万km無交換の間違いです。
交換後すぐはシフトフィールにほとんど変化がなく効果なかったかと思っていましたが、50kmほど走行してから徐々なじんできたのか良くなってきて、100km走行後には今までにないスコスコってシフトフィールに変わり、ひとりでにやけています( ´∀` )
もっと早く交換するべきでした!
おしまい(^^♪
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